この講義では、トマトの健康への影響や日本の食文化との関係について探求します。トマトが日本の食文化にどのように適合するか、また異文化の食材が健康に与える影響について考察します。さらに、日本列島の形成と生態系の発展、縄文時代の食生活、東洋医学のアプローチについても触れています。
要点
- トマトが健康に与える影響
- 民族を超越した健康食の不存在
- 日本列島の形成と生態系の発展
- 縄文時代の食生活と気候変動
- 貝の栄養価とその重要性
- トマトの歴史と健康への影響
- 日本の伝統的な夏野菜とその効果
- 食事指導と東洋医学のアプローチ
章とトピック
トマトが健康に与える影響
トマトは体に悪いものではないが、日本のものでないため、特定の病気になりやすい可能性がある。
- 要点
- トマトは健康に悪くないが、日本の食文化に合わない可能性がある。
- 説明トマトが日本の食文化にどのように影響を与えるかについての詳細な説明はないが、異文化の食材が健康に与える影響についての考察がある。
民族を超越した健康食の不存在
どの民族にも共通する健康食は存在しないという考え方。
- 要点
- 各民族にはそれぞれの食文化があり、共通の健康食はない。
- 説明異なる民族の食文化が健康に与える影響についての考察がある。
日本列島の形成と生態系の発展
日本列島の形成から人間が住み着くまでの生態系の発展について。
- 要点
- 日本列島の形成
- 植物や動物の発展
- 人間の定住
- 説明日本列島がどのように形成され、どのように生態系が発展してきたかについての説明がある。
縄文時代の食生活と気候変動
縄文時代の人々は、氷河期が終わり温暖な気候に適応し、貝を主なタンパク源として利用していた。
- 要点
- 縄文時代は氷河期が終わり、温暖な気候が続く時代。
- 貝塚が多く見られ、貝が主要なタンパク源だった。
- 貝にはビタミンやミネラル、脂肪が豊富に含まれている。
トマトの歴史と健康への影響
トマトは南米原産で、観葉植物としてヨーロッパに持ち込まれ、後に食用として普及したが、体を冷やす性質があるため、特に女性の健康に影響を与える可能性がある。
- 要点
- トマトは南米原産で、観葉植物としてヨーロッパに持ち込まれた。
- トマトは体を冷やす性質があり、特に子宮を冷やす可能性がある。
- トマトの過剰摂取は生理痛や子宮疾患に関連する可能性がある。
日本の伝統的な夏野菜とその効果
日本の伝統的な夏野菜であるスイカやキュウリは、体温を下げる効果があり、暑い時期に適している。
- 要点
- スイカやキュウリは体温を下げる効果がある。
- 夏にこれらの野菜を食べることで、体が冷えやすくなる。
- トマトとは異なり、これらの野菜は日本に古くから存在している。
食事指導と東洋医学のアプローチ
食事指導においては、患者の食生活の歴史を重視し、東洋医学的な経験則に基づいてアドバイスを行う。
- 要点
- 食事指導では患者の食生活の歴史を重視する。
- 東洋医学では経験則に基づいて治療を行う。
- トマトの摂取を控えることで、生理痛が軽減する可能性がある。
本文
日本の病を治す吉野俊明です。今回はトマト好きな人がなりやすい病気というお話をしたいと思います。トマトで病気になるのという声が聞こえてきそうですね。トマトはもちろん体には悪いものではありません。ただし日本のものでないことも事実ですね。私がいつもお話をしていますけれども、民族を超越して存在する健康食はないという話はしていますね。
それは例えば日本であれば、まず地球ができました。そして日本列島ができました。そして日本列島に苔などの植物あるいは木や草が生えてきて、そして陸上に動物が上がってきて、その植物を食べる草食動物がいて、小食動物を食べる肉食動物がいて、だんだん発展していって、そして最後の方になると人間が現れて日本に住み着いたというわけですよね。
ですから、その場所の土地の食べ物とか、それから水ですとか、もっと言うとその微生物ね、こういうものも体に取り入れて、そこで適応している人間も含めて生物だけがそこに生き残っているわけです。もちろん気候の変動があったり、地殻変動があったりするわけですけども、少なくとも今の我々氷河期が終わって、で、暖かくなって、
縄文時代になる。最初の頃は縄文改新と言いまして、氷河期の水が溶けて、水面が高くなるので、我々が考えている以上に、我々は高いところになるんですね、今で言うとね。結構埼玉県の奥の方まで出てくるんですけども、そこに貝塚がたくさんあるんですよ。今で言ったら海岸までね、100キロはないですけど、70キロとか80キロぐらいの場所でも貝がたくさんいるのは、そこに貝を運んでったんじゃなくて、海がもっと奥まで入り込んでたわけです。
私が今ここに銀座にいますけど、ここは完全に海でした。ですから千葉県もですね、あそこはもう、今千葉県って半島みたいになってますけど、あそこは島だったんですね。霞ヶ浦のあたりも完全に海だったので、そういう縄文改新というのがあるので、そこに住んでいたと。だんだん日本列島は上に上がってくるんですよ。わかります?これは水が注ぐと、
ですから、貝を食べるということは、魚を食べることと肉を食べることと同じなんですね。しかも、貝は基本は拾ってくるだけです。今、本当に海岸が少なくなって、都会は全部埋め立てて工場になっていて、地方はみんな埋め立てて原子力発電所になっているというような状況で、アサリの生産量というのはピーク時の10分の1ぐらいしかないんですね。中国産のものがものすごく増えているんですけどね。
日本に伝統的にある夏野菜って何ですかって言ったら、スイカですね。スイカそのものも外来のものなんですけども、日本では品種改良したスイカを食べている。で、割と江戸時代の頃にはもうあったわけですけども、スイカを食べている、あるいはキュウリを食べているとかね、ウリなんかもそうですけどね、これ沖縄のものになりますけど、ゴーヤーチャンプルもゴーヤーなんかもそうですけど、これらの特徴は体温を下げるんですね。ですから暑い時に食べると体が冷やしてくれるので楽になる。特に内臓の温度を下げるので体が冷えるわけですね。
だから夏にキュウリ食べる、素晴らしい。スイカを食べるのもとってもいいこと。沖縄の人たちがゴーヤーを食べるのも暑いところですから体温を冷やすということでとてもいいことです。なので冬にキュウリやスイカは普通は食べませんが、今はハウス栽培しているので、夏だけじゃなくて冬とかでも食べられますよね。キュウリなんて一年中売ってますからね。ところがですね、このトマトになります。このトマトがあるとちょっと話が違うんですね。
トマトなんですけども、トマトは,どこに原産かというとですね、これはもともとは南アメリカ、今でいうペルーとかエクアドルとか、こういうところが原産です。野生のトマトは、もうすでにその現地の原住民の人たちが数千年前に栽培していたというふうに言われています。そしてトマトが普通に食用として栽培されて、これがヨーロッパに行ったというのは実は非常に最近のことで、
このスペインのいわゆる大航海時代の探検家たちがアメリカ大陸を訪れたときにトマトを見つけて持って帰るんですね。最初はトマトはですね、これは観葉植物だったそうです。食べるのではなくて。見た目綺麗ですからね。小っちゃかったんですよね。これはトマトというのはナス科の植物なんですけども、これは一部毒性があることから、トマトも毒があるんじゃないかということで観葉植物として、
が、18世紀から19世紀くらいにかけて、イタリアでこれがトマト料理というのが発明されるんですね。だからイタリアの料理はトマトが多いですよね。これがトマトソースやピザとかパスタとか使われるようになったと。これでトマトというのは世界中に広まり、栄養価が高くて体にいいんだと。特にビタミンCとかリコピンが豊富だということで、ものすごく世界中に普及するわけですね。
日本でもこのリコピンというのは抗酸化作用があるので抗がん作用があって、体にいいと。ビタミンCが入っていると。みずみずしいと。見た目もきれいだということで、女性がものすごく好きなんですね、トマトが。それはそれでいいことなんですが、先ほど言ったように何が問題かというと、トマトが一年中手に入れられる状態になっているということ。トマト好きの女性が落ち入りやすい病気というのがあって、これがズバリ子宮疾患なんですね。
日本でもこのリコピンというのは抗酸化作用があるので抗がん作用があって、体にいいと。ビタミンCが入っていると。みずみずしいと。見た目もきれいだということで、女性がものすごく好きなんですね、トマトが。それはそれでいいことなんですが、先ほど言ったように何が問題かというと、トマトが一年中手に入れられる状態になっているということ。トマト好きの女性がですね、陥りやすい病気というのがあって、これがズバリ子宮疾患なんですね。
トマトをやめてくださいって言うと、えーって必ず言われるんですよ。体にいいから毎日たくさん摂ってるのに、なんでダメなんですかっていうのは必ず言われます。で、このトマトが体を冷やすわけですが、これどうやら私のこれも経験則ですけどもね、15年ぐらいこういう食事指導をすごく丁寧にやってますけども、子宮を冷やすんですね。で、これがね、きゅうりとかスイカとかじゃどうもないみたいなんですよ。
というのがキュウリが食べ過ぎだとかスイカが食べ過ぎだっていうので、生理数が重くなったとか出血量が多くなったとか、冷え性になったっていう人、聞いたことないんですよ。とにかくトマトよりももっと古くから日本に入ってたからだと思います。ちなみにリコピンっていうのは抗酸化作用があるって言ってますけども、日本の食品だとスイカがリコピンがあるんですね。ただしリコピンを取らないといけない抗酸化作用があるから、
というのが、きゅうりが食べ過ぎだとかスイカが食べ過ぎだっていうので、生理数が重くなったとか、出血量が多くなったとか、冷え性になったっていう人聞いたことないんですよ。それを恐らく、とにかくトマトよりももっと古くから日本に入ってたからだと思います。ちなみにリコピンっていうのは抗酸化作用があるって言ってますけども、日本の食品だとスイカがリコピンがあるんですね。ただしリコピンを取らないといけない抗酸化作用があるから、
日本人としていけないっていう感じはどうも僕しないんですね。我々日本人はリコピンではなくてビタミンCで抗酸化物質を取ってたと思われます。ですから夏はスイカとかナス、あるいはキュウリ、冬は大根、こういうものを取ってた。なのでビタミンCが足りないっていうことはなかったと思います。それに加えて海苔ですね。海苔にはビタミンCが入ってると。食物繊維も入ってると。
そして海苔のビタミンCは、熱とか乾燥に強いんです。ですから海苔がシート状にして乾燥させてる状態で我々保存して食べてる。ノリは保存食ですから、1年中食べられますよね。なので、無理にトマトを食べなければ健康に良くないという状況は全然ないわけですよ。このトマトが良くないところは、これは私の食事指導を約15年、こういう高いレベルでやっているんですけど、
実際にトマトをやめてもらった人はやっぱり生理痛が軽くなってるんですよ。下手すると治っちゃう人もいるぐらいなんですよ。これはおそらくですね。小腸とか大腸を冷やしてる。子宮を冷却してるという風に想像がつくわけです。これはエビデンスというものはちょっとないんですけどもこれやっぱり漢方の治療とかっていうのは経験則なんですね。たくさんの経験を積んでいってそして,何々をやめてみたら良くなったとか、何々をやってみたら良くなったっていうのを積み重ね、これが東洋医学なんですけど、東洋医学的な見地。
ですから私は食事指導というのを必ずするのはそこなんですよね。日本のあるいは西洋医学の問診の仕方って言ったら、どこがまず痛いんですかとかね、どこが辛いんですかって主訴って聞くわけですよ。そしてその症状に対する原病歴って言うんですけども、病気の歴史を聞くわけですよ。3年前から何々があった、その時はこうこうこうだった、そしてその時にこういうお医者さんに行ってこういう薬をもらったらこうでしたとか聞くんですね。次が起用歴って言って、過去にどんな病気になったかっていうのを聞くんです。
で、こっちのストーリーを聞くんですよ。今日になるまで。で、ちなみに病気はどうやってやってました?っていうと、もう大体実はですね、その手相を聞いてる時点でどんな食生活してるかとか、どんな治療してるか、ほとんど予測が立つんですよ。で、こういう問診の仕方をしてるとですね、生理痛が激しいとか、ね、それから出血量が多いとか、それで毎月悩んでるとか言ってる女性で、なんとまあトマト好きの人が多いんでしょうというのが答えなんですね。そしてやめてもらうと、なんとまあこんなに軽い。
軽くなるんでしょうというのがあるんですね。もちろん子宮疾患は乳製品とか甘いものっていうのはとても関与。今日はトマトにちょっとフォーカスを絞ってますけども、これやめると良くなるんですね。で、このトマトをやめれば良くなる。はい、分かりましたなんですが、これがね、なかなかそういかないんですよ。なんでやめなきゃいけないんですかとかね。美味しいのにやめなきゃいけないんですかとかね。そんなこと誰も言ってませんよとかね。色が綺麗だから食べ続けたいんですとか、いろんなことをね、こう言うんですよ。
で、僕、トマトはエビデンスのレベルで言うと快楽報酬系に入ってるかどうか分からないんですけども、なんかね、それに近いような、チョコレートを食べるのやめてくださいとか、パスタを食べるのやめてくださいのと同じぐらい反抗するんですよ。で、トマトが先ほど言ったように、歴史から見たら、そもそもだから南米のものだから、そこに生えてるってことが熱いところにあるわけですから、もし人間が食べると、
人間が食べるんだったら、人間にとってメリットがないと彼らは存在する意味がないわけです。だから食べると体が冷やすということは分かっている。そして今の歴史的な経緯で言うんだったら、それをヨーロッパに持って行って、イタリア人たちが食べてたんだけども、それは体にいいとかおいしいとかじゃなくて、彩りのために使ってたんですね。それを日本に持ってきて、そして日本人がイタリアンを食べるというのがおいしいからもあるんですけど、
だから食べると体が冷やすということは分かっている。そして今の歴史的な経緯で言うんだったら、それをヨーロッパに持って行って、イタリア人たちが食べてたんだけども、それは体にいいとかおいしいとかじゃなくて、彩りのために使ってたんですね。それを日本に持ってきて、そして日本人がイタリアンを食べるというのが、おいしいからもあるんですけど、おしゃれだから食べている要素がすごくあるわけですよね。
おしゃれだから食べてる要素がすごくあるわけですよね。それで美容にいいということで、女性がたくさん食べてるということですね。なので、もともと日本のものではないというところがあります。そこがだからキュウリとかナスとかと違うところですよね。そして大量に食べちゃうんですね。このトマトを食べてる人の例はですね、大体一番多いパターンは朝ごはんの時に朝ごはん代わりにですね、トマト1個毎日食べてますとか、そういうパターンですね。
それで美容にいいということで、女性がたくさん食べているということですね。なので、もともと日本のものではないというところがあります。そこがだからキュウリとかナスとかと違うところですよね。そして大量に食べちゃうんですね。トマトを食べている人の例は、だいたい一番多いパターンは、朝ごはんのときに朝ごはん代わりに、トマトを1個毎日食べていますとか、そういうパターンですね。
で、その次のパターンは、トマトに塩をかけるのではなくて、マヨネーズで食べているパターンというのが多いですね。となると、マヨネーズが入ってくると油が入ってきますから、私がいつも言っている小麦粉、植物油、乳製品、甘いもののうちに、植物油というのは大量に入ってくる。そして、トマトが入っているものって何ですかって言ったら、パスタとか、スパゲッティとか、ピザとか、イタリアンだと大抵入ってますよね。そうすると、小麦粉も必ず入ってくるというようなものが多いので、それで私は良くないんじゃないかと推測している次第なんです。
ですから、今この番組、これ見ている人で、トマトが大好きで、生理痛が強いとか、それから生理痛になった時に出血量が多いとか、こういう痛みを伴っているとかいう人、いるんじゃないでしょうか。最初にもちろん、子宮系の疾患でやめるべきもの。そして炎症を強くするのは糖類、甘いものです。これはあらゆる疾患が甘いものを食べていると痛みが強くなりますから、これをやめると。
それでもっていう人で思い当たる不思議がある人は、その次にトマトを控えてみてください。特に生理の時ですよね。月経の周期の時ですね。地球内膜が剥がれ落ちて、それが軽血として出てくるわけですけども、それなりにやっぱり出血するわけですから、痛みを伴うわけですから、こういう時期だけトマトを食べてみるのをやめるとかね。やってみて、ああそうなんだっていうのが分かればいい経験になるんじゃないかというふうに思います。
それでもっていう人で思い当たる不思議がある人は、その次にトマトを控えてみてください。特に生理の時ですよね、月経の周期の時ですね。地球内膜が剥がれ落ちて、それが経血として出てくるわけですけども、それなりにやっぱり出血するわけですから、痛みを伴うわけですから、こういう時期だけトマトを食べてみるのをやめるとかね、やってみて、ああそうなんだっていうのが分かればいい経験になるんじゃないかというふうに思います。
今回はトマトを食べてなる病気というテーマでお話をさせていただきました。日本の病を治す。吉野俊明でした。次にお知らせです。吉野俊明オンラインサロンが立ち上がりました。YouTubeでは、バンされて見えない真実の情報、そして西洋医学と東洋医学、なぜ病気になるかなど詳しいことがこのオンラインサロンでは勉強できます。
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