この講義では、睡眠障害の原因と東洋医学の視点からのアプローチについて説明されました。年齢による睡眠パターンの変化や反抗期の重要性、大家族における子供の育て方の違い、高齢者の睡眠パターンとその役割についても触れられました。また、腎虚と加齢による体の変化、太陽のリズムと睡眠の関係、体内時計の調整方法についても詳しく解説されました。
要点
- 睡眠障害の原因と東洋医学の視点
- 年齢による睡眠パターンの変化
- 反抗期の重要性とその役割
- 大家族と子供の育て方の違い
- 高齢者の睡眠パターンとその役割
- 腎虚と加齢による体の変化
- 東洋医学における不眠症の概念
- 太陽のリズムと睡眠の関係
- 体内時計の調整
- 日の出の重要性
ハイライト
"年をとると睡眠時間が短くなるのは正常な人間の生活リズムの変化です。"
"自然の摂理に基づく生活が多くの睡眠障害を解決する。"-- [よしりん]
章とトピック
睡眠障害の原因と東洋医学の視点
睡眠障害はストレスや現代社会の影響があるが、東洋医学では睡眠障害という概念は存在しない。
- 要点
- ストレスや食生活が影響する。
- 東洋医学では睡眠障害の概念がない。
年齢による睡眠パターンの変化
人間の睡眠パターンは年齢とともに変化し、特に高齢になると睡眠が浅くなる。
- 要点
- 赤ちゃんは頻繁に寝たり起きたりする。
- 50歳を過ぎると睡眠が浅くなる。
- 高齢者は夜中に目が覚めやすくなる。
反抗期の重要性とその役割
反抗期は成長過程で重要な役割を果たし、親との関係性の変化を示す。
- 要点
- 第一次反抗期は母との欠別。
- 第二次反抗期は性の欠別。
- 第三次反抗期は家を出ること。
大家族と子供の育て方の違い
昔の大家族では、兄弟が互いに面倒を見合うことで育児が行われていた。
- 要点
- 兄弟が互いに面倒を見る。
- 親は仕事に専念できる。
高齢者の睡眠パターンとその役割
高齢者は夜中に目が覚めやすく、家族の中で赤ちゃんの面倒を見る役割を担っていた。
- 要点
- 高齢者は夜中に目が覚めやすい。
- 赤ちゃんの面倒を見る役割を担う。
腎虚と加齢による体の変化
東洋医学では、加齢に伴う体の変化を腎虚と呼び、これが睡眠や体の機能に影響を与える。
- 要点
- 腎虚は加齢による体の虚弱。
- 尿道活躍菌の筋力低下。
東洋医学における不眠症の概念
東洋医学では不眠症という状態は存在せず、加齢による自然な変化と捉える。
- 要点
- 不眠症は存在しない。
- 加齢による自然な変化。
太陽のリズムと睡眠の関係
太陽のリズムを無視することが不眠症の原因となる。
- 要点
- 太陽のリズムを見ていない。
- 不眠症の原因となる。
体内時計の調整
体内時計は日の出を見ることで24時間にリセットされる。オレンジ色の光を浴びることで、メラトニンの分泌が促され、睡眠のリズムが整う。
- 要点
- 日の出を見ることで体内時計が24時間にリセットされる。
- オレンジ色の光がメラトニンの分泌を促す。
- メラトニンは睡眠を促進するホルモンである。
- 説明
朝にオレンジ色の光を浴びることで、17時間後にメラトニンが分泌され、自然な眠気が訪れる。このリズムを維持することで、規則正しい睡眠が可能になる。
- Examples
青年は夜12時に寝ようとしても眠れず、朝8時に寝て昼2時に起きる生活をしていた。親と共に日の出を見る生活を始めた結果、規則正しい睡眠ができるようになった。
- 青年は日の出を見ることで体内時計をリセットし、規則正しい睡眠リズムを取り戻した。
- 親も一緒に生活習慣を改善することで、家族全体の生活リズムが整った。
- 留意点
- 日の出を見ることが重要である。
- オレンジ色の光を意識的に浴びる。
- 親の生活習慣が子供に影響を与える。
- 特別な状況
- もし夜に眠れない場合、日の出を見るために徹夜を試みる。
本文
日本の病を治す、吉野俊明です。今回は、睡眠障害、眠れない、早く目が覚めてしまう、それから何回も夜中に目が覚める、そもそも寝つきが悪い、あるいは眠りが浅い、こういう方多いんじゃないですか、消化。今回は、睡眠障害についてお話をしたいと思います。多くの人は、眠れない、寝つきが悪い、と言って、薬をください、と来ます。
あるいは、寝てるんだけど、熟睡できてないんだと、だからなんかドーンと眠りが深くなるような、そんな薬くれませんか、という形で外来に来ます。私のところにも、よく来ます。一番、一番ひどいのはですね、吉野さん、例のあの薬をもらうとぐっすり眠れて、翌日ゴルフの成績がいいので、ゴルフに勝ちたいから薬くれとかね、そんなの完全に法律違反なんです。ゴルフがしたいから処方なんてないわけですよ。
で、この睡眠の障害がなぜ起こるのかっていうお話を今回はしたいと思います。まずですね、もちろんストレス関係あります。仕事のことも関係もあります。それから現代社会ですから食べ物のことも考えあるんですけども、そもそも東洋医学で睡眠障害は何なのかっていう話をします。そうすると、東洋医学ではですね、睡眠障害っていう概念は実はないんですね。
子供が寝たり起きたりする。当たり前ですよね、赤ちゃんだから。1日に10回ぐらい寝たり起きたりしますし。だから誰も赤ちゃんが早く寝たり起きたりとか、寝つきが悪くても文句言わない。で、今度はその時期を超えると、3歳、4歳、5歳ぐらいになると、寝る子は育つっていうぐらいで、夜はちゃんとしっかり寝ます。昼寝もちゃんとします。昼寝を2回ぐらいしますね。3歳、4歳、5歳ぐらいだったらね。だいたい10時ぐらいに寝て、3時ぐらいに寝て、夜ご飯食べたらもうすぐ寝ちゃって、12、3時間ぐらい起きてこないなんていうのは普通ですよね。
で、だいたい6歳、7歳ぐらい、今の小学年齢ですよね。小学校1、2年生ぐらいになると、基本は1日だいたい8時間から10時間ぐらい子供は寝ます。で、その状態でずっと育っていて、高校生とか大学生ぐらいですよね。まあ、だいたい18から20歳ぐらいになると、8時間ぐらいしか寝ないというのが、だいたい50歳ぐらいまで続きます。それが普通です。
そして50歳ぐらいになるとだんだんだんだん眠りが浅くなるんですね。そしてだいたい60歳から65歳ぐらいかなになると中途覚醒って言って夜中に目が覚めたりとかあるいは夜中に目が覚めてトイレに行きたくなったりとかするんです。70、80ぐらいになると寝るのが1時ぐらいで起きるのが3時、4時とかっていうことが起きてくるんです。これはどういうことなのか。これが正常な人間の生活リズムの変化なんですね。
赤ちゃんなのにずっと起きてるとか、3歳、4歳なのに昼寝しないでずっと元気でいるとか、70、80、90になったら1日12時間寝てるとかないんですよ。それは赤ちゃんが生まれてバブバブって言ってて指しゃぶりしてる子が自分たちで立ち上がってトイレをするようになって、そして、第1次反抗期ですよね。お母さんバカ、うんちなんて言ったりする。
これは反抗期っていうのは母との欠別なんですよ。お母さんと一心同体だと思っていたのが、どうも私はお母さんと一つの体じゃないという疑問で、母親を試すためにそういう汚い言葉が言うのが第1次反抗期。次が16、7、8ぐらい。第2次反抗期はこれは性の欠別なんですね。それまではお父さんと一緒に入っていた女の子が、静香ちゃんぐらいの年だったら入っているのかもしれませんけども、中学生ぐらいになると胸が大きくなってきたり、
毛が生えてくると、そんなの嫌だ、不潔とか言って入らなくなる。第1次反抗期までは、実はお父さんとお母さんというのは 区別があんまりできていないです。親っていう概念になるんですね。それが第二次成長期になって体の変化が出てくると、今度は性の欠別が起こる。そして次に今度は30歳ぐらいになると、第3次反抗期ですけども、家を出るんですね。ゲートの決別というのがあって、そこで今度は結婚して子供を作る。今は結婚しても子供が作らない人が当たり前だったりとか、子供が一人二人ぐらいが当たり前ですけども、
私の親父ぐらい、あるいは親父の親父、じいさんぐらいになったら、もう5人兄弟とか7人兄弟とか、もっと上になると10人兄弟とか当たり前でした。13人生まれたんだけど3人死んじゃってるから10人兄弟ですとか、そんな感じなわけですよ。それずっと遡っていくとどうなったのかって言ったら、それはもう縄文時代、弥生時代とか古墳時代とかって当たり前なわけですよ。孫とかひ孫がいるような大家族で住んでいるってのは普通なわけですね。これを考えてみたときに今の年齢の流れってよく考えてみましょう。
赤ちゃんが生まれました。そのまた弟妹が生まれました。子供が7人生まれました。そうするともう年上の子供たちは、7歳、8歳、10歳ぐらいになったら赤ちゃんの。なので、順番にお兄ちゃんお姉ちゃんたちが子供の面倒を見ていくんですよ。だから本当に生まれた赤ちゃんをずっと目も手も離さないで花見離さずやってるようなっていうのは最初の2人目ぐらいなんですね。
3人目ぐらいになると子供同士で面倒を見たりとか、お母さんなんとかちゃんがおしっこ漏らしてるよ、悪いけどかいておいてとか、えぇーとか言ったりとか、ないないちゃん連れてお散歩行ってくるねって言って出かけたりとか、兄弟でママごとやったりとか、お父さんの係であったよ、お母さんの係だよとかってやったりとか始めるんですよ。今でもそうですよね。時々テレビで頑張れ母ちゃん、10何人家族なんていうの時々番組やりましたけども、上の子たちが下の子たちの面倒を見てるんで、それで大家族で回るんですよ。
つまり子供が1人とか2人しか生んだことない人は分からないんです。子供たちが面倒を見るっていう世界が。だからそんなね。6人兄弟とか5人兄弟とかってどれだけ大変かっていうと、実はあんまり大変じゃない。面倒を見始めるわけです。お父さん、お母さん、今はほとんどがサラリーマンとか会社員の人が多いと思いますけども、戦前は85%が農家の人でした。残りの15%が全部お侍さんじゃないわけです。林業やってる人、漁業やってる人もいるわけですから、家族でみんなで仕事してるわけですよ。
そうするとお父さん、お母さんっていうのはバリバリ働くわけですよ。子供の面倒は長男とか長女とか次男とかもやってるわけですよ。で、赤ちゃんたちっていうのは子供たちが遊んでるわけですよね。子供同士で、赤ちゃんより上ですよね。4歳、5歳、6歳、7歳ぐらいの子供同士で遊んでるわけですよ。で、お父さんとお母さんが仕事に帰ってきて、おじいちゃんとおばあちゃんなんかと一緒に食事をして、で、お母さんがね、子供たちに本を読んであげたりとかお話ししてあげたりとかして寝るわけですよ。
そうすると、じゃあ赤ちゃんの面倒は誰が見るんですかってことなんです。これは実は年寄りが見れたんです。だから年寄りは赤ちゃんが見るわけですよ。お母ちゃんの面倒を見なきゃいけないから、できるだけ夜寝ないようにして、何回も夜目が覚めて、そして自分がトイレに行くように子供たちのおしっこの面倒、うんちの面倒もするわけですよ。そうやって0歳から大体80歳ぐらいまで、そういう生活のリズムっていうのができるようになってるんですね。ところがこれが今、各家族が当たり前になってます。
で、老人だけで、夫婦だけで住んでるのも当たり前です。そうするとね、今の80ぐらいの人たちまで忘れちゃってるんですよ。どういうふうに自分たちの子供の頃、家族があったかっていうこと。なので、よくね、70歳、80歳ぐらいのね、女性や男性がですね、もっと50、60ぐらいの時にスカーンと寝たいんだと。もっと30歳ぐらいの時に疲れたらもうなんか、夜寝たらもう翌日の昼まで寝てるぐらいの、ああいうのが欲しいんだって。それは無理なんですよ。で、これを東洋医学では腎虚というんですね。
腎臓が虚症ですね、虚弱体質になるんだって言って、年をとると睡眠時間、うちの子は中学校の1年生までいい子だったのに、急に反抗的になったんですけど、何か薬くださいって。それは反抗期になったんです。うちの赤ちゃんが本当に可愛い子だったのに、3歳になったからバカとかうんちって言うんです。何か薬ください。それは第一次反抗期なんです。
そうやってちゃんと人間が昔のような暮らしをしている時だったら、ちゃんと高齢者になると眠りが浅くなるはずなんですよね。だからそこは眠りを深くなる方がおかしいんです。男性がこういうのもあります。人狂っていうのになると、膀胱活躍菌と同じに尿道活躍菌というのもあるんですね。膀胱活躍菌というのは膀胱をギュッと閉めるんです。尿道活躍菌というのは尿道を広げるんです。これによっておしっこが勢いよく出るわけです。
これは筋力が衰えるのです。なので、おしっこの出が悪くなっておしっこが漏れやすくなる。老眼って何ですか。交際という筋肉が弱くなってピント調節が甘くなってきて近くが見えなくなるわけですよ。老眼を治してくださいって言っても治りません。治りません。歳をとってきたらシワが増えたりとか毛が抜けたりとか毛が白がんなるので、これ元に20代のようにふさふさになって真っ黒の毛にしてくださいって言って、それはもう過励変化っていうのは受け入れるべきなものなんですね。
病的に過励になっているのは別ですよ。80歳の人が20代の時のおしっこがビャーって出るっていうのはありえないんですよ。それは正常なエイジング過励変化ですから。なので東洋医学では、不眠の状態がないってそういうことなんですね。じゃあ、現実は不眠症があるわけですよ。なぜなるんだっていうと、これは太陽のリズムを見ていない。
我々は昔は平屋に住んでいました。かやぶき屋根でした。で、雨戸を開けたら日が差してくるわけですよ。目の前にタワーマンションがあって、もうコンクリートの壁しか見えないなんてことはないわけですよ。で、サザエさんの家を見ればわかる通りに、廊下があったら庭があって、そこに洗濯物干してるシーンがありますよね。そういうところで我々暮らしてたわけですよね。だから朝起きたら必ず日の光が入ってくるわけです。
で、体内時計の中の1日の時計を作るのが、朝太陽を見ることによって作られます。僕らは太陽を見ないと1日が24時間30分という設定でできています。なので、真っ白な部屋で生活してると、毎日30分ずつ遅刻してくるんですね。だから24時間になるのに、48日かかりますから、48日足すと、また元の1日に戻るんですね。これはなぜこうなっているかというと、
これは24時間にリセットするためには、朝、オレンジ色の周波数の光を見るんです。それは何かというと、日の出です。日の出を見ると、17時間後ぐらいに睡眠のホルモンのメラトニンというものが出るわけですね。そうすると、例えば朝の5時に見たとしたら、17時間後って22時ですよ、10時。10時になると眠くなるんですね。なので、起きた時間にオレンジ色の太陽を見ることによって寝る時間が決まるわけですから、
夏は早く寝て、冬は遅く寝るようになるんですね。そうやって起きている時間がなるべく同じになるようになっていて、夏ほど早く活動するようになるわけですよ。これがもしオレンジ色の光を見なくてどうなるかというと、寝坊するわけです。それはなぜかというと、農作業とか漁業とか林業とかを、農作業とか農作業とか、例えば雨の日だったらやらなくていいわけですよね。それでゆっくり起きて体を休める。
そして脳器具の手入れをするだとかね。漁業の人だったら網を縫ったりするとかね。林業の人だったら斧を研いだりするとかっていう風にして、それでゆっくり家の中で体力を回復させたりするようにできてて、で、また翌日オレンジ色の光を見ると元に戻るんですね。なので朝日の光を見てない人だらけです。ここがだからまずちゃんとやらなきゃいけない。次は念の体内時計です。念の体内時計はどうやって作られるかっていうと夏です。
7月、8月ぐらいの一番日が強い時。で、光のセンサーね。その消化体っていうところに光を送るセンサーですけども、これは額とかね。こういうとこ当たり前なんですけども、目はもちろんですよ。手のひらとか足の裏とか膝の裏とかそけい部とかこんなとこなんですね。そこに光を浴びると今が夏だっていうのを認識して、それだけするんです。それってまさに海水浴のことでしょ。あるいは昔で言うんだったら行水ですよ。僕も子供の頃ね、そんなエアコンなんて昭和40年代なんかないから庭にこんな丸いプール作ってチャプチャプ浴びてましたよ。
江戸時代の浮世絵とか見ると普通に江戸庶民も夕方になったら行水してたわけだよね。水浴びてね。そうやって体中にいろんな光を浴びるっていうことで年の体内時を設定するわけですよ。そうすると今が夏だとなってそこを基準にして日が短くなってくると秋になって冬になるっていうと、先の毛細血管をなるべく血量を悪くして体温が逃げないようにするとか、夏になったらその逆でなるべく夏を放熱するとか。そういうことしないから昔に比べてね。
これは別に地球が温暖化してるからだけじゃないですよ。そんなこと言うんだったら昔なんかクーラーどころか扇風機もないわけですからね。そういう時でもちゃんと今より暑かった時。そうやって夏になったら体温を下げるように体が働いて、冬になったら体温を蓄える、蓄えるようになる。そのためにはちゃんと太陽を見るようなそういう生活をしてるからなんですね。で、私ね、非常にインプレッシブな患者さんが一人いまして、徳島県から来た患者さんなんですね。あんまり詳しく言うと手紙もあるから言いませんけども、その22歳の青年で寝るのが夜の12時。ところが布団の中で7時間から8時間ぐらい眠れないと。どうしても眠れないと漫画読んだりとかスマホを見たりとかしちゃうと。
で、だいたい寝るのが8時ぐらい朝の。目が覚めるのが昼の2時ぐらい。昼の2時ぐらいで何ご飯だかわからないご飯を食べるわけです。で、一人暮らししていたのでほとんどがカップラーメンか菓子パンとか惣菜パンとか食べて。そして夜の11時とか12時ぐらいになるとまたカップラーメンを食べたりとか、あるいはレトルトのカップラーメンを食べたりとか。そしてまた朝の8時まで寝れないっていうのを4年とか5年とかやってる青年でした。で、その人を親御さんが連れてきたわけですね。で、一人暮らししたらもうダメだと。もう大学も中退になっちゃったから、実家に連れてきたらもう同じ生活をしてると。で、どんなに起こしても起きない。その時の診療時間は昼の3時ぐらいだったんですけどね。
で、どうやって連れてきたんですかって言うから、もう全然起きないから、先生のクリニックの目の前のホテルに取って、2時に起きて3時の予約にしましたって言って、行きたんです。今のこの理屈を言ったんですね。で、どうせ12時になって朝の8時まで寝れないんでしょ?今日は布団に入らないでくださいって。で、日の出を見てくださいと。ずーっと太陽がこうやって上がってくるのを見てくださいと。で、1日目は徹夜ですと。で、上がってるのを見て、少なくとも40分か50分ぐらいですね。
真っ暗げっけからオレンジ色のが太陽の色でしょ。そしたらその後は頑張ってその日ももう一回日中起きてください。顔洗ったりとか手洗ったりとか散歩したりとかすると。頑張って起きてくださいと。そしたらその17時間後ぐらいになったらメラトニンが出るから眠くなるから。で、そうやってくださいって言ったら連れてきたお父さんが、よしお前やるんだよって言ったからお父さんもやるんですよって一緒に。もうそれ答えて分かりましたって。
全部奥さんに任せっぱなしにしてたんじゃないですか。自分は遅く帰ってきて遅く起きたりしてたんじゃないですかって。実は我々と同業のドクターだったんですがすごい偉い。なんとかなんとか医師会。会長みたいな人だったんで2時3時まで飲んだり遊んだりしてきて帰ってきて自宅がクリニックだから診療視察時間が9時ぐらいだから8時ぐらいまで寝てたっていうのをずっとやってたと。それを見て育ったのが子供なわけですよ。そうするとそれが親の姿だから。
自分も遅く起きてもいいし、夜まで起きてもいいっていうのがあったわけですよ。中学生、高校生ぐらいの時もそうだったらしいんですね。だから、お父さんだけ例外じゃない。お父さんは子供の時はちゃんとした生活してたかもしれないけども、大人になったらだらけていいとか、大人になったら好き放題で食べていいとか、そんなことないんですと。一緒にやるんですって。反省したって言って、じゃあ一緒にやろうって言って、その日は一緒に徹夜をして、朝までずっといて、4時、5時ぐらいから外に出て水平線になるところに行って、そういえばお前とはこんな話したことなかったよなとか、お前は本当はね、学校も中退しちゃったみたいなんですけど、学校に本当に行ってほしかったんだよなと親子の話をして、ずっと一緒に日の出を見て、お父さんはそのまま治療をして、息子さんは頑張って起きていて、夜になったら一緒に寝ようって言ったら、
3日ぐらいしたら電話かかってたんですね。どうですかって言ったら、いや実はあれから普通に朝起きて夜寝るようになりました。1ヶ月後に最新ですって言った。もうあれで治りました。私も親御さんですよね。反省しましたって言ってました。そんな時間に起きていれば、2時とか3時ぐらいにカップラーメンという変な朝ごはんを食べ、夜になったらお父さんもお母さんも調理してくれないからね、そういうレトロ食品食べてとかって言ってると、この中に入っている植物性の油、特にトランス脂肪酸っていうのがアルディヒド化するわけですよ。
そうすると神経っていうのが痛むんですね。これが早くにこの痛みが出ると転換になるし、もうちょっと後になると統合失調症とかになるし、もうちょっと後にその症状が出るとパーキンソンとかになるんですね。いずれにしても神経障害っていうのは植物性の油の過量摂取、こういうものはインスタント食品に大量に入っているわけですよ。これをちゃんとした日本食を食べ、ちゃんと日を浴びて、夏はちゃんと海水浴行ったりプール行ったりとかすると。ちゃんと夏は汗ぼんができるぐらい暑いところに行って、
冬はしもやけが出るように冷たい思いをする。そうやって念の大大の時を。そして1日の体内時計を作る。そうやるとちゃんと自然に寝たり起きたりする人間になるんですよ。それでもうまくいかないときにきっかけで最初だけ睡眠導入剤を使うとか、あるいは漢方薬の抑寒酸っていうのを使って交換神経を緩めるとかいうことはしますよ。だけども寝る前にスマートフォンでずっと青い波長をやってたら、青い波長っていうのは起きる波長なんですよ。だって青空って言うでしょ。青いものを見てるときは目が覚めるわけですよ。眠くなるのは先ほど言ったようにオレンジ色なんですよ。そういうちゃんと大自然の摂慮をするわけです。
見てください。農業やってるとき、下3分の1ぐらいが緑ですよ。あるいは土ですよ。上3分の2ぐらいは空でしょ。もう漁業なんて言ったら全部青ですよね。そういうとこはだから寝ないわけですよ。漁業で寝ちゃったら船から落っこって死んじゃうわけだから。だから夜になったら青いものを見ないと。昼間見るのは青いものとか。緑色のものを見て朝オレンジ色のものを見る。夜になったら暗くなる。当たり前の生活をする。そういうこと自体が実は多くの睡眠障害を解決する生活なんですね。今回は睡眠障害についてお話をさせていただきました。
それでは日本の病を治す。吉野俊明でした。この番組をご覧の皆さんに特別なご案内があります。11月5日、吉野俊明の陰陽五行と東洋医学のセミナーを行います。これはランチセミナーで豪華、中華のヘルシー、これのフルコースで皆さんに食事をしていただきながら一緒に勉強します。陰陽五行、木下土根水というのがあるんですけども、
木の性格の人、蚊の性格の人、土の性格の人、菌の人、水の人、これらに東洋医学的に皆さんをグループ分けしてそれぞれ,グループセッションをして、みんなで楽しく語行を理解していただき、東洋医学のことを普段の生活から皆さんに理解していただく。そんな楽しいセミナーになっています。限定50名ですので、ぜひお早めにお申し込みください。場所は港未来のあるホテルで行います。
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