BMIが22前後の人は一日三食を心がけ、BMIが低い人は頻回食を行い、糖新生を起こしている人は甘いものやジャンクフードを避けることが推奨される。
要点
- BMIが22の人が最も病気が少ない。
- 糖新生はエネルギー不足時に起こる。
- 甘いものやジャンクフードは糖新生を加速させる可能性がある。
- 食事回数は人によって異なるが、一般的には一日三食が推奨される。
- 頻回食はBMIが低い人に適している。
- 16時間ダイエットや断食は糖新生を起こしている人には不向き。
ハイライト
"人によって一日何食がいいっていうのは全員違うんです。"-- Speaker 1
章とトピック
- BMIと健康
BMIが22の人が最も病気が少ないとされる。BMIが22以上の人は運動をすると血中ブドウ糖濃度が下がり、エネルギーが不足すると糖新生が起こる。BMIが低い人は頻回食を推奨され、BMIが高い人は食事の量と回数を減らし、運動を増やす必要がある。
- BMIが22の人が最も病気が少ない。
- 糖新生はエネルギーが不足したときに起こる。
- BMIが低い人は頻回食を推奨される。
- BMIが高い人は食事の量と回数を減らし、運動を増やす必要がある。
- 糖新生と食事
糖新生はエネルギー不足時に体が自分の筋肉や脂肪を分解してエネルギーを作るプロセスである。糖新生が起こると、食事をしても体重が増えにくくなる。甘いものやジャンクフードは糖新生を加速させる可能性がある。
- 糖新生はエネルギー不足時に起こる。
- 糖新生が起こると体重が増えにくくなる。
- 甘いものやジャンクフードは糖新生を加速させる可能性がある。
- 食事回数と健康
食事回数は人によって異なるが、一般的には一日三食が推奨される。頻回食はBMIが低い人に適しており、16時間ダイエットや断食は糖新生を起こしている人には不向きである。
- 食事回数は人によって異なる。
- 一般的には一日三食が推奨される。
- 頻回食はBMIが低い人に適している。
- 16時間ダイエットや断食は糖新生を起こしている人には不向き。
提案
- BMIが22前後の人は一日三食を心がける。
- BMIが低い人は頻回食を行い、血糖値の急激な変動を避ける。
- 糖新生を起こしている人は甘いものやジャンクフードを避ける。
- 頻回食を行い、血糖値の急激な変動を避ける。
- 一日三食を基本とし、必要に応じて頻回食を取り入れる。
- 断食や極端なダイエットは避ける。
本文
そこでね、本題になりますけれども、私が臨床経験をしていて、どう考えても一番病気が少ないのが、BMIがズバリ二二です。2221っていうと、もう若干糖新星が入っています。糖新星っていうのは?エネルギーが足りないと、自分の内臓、筋肉を分解して、タンパク質や脂肪からブドウ糖を作る回路です。まあ、脂肪からはケトンを作るんですけども、いずれにしても自分の体を分解するから痩せるわけです。で、肥満の人は逆ですね。オーバーカロリーなわけです。血中ブドウ糖濃度が高くなるわけです。血中ブドウ糖濃度が高くなると。
毛細血管がつぶれたり、多臓器不全を起こすから、中性脂肪に転換します。そして、中性脂肪値が高くなります。中性脂肪が高くなると、血液がドロドロになっちゃうから、肝臓でコレステロールに転換します。なので、コレステロール値も血中も高くなります。で、この中性脂肪が内臓に溜まっている状態を内臓脂肪、皮下脂肪に溜まっているのは皮下脂肪です。で、この状態の人は当たり前ですけど、食事の回数も食事の量も減らさないとダメです。だけど今は重度肥満の人とか中度肥満の人とかあんまりいないんです。この人たち、簡単ですから食べる量を減らしてください。食べる回数を減らしてください。運動してください。以上です。問題なのは。
痩せてる側の人なんですよ。この糖新星っていう状態はどういうことかというと、エネルギーが足りないわけですね。エネルギーが足りないときはどうするかと。BMIが二二以上の人は、運動をすると血中ブドウ糖濃度が下がります。血液中のブドウ糖を燃料にして体が動いているからですね。で、このブドウ糖濃度が下がってくるとどうするかというと代謝が追いつかなくなるので、ブドウ糖が本来であればピルビン酸というものに細胞の中入ると分解されます。炭素が6個のグルコンですね。Cの6Hの12Oの六っていうものが炭素が3個3個のピルビン酸というものになります。このピルビン酸というものがさらにビタミンBを使ってアセチル個aというものになってミトコンドリアに入ります。で、最終的に。
これが二酸化炭素と水着まで分解されて、34個のATPっていうのができて、このATPっていうので僕たちは動いているわけです。すごくいい分解経路です。変な老廃物ができません。ところがこの酸欠状態になると、このピルビン酸まで行ったところから乳酸になっちゃうんですよ。最終的にで乳酸として細胞外に捨てられる。本当だったら34個ATPができるんですけども、2個しかできないの。で、あとは乳酸というものになっちゃう。乳酸が溜まると足がつったりしますね。肩が凝ったりしますね。この乳酸というものを代謝できます。だから走ってると動けなくなるけどね、死に絶えないのは。ちゃんと生きてられるのは、それは乳酸をエネルギーにする回路もあるからです。この乳酸をエネルギーにする。だからはあはあ言いながらだけども歩くことはできるわけですね。ところがですよ。
根本的にエネルギーが足りない人はどうなるかっていうと、糖新生を起こすんです。なんでブドウ糖を使わないの?あるいは筋肉とか肝臓にグリコーゲンというのも貯めてあるんですけど、それも使わなくなるんですよ。それはどうしてかっていうと、お金が足りないのに預金を下ろして預金額がゼロになっちゃったら生活できなくなるでしょ。だから皆さんどうしてるんですか?借金するでしょ。マンション買ったけど食べられませんじゃ死んじゃうから借金をして。マンションと車を買って、そしてお金がある状態で生活するんですよね。と同じで、エネルギーカロリー、もっと言うと、ブドウ糖が足りない状態になると糖新生をするんですよ。痩せてる人は。そして自分の体を分解してエネルギーを作ります。最初はグルカゴンというものを使います。膵臓のアルファ細胞っていうのがグルカゴンを出して、筋肉や脂肪からエネルギーを作ります。それでも足りないと、副腎からコルチゾールっていうものを出します。
このコルチゾールやグルカゴンというものが分泌されると、肝臓がグリコーゲンからブドウ糖を作るものを抑制します。なぜ預金がなくなったら生活できないからです。預金封鎖にします。そして体を壊してエネルギーを作ります。ところが、この糖新星の回路が入ってしまって、グルカゴンとかコルチゾールが出る体質になると、食事をとっても元に戻らないんですよ。このグルカゴンとかコルチゾールが出ている時っていうのは、まあ自動車で言ったらものすごく燃費が悪い状態なんですね。なので、食べても食べても、これらのホルモンが出ていると痩せちゃうんですよ。なので、BMIが二二ぐらいの人ね、218とか223とかっていうぐらいの人は、一日三食食べてください、ちゃんと。
そして日本人が古来から食べているように玄米を食べてください。そして一日4回まではお茶を飲んだりとか、水を飲んだりとか、コーヒーを飲んだりとか、あるいは軽度のおせんべい食べるとかぐらいの食べてるって言ってると、とても健康です。非常に病気になりにくいです。ところが、この22を切って二一ぐらいならいいんですけど、20.5とかでも。グルカゴンとかコルチゾールが出ちゃうんですよ。計測されてしまうんですね。なので、こっからなかなか体重が増えないで、間違えてやるのは、カロリーが高いものを食べりゃ太るだろうと思ってチョコレートをかじる。あるいはジャンクフードだったらカロリーが高いからって言ってハンバーガー食べるとか、ポテトチップス食べるとか。この糖新生を起こしている時に甘いものを食べたりとか、植物性の油を取ると糖新生が加速するんです。
なので、ジャンクフード食べてるのに太らないとかいうことが起こり出します。その逆で、むしろ食べれば食べるほどお菓子を食べたり果物を食べたりすると、BMIが18だったのに16になりましたとか15になりましたとかっていうことが起こるんですよ。これが裏返しで、BMIが例えば三五とかの人がチョコレート食べたり、ジャンクフード食べるともっと太るんです。なので、体の中で正常な代謝をしているのか、肥満の代謝をしているのか、糖新生を起こす痩せているかによって、全然食べる回数とか食べ方を変えなきゃいけないで、この現代において、カロリーが多くて甘くって油が多いものをちょろ食べるっていう。そういう生活様式は、人類が経験したことがない食生活なんですね。
それはコンビニがないからです。自動販売機がないからです。キオスクもないからです。お菓子を一袋だけもらうとか、お土産で生八つ橋もらうとかね、ちょっとチョコレート一個ちょうだいってやるとか、そういう生活がないんです。で、この人たちが困ってるんです。糖新生を起こしている人たちが困ってるんです。で、この人たちがなぜ甘いものを食べちゃいけないかっていうと、甘いものを食べると血糖値がバーッと上がってインスリンが出るんです。
インスリンが出ると急激に血糖値を下げて、低血糖になると。そこでコルチゾールだとかグルカゴも出ちゃうんです。この高血糖値スパイクっていうのを繰り返していると痩せるんです。ところが、肥満の人はインスリンが出ないんです。だから血糖値が高くなるんです。血糖値が高くなると、中性脂肪に転換してしまうんです。そして内臓脂肪も皮下脂肪もついて、肥満が治らなくなる。だからこっちのね、糖新生を起こしている人たちの典型的なのがね、フードファイターですよ。なんであんなに食べてるのに痩せないのっていう人たちね。あの人たちは糖新生を強く起こしているに違いないです。だから、ものすごく食べてるのに太らない。ところが、こっちの代謝の人はちょっと食べても太るんですよ。そんなに食べてないのに、なんで太るのかなと。だから肥満の人は食べる量も減らして、回数も減らして、運動も増やす。
そしてちゃんと正常なインスリンが出るようにしていくんですね。で、体重が痩せてきて二、二ぐらいになると、ちょうどいいで、この痩せてる人たちはその逆です。私が頻回食って言ってますけども、一日に五色とか六色とか七色とかで、しかも血糖値が上がってはいけないんです。インスリンが出ちゃうから。だから。ゴルフボールぐらいのおにぎりを作って、それを一日6回食べるとか、7回食べるとかっつって、血糖値が穏やかに、こういうふうに上がって下りている。こういう血糖値にしない。するとグルカゴンとかコルチゾールが出なくなってくると体重が増え始めます。で、この体質が治るのに三ヶ月から長いと六ヶ月ぐらいかかります。その間は。だから途中で挫折しちゃダメなんですね。
よくあるのは、三ヶ月間やってたのに全然変わらないと体重が増えない。じゃあいいやって元に戻しちゃおうって言って、一日二食でお菓子食べるとかっていうと、また痩せるんですよ。だからで、何回やっても痩せていくという人が多いんです。なので、普通の人、BMは22前後の人は一日。三食プラスあと4回ぐらいならいいと、5回以上食べると何か病気になる。慢性疾患を起こしやすい。体重が少ない人は頻回食にするところがですよ。今、16時間ダイエットがいいとか、週末に土日食べない方がいいとかっていうのを、この糖新生を起こして痩せてる人たちがやると、もっと痩せるんですよ。もっと断食しようとかね。
週末断食ダメだからもう1週間断食しようとかっつってね、もう本当に衰弱していくんですよ。で、よくあるアドバイスが、そんなに痩せてるんだから、もう好きなもの食べればいいじゃないかっつってジャングフードとかお菓子とかを食べ始めると、さらにまた糖新生を起こすんですよ。なので、BMIの値がどの値なのかによって全然違うんですよ、人によって。だから健康食が違うんです。で、これでですね、またさらに複雑なのは。体をこうね、スポーツクラブで鍛えているような人は、このBMIが当たらなくなります。なぜ筋肉量がものすごく多いからです。なので、体脂肪率がすごく低いのにBMIが25とか27とかっていう人は、もうこれが当てはまらなくなっちゃうんですね。じゃあどうすればいいんですかっていうことなんですけども、まあ、ボディビルがその生きがいだったりとか、職業だってる人は別ですけども、過度に筋肉をつけて得することは、実は答えから言うとないんですね。
まあ、うちにもいろんな方が来ますけども、プロのボディビルダーでこれで飯食ってるので、筋肉を減らすわけにはいかないっていう人は、まあしょうがない。それなりの指導をしますけども、実際はBMIは二、三ぐらいが一番病気少ないですね。ちょっと軽く肥満ぐらい。うん。それからコレステロール値も上限の220ぐらいの人が一番実はがんが少ないんです。だからといって、こうコレステロールでいいって言ってるじゃないですよ。油の摂りすぎでコレステロールが高い人はダメなんですよ。ですから、実は思ったより複雑なんですね。人によって一日何食がいいっていうのは全員違うんです。だから、あなたがもし健康になったんであれば、一日三食、江戸時代の夏の暮らしを一年中やるんです。今は電気があるガスがあるね。
ランプもある。ですから起きている限り明るくできます。なので一日三食がいいです。そしてものを食べたっていうのは定義で言うと1回ですから、量が少ないからって一日何回も何回も食べてると、それこそ痩せてる人はどんどん痩せていくわけです。食べてる量が多いし、カロリーも高いのに痩せるのはそれです。だから私、お菓子とか食べても体重が増えないからこれでいいのって言ってる人は四毒を取っているので。将来、がんになったり、自己免疫疾患になったり、高脂血症になったり、その高脂血症からなるいろんな病気。高血圧になったり、脳梗塞になったり、心筋梗塞になったりするかもしれません。ですから、勤めて昔からやってるやり方ね。朝はちゃんと食べる、お昼はそこそこ食べる、夜はまあまあ食べる。それ以外に4回ぐらいだったらいいです。
とまあ、そんなこと言ったってね、だって飲み会があるじゃないですかとか食事会があるじゃないですかっていうことが出てくるのは事実ですよ。じゃあ、例えば飲み会だったらオーバーカロリーだから翌日朝ごはん抜くという人がよくおりますが、それは良くないんです。飲み会があるんだったら、前日の一日分のカロリーを本来だったら少なくしてください。あるいは夜たくさん食べることがわかってるんだったら、お昼ご飯をうんと少なくするとかね。場合によっては抜くとかね。で、取っちゃってから引き算するよりも、引き算しているところに達した方が健康ですよ。だから毎晩ね、夜遅くまで飲んでることが多い。だから朝食べないんだって言ってる人いますけども、それは足し算と引き算だけで言えば合ってるんですけども、そうじゃなくて、正常な体の代謝をするという意味では、オーバーカロリーにしといてから引き算するよりも、少なくしておいてから元に戻した方が全然健康です。
それ吉野さん、どこに書いてあるんですか?というと、これは私が30年以上ずっとこういう食事記録をとってもらっているというものを、臨床から30万人近く患者さんを診ているのから出てきたことと、それから日本の歴史です。あるいは世界の歴史です。遺跡から出てきたり、江戸時代の文献から出ている食べ方とか比較してみると、結局はその民族は昔からやっているやり方がいいんだと。ですから、今は電気やガスや水道がありますから。江戸時代の夏のような暮らしを一年中やると。もしオーバーカロリーになるときは、あらかじめ減らしておいてから食事をすると。それでも食べ過ぎちゃった時は、翌日朝ごはんをたまに抜くんだったら、それぐらいはいいですけども、常に。
すでに抜いていると便秘になったりとか、血糖値スパイクを起こしたりとかしますから、やはりそれは病気の原因になるということですね。今回は健康な食事回数は一日何食かというテーマでしたけども、結論から言うと、人によって大きく異なるということです。今回は食事回数のお話について、皆さんと一緒に勉強しました。皆さんの中にはですね、このお話を聞いて、そうだ、私も痩せてる時に限ってお菓子とか食べたら全然体重が増えなかったとか、あるいは自分では一日三食にしてるって思ってたのにお菓子がカウントしてなかったから痩せなかったと、そんな人もいると思います。ぜひともですね、投稿欄に記載していただいて、私はこうだったと。こんな風にしたら解決したんだよというのを書いてください。これが皆さんの。
経験になりますから。みんなで一緒に経験して。そして。学んでいきましょう。日本の病を治す吉野利明でした。ご視聴ありがとうございます。ええ、好評いただいております吉野利明オンラインサロンのご紹介をします。ええ。毎月1回のライブセグナー、そしてこのライブセミナーがアーカイブで一年間すべてを見ることができます。ぜひともご入会いただきたいと思います。方法は概要欄のところに出ていますので、ぜひそちらをご参照ください。さらに、吉野利明式陰陽五行説、これのコンテンツがございます。こちらも概要欄から見ることができますので、ぜひこちらもご登録いただいて見るようにしてください。よろしくお願いします。