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シェーグレン症候群 近年増加中の病〜前編〜

病気の原因・対策

この講義では、シェイグレン症候群の増加とそのメカニズムについて説明されています。自己免疫疾患の一種であるシェイグレン症候群は、唾液腺や涙腺が攻撃されることで発症し、特に中高年の女性に多く見られます。講義では、TNFαの役割や小麦のグルテンが免疫系に与える影響についても触れられています。また、食生活と自己免疫疾患の関係、西洋医学と東洋医学の違いについても議論されています。

要点

  1. シェイグレン症候群の増加
  2. 自己免疫疾患のメカニズム
  3. TNFαの役割
  4. 小麦とグルテンの影響
  5. シェイグレン症候群の症状
  6. 歯科医師の診療範囲
  7. パノラマレントゲンの使用
  8. 植物性油の影響
  9. 食生活と自己免疫疾患の関係
  10. 西洋医学と東洋医学の違い

ハイライト

  • "自己免疫疾患がとにかく何十倍も増えてるのは事実なわけですね。"-- 吉野俊明

章とトピック

シェイグレン症候群

シェイグレン症候群は唾液腺や涙腺が萎縮し、分泌液が出なくなる自己免疫疾患である。主に中高年の女性に多く見られる。

  • 要点
    • 唾液腺の萎縮が主な症状
    • 自己免疫疾患として自分の組織を攻撃する
    • 小麦のグルテンが免疫を狂わせる要因となる
  • 説明

    自己免疫疾患は、白血球が自分の組織を異物と誤認し攻撃することで発症する。シェイグレン症候群では、唾液腺や涙腺が攻撃される。

自己免疫疾患のメカニズム

自己免疫疾患は、免疫系が自分の組織を異物と誤認し攻撃することで発症する。

  • 要点
    • 白血球系の細胞が自分の組織を攻撃
    • TNFαなどの液性物質が関与
    • 小麦のグルテンが免疫を狂わせる
  • 説明

    免疫系は通常、異物を攻撃するが、自己免疫疾患では自分の組織を誤って攻撃する。これは、TNFαなどの液性物質が関与している。

本文

00:00:05
日本の病を治\す\吉野俊明です,今回\は\シェイグレン症候群についてお話をしたいと思います。シェイグレン症候\群\これはそれこそシェイグレンさんが発見した病気ですけれども,唾液\腺\類\腺\それから生殖腺,乳頭の周りの乳輪のところにある腺。
00:00:35
こういうところが萎縮した\り\石灰化したりして,分泌液が出なくなる病気です,一番症状が多いの\は\唾液腺の萎縮ですよね,唾が出ない\と\とにかく喉が渇く\と\口の中が渇くという病気です,\私\専門が航空領域ですから,当然こういう人はいっぱい見ます。ですが、例えば僕も今年で臨床に出て32年目なんですけども、
00:01:09
32年前と今に比べたら、やっぱりシェイグレイ症候群は増えてると思いますね。昔は稀でした。シェイグレイ症候群を教科書的に言うと、中高年の女性に多いというふうに私は習いました。病理学で習いました。だいたい50代中盤から60代中盤ぐらいの人が発症し、男性も稀になる。虚弱体質の女性で痩せてる人に多い。
00:01:43
なんていうふうに習って、そういうふうに国家試験の問題が出ました。その通りだと思います。男の人のシェイグレイ症候群ってあんまり見ないですね。それから肥満の人も見ないですね。これは…これは腺というところでも話しましたけれども、ゼッカ腺、ジカ腺、ガッカ腺、類腺、生殖腺。ここが萎縮して自己免疫疾患ですね。自分で自分を攻撃してしまってなる病気です。
00:02:18
この自己免疫疾患については何でなるのかという話ですね。これは本来だったら、絶対に攻撃しない自分を異物だと思って、他人だと思って、あるいは害のあるものだと思って攻撃するんですよ。誰が?白血球系の細胞です。私がよくお話ししているのはいくつかあるんですよ。例えばIL-1とかIL-6とか、こういう液性物質もあるし、
00:02:53
いろんなものがあるんです。一番わかりやすいのはやっぱりTNFαですね。Tは?主要Nはネクローシス、エシ、F、ファクター、主要エシインシと言いまして、これは基本的にはですね、がん細胞を攻撃する白血球が出す液性物質です。これによって我々は白血球からがん細胞を攻撃して殺してるわけですね。
00:03:29
がん細胞って誰のものですか?自分のものですよね。自分が作ったもので間違ってるものやいらないものを攻撃するわけですよ。がんっていうのは毎日5000個ぐらいコピーミスで生まれてしまうというふうに言われてます。ですからその5000個を体の中に60数兆ぐらいの細胞があると言われてますけども、そのうち5000コピーエラーが出たらそれを全部攻撃して殺してるわけですよ。
00:04:00
はい。ところが自己免疫疾患というぐらいですから、間違えて自分のどっかの臓器を攻撃してしまうわけです。これが小麦の摂取量、食べている量が多くなると、自己免疫疾患は明らかに増えています。これが小麦のグルテン。グルテンが免疫を狂わせるわけですね。これで間違えてTNFαが軟骨を攻撃しているのがリュウマチです。
00:04:37
間違えて神経を攻撃しているのがパーキンソンです。間違えて筋肉を攻撃しているのが繊維筋痛症です。間違えて唾液腺などを攻撃しているのがシェイグレン症候群なんですよね。シェイグレン症候群。確かに唾液が出なくて困るんですけども、僕らというか、私、かなり専門性の高い航空領域の仕事をしています。
00:05:10
歯科医師って言うとよく、お前、歯医者なんだから歯しか見れないんだろうって言うけど、そうじゃないですよ。歯は当然見ます。歯肉も見ます。胸粘膜も見ます。それから口唇も見ます。ベロも見ます。それから口外水、喉ちんこ、扁桃、扁桃腺があるところですね。こういうところも見ます。それから咀嚼筋ね。口輪筋とか口筋とか側頭筋。側頭筋ってどこまであるんですか?
00:05:45
頭のてっぺんまであります。ですから、歯科医師免許で見るところは、咀嚼筋全部ですから、側頭筋とか口筋だけじゃなくて、絶骨上筋群。絶骨っていうUの字型の骨がここにあります。ここが、例えば音が絶骨。ここずっと筋肉でつながっているんですね。それから、絶骨下筋群、例えば胸骨絶骨筋とか、こういう下に行くの。それから、肩甲絶骨筋といって、肩甲骨までつながっている。
00:06:18
ですから、頭頸部の咀嚼筋はこれだけあるので、ここも全部歯科領域なんですね。から、当然今言った、顎下腺とか絶下腺とかもこの領域になります。あとが、顎関節もその領域になります。この顎関節の中に通っている神経は、例えば内耳神経の枝の骨作神経とか、めまいとか耳鳴りだとか、こんなのも当然治療の範疇に入ってくるわけですね。
00:06:53
これが原発であれば追求できますから、例えば、上顎の死肉。語弊が上顎道まで転移して鼻腔まで入るって言ったら、当然上顎道も治療しますし、鼻腔も治療しますし、中陰頭に入ったら私も実際治療してます。そういうのはね。ですから、これらの範疇というのは結構広いし、それが肺転移してるとか、肝臓転移してるとかっていう場合も、法律上はそのための肺や肝臓の治療もできます。
00:07:25
なので結局、頭のてっぺんからつま先まで私たちも解剖もやってるわけですし、生理学、生化学、細菌学、薬理学、病理学とかいうのは医学部、私学部、共通です。ですが、やってない歯科医師の方がほとんどですけどね。私はそういう領域の方もやってますので、当然このシェイグレン症候群の人も見るわけですが、我々はですね、パノラマレントゲンという撮影方法で、統計部のレントゲンを撮影して、レントゲンを撮影します。
00:07:55
これはですね、顔にフィルムを巻き付けたようになってまして、これを、ですから顔の横から始まってぐるっといってこっち側までですから、このフィルム上では両端では横を向いている状態で正面は正面があって横は横があるなんていうふうになります。これは地球のメルカトルの地図とそっくりです。だから日本人が使うよくメルカトルの地図は太平洋が真ん中にあって、日本があって、アメリカがこっち側にあって、ヨーロッパがこっち側にあって。
00:08:31
だけどヨーロッパ人が使う地図は太西洋が中心で、アメリカがあってヨーロッパがあってやってます。あれと同じですけど端に行くとまた相手の国が出てくるでしょ。あれと同じ、そういう撮影の仕方なんですよ。ですからこのパノラマ撮影をすると真ん中は顔の中心があるんですけど、頸椎、首がここに映るんですね。でも首の方に映るんですよ。ここには一本しかないでしょ。そうですよね、同じの映ってるんですよ、ぐるっと一周してね。ここでですね、何を見るかっていうと、直線とか。学科戦とか絶果戦を見るんですよ、僕は。
00:09:04
見てない歯科医師はすごく多いです。このシェーグリーシー症候群になってしまったらもうダメなんですけど、その前に必ず植物性の油を取りすぎている人は、この学科戦や絶果戦が切開化するんですよ。砂粒みたいなのが釣り始めるんですよ。それがシェーグリーシー症候群の未病状態なんですね。私がいつも植物性の油はいけないよ、4ついけないよ、
00:09:35
小麦粉いけないですよ、植物性の油いけないですよ、乳製品いけないですよ、甘いものいけないですよって言ってますよね。この自家戦とか学科戦とか絶果戦に関して言うと、乳製品はほとんど関係しません。小麦は当然関係します。自己免疫疾患だから。先ほど言ったように間違えて軟骨を攻撃しているのが流町だとすれば、間違えてTNFαが自家戦や絶果戦、学科生や学科生を攻撃しているのがシェイグレン症候群です。類戦と生殖戦も入るんですけどね。
00:10:08
類戦とか生殖戦よりも、やっぱり唾液戦を攻撃している方が多いです。目が乾いちゃって乾いちゃってしょうがないっていうシェイグレン症候群だとか、女性が、陰部が乾いちゃってしょうがないっていう人はいないとは言いませんけど少ないですね。だから自分はシェイグレン症候群なんですって言ってる患者さんに目が乾きますかって言ったら、いやー大丈夫ですねって言ったら、生気の周りが乾いちゃいますかって言ったら、それはないですね。でも乳輪のところはいますね。
00:10:40
ブラジャーつけてると擦れちゃって痛いんですとかっていう人もいますね。でもやっぱり口の中が乾くっていう諸相が一番大きいです。そこに行くまでですよ。そこに行くまで。このシェイグレン症候群も50代中盤から60代っていうふうに言いました。だから、だいたいパターンは洋菓子です。ケーキとかクッキーとかエクレアとか。あんまりケーキ詳しくないんでわかんないんですけど、あとロールケーキぐらいしか知らないんですけど。
00:11:14
ロールケーキは結構好きな人毎日食べてて、ショートケーキはホイップクリームがべったりじゃないですか。さすがに毎日食べてる人ってあんまりいないんですよね。だからクッキーとかロールケーキレベルぐらいので、1日1回食べますよぐらいのを30年40年やってるぐらいの人が多いですね。あとは紅茶が好きでミルクティー飲むんですけど、その時にお茶菓子としてこんなちっちゃいクッキーですよ。1回食べてるだけですよっていうのを30年40年とかっていう、そういう妙齢のお姉さまのパターンが多いです。
00:11:51
植物性の油が当然入ってます。クッキーとかケーキだからね。こういうものを食べていて、それで甘いものは炎症を何でも強くしますから。このパターンの人が多いです。なので、クッキーとかケーキとかを食べてる男性っていうのは、いないとは言いませんけど、やっぱりその、お姉さまが多いわけですよ。だからやっぱり女性の方が多いんだと思います。だから女性に多いとかじゃなくて、女性が好きな食べ物で、30年、40年くらい食べてる年齢でなってたんです、結局は。
00:12:25
こういう食べ物のこととかをきちんと分析しないから、西洋医学では、男と女とどっちが多いとか、何歳くらいが多いとかって言うと、まるで遺伝子の疾患みたいに言ってますけども、自己免疫疾患がとにかく何十倍も増えてるのは事実なわけですね。そういう方々です。皆さんにお知らせです。吉野俊明オンラインサロンが立ち上がりました。YouTubeでは、バンされて見えない真実の情報、
00:12:55
そして西洋医学と東洋医学、なぜ病気になるかなど、詳しいことが分かっています。このオンラインサロンでは勉強できます。概要欄にありますので、ぜひ申し込みください。

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