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9割の日本人が誤解している虫歯の原因

病気の原因・対策

この講義では、虫歯の原因と予防について詳しく説明されています。ミュータンス菌と砂糖の関係、キシリトールの効果、感染の窓、唾液の干渉能とpHの影響、免疫力と虫歯の関係、クレンチングとβエンドルフィンの関係、現代社会におけるストレスと虫歯の関係、食事回数と虫歯の関係についての要点が取り上げられています。

要点

  1. 虫歯の原因と予防
  2. ミュータンス菌と砂糖の関係
  3. キシリトールの効果
  4. 感染の窓(インフェクショナルウィンドウ)
  5. 唾液の干渉能とpHの影響
  6. 唾液の干渉能と虫歯の関係
  7. 免疫力と虫歯の関係
  8. クレンチングとβエンドルフィンの関係
  9. 現代社会におけるストレスと虫歯の関係
  10. 食事回数と虫歯の関係

ハイライト

  • "現代社会はもう本当にストレスフルです。"-- [よしりん]
  • "健康って何なんだ、美っていうのは何なんだっていうのを考えてもらいたいという風に思います。"

章とトピック

虫歯の原因と予防

虫歯はミュータンス菌が砂糖を食べて酸を出し、その酸が歯を溶かすことで発生する。予防には砂糖の摂取を控え、歯磨きで歯垢を除去することが重要。

  • 要点
    • ミュータンス菌は砂糖を食べて酸を出す。
    • 酸が歯を溶かすことで虫歯が発生する。
    • 砂糖の摂取を控えることが予防につながる。
    • 歯磨きで歯垢を除去することが重要。
  • 説明

    ミュータンス菌が砂糖を摂取すると、酸を生成し、その酸が歯のエナメル質を溶かす。これを防ぐためには、砂糖の摂取を控え、定期的に歯磨きを行い、歯垢を除去することが必要。

キシリトールの効果

キシリトールは糖アルコールで、ミュータンス菌が摂取してもカロリーがないため、菌が餓死する。これにより虫歯のリスクが減少する。

  • 要点
    • キシリトールは糖アルコールである。
    • ミュータンス菌が摂取してもカロリーがないため、菌が餓死する。
    • キシリトールの摂取で虫歯のリスクが減少する。
  • 説明

    キシリトールは砂糖に似た構造を持つが、カロリーがほとんどないため、ミュータンス菌が摂取してもエネルギーを得られず、結果的に菌が減少する。

感染の窓(インフェクショナルウィンドウ)

生後14週から54週の間にミュータンス菌が感染すると、生涯にわたって菌が定着する。この期間に感染を防ぐことが重要。

  • 要点
    • 生後14週から54週が感染の窓である。
    • この期間にミュータンス菌が感染すると生涯定着する。
    • 感染を防ぐためには親の口腔内の清潔が重要。
  • 説明

    この期間にミュータンス菌が感染すると、菌が定着しやすくなるため、親が口腔内を清潔に保ち、子供への感染を防ぐことが重要。

唾液の干渉能とpHの影響

唾液は弱アルカリ性で、口腔内のpHを調整する役割を持つ。食事後にpHが酸性に傾くが、通常45分で元に戻る。この間に再度食事をすると虫歯のリスクが高まる。

  • 要点
    • 唾液は弱アルカリ性である。
    • 食事後に口腔内のpHは酸性に傾く。
    • 通常45分でpHは元に戻る。
    • この間に再度食事をすると虫歯のリスクが高まる。
  • 説明

    唾液は口腔内のpHを調整し、酸性環境から歯を守る。食事後にpHが酸性に傾くが、唾液の作用で45分ほどで元に戻る。この間に再度食事をすると、酸性状態が続き、虫歯のリスクが高まる。

唾液の干渉能と虫歯の関係

唾液の干渉能は虫歯の発生に大きく影響し、遺伝的要因によって個人差がある。

  • 要点
    • 唾液の干渉能が高いと虫歯になりにくい。
    • 唾液の干渉能は遺伝的に決まっている。
    • 唾液の干渉能が低いと虫歯のリスクが高まる。
  • 留意点
  • 唾液の干渉能を測定することで、虫歯のリスクを評価できる。

免疫力と虫歯の関係

免疫力が高いと虫歯になりにくく、リンパ球が歯の中でバイキンと戦う。

  • 要点
    • 免疫力が高いと歯の中のリンパ球がバイキンと戦う。
    • 免疫力は生活習慣によっても影響を受ける。
  • 留意点
  • 免疫力を高める生活習慣を心がける。

クレンチングとβエンドルフィンの関係

クレンチング(歯を食いしばること)によってβエンドルフィンが分泌され、ストレスや痛みに対する抵抗力が高まる。

  • 要点
    • クレンチングはβエンドルフィンの分泌を促す。
    • βエンドルフィンはストレスや痛みに対する抵抗力を高める。
  • 留意点
  • ストレス管理の一環としてクレンチングを意識する。

食生活と免疫力の関係

食生活が免疫力に与える影響についての詳細な説明。特に、だらしない食生活が免疫力を低下させ、虫歯や他の健康問題を引き起こす可能性がある。

  • 要点
    • だらしない食生活は免疫力を低下させる。
    • 免疫力が低いと虫歯や他の健康問題が発生しやすい。
  • 説明

    食生活が免疫力に与える影響を理解し、健康的な食生活を心がけることが重要です。

アメリカとヨーロッパの歯に対する価値観の違い

アメリカでは白い歯が美の象徴とされる一方、ヨーロッパでは自然な歯の美しさが重視される。

  • 要点
    • アメリカでは白い歯が美の象徴。
    • ヨーロッパでは自然な歯の美しさが重視される。
  • 説明

    文化や地域によって美の基準が異なることを理解し、自分に合った価値観を選ぶことが重要です。

全文

00:00:06
日本の病を治す、吉野俊明です。今日は、虫歯の話をしたいと思います。虫歯というのは、我々は右色と言いますけども、歯が虫歯ばれているという字を書くんですね。皆さん、なんで虫歯になると思いますか?テレビでは、虫歯菌の駆除とか、除菌とかいう話をしたりとか、あるいは超音波の歯ブラシですよね。こういうのが流行っていて、歯垢除去とかいう風に言ってますよね。ところがですよ、ろくすっぽ歯も磨かないのに、全然虫歯にならない人がいたりとか、
00:00:39
3ヶ月に一遍検診に行ってて、真面目に歯ブラシをして、超音波の歯ブラシもして、デンタルフロスもして、うがい薬もしたりしてるのに、虫歯になったりしてる人もいると。これはなぜなんでしょうか?運がいいんでしょうか?運が悪いんでしょうか?あるいは歯が強いんでしょうか?弱いんでしょうか?確かにそんな要素もあると思いますけども、実はそうではないんですね。今日は、虫歯の話から入って、投与,医療医学的にもそうですけども、その人がどんな人なのかっていうお話をしてみたいと思います。一般的に虫歯は30年ぐらい前までは、砂糖が悪いんだ。その砂糖を食べるミュータンス菌が悪いんだ。
00:01:12
そのミュータンス菌が酸を出すから、その酸によって歯が溶けるんだというストーリーだったわけですね。お砂糖を食べるのやめましょう。そうすれば虫歯にならないんです。そういうストーリーがありました。決して間違ってはいません。虫歯菌の他に乳酸菌菌というのがいて、さらに酸を出すだけじゃなくて、歯の周りにヌルヌルを作ると。そのヌルヌルがある限り、どんなに殺菌したとしても汚れが取れない。お風呂とかトイレとかほったらかすとヌルヌルしてきますよね。あそこにアルコールをジャーってかけたら、じゃあヌルヌルが取れるかって言ったら取れないですね。
00:01:43
トイレも擦らなきゃいけない。お風呂も擦らなきゃいけない。コップも結局は手で洗うときはスポンジで擦るように、それで歯ブラシをしましょうよっていうので、砂糖を取らない。それから歯磨きをする。これが予防なんだとずっと言ってたわけですよ。ところが、冒頭で私が言ったように、ロクスっぽ歯も磨かなくても虫歯にならない人がいるのはなぜか。それから一生懸命歯磨きもして、検診も行って、3ヶ月一遍くらい口の中をちゃんと歯科医生さんにクリーニングしてもらっても、それでもできるのはなぜか。ここなんですね。
00:02:14
そうですね。実は虫歯になるには最低5つ理由があります。ミュータンス菌という問題は今言いました。これは確かに砂糖で酸を出すんですね。ミュータンス菌というのはお砂糖を食べて汚いですけどうんちとこしっこである排泄物を出すとそれが酸であると。つまりミュータンス菌に餌をやらなければ酸を出さない。そういう理屈なんですね。キシリトールというのはよく虫歯用語だ虫歯用語だと言ってますけども、キシリトールってどういうものかというと糖アルコールというものなんですね。末端がOHってつくのでアルコール気がついているのでスースーするんですよ。こういうとこはねアルコールのスースーするのと同じですよね。構造が諸と砂糖に似ているのでミュータンス菌は食べるんですがカロリーがほとんどないので餓死するわけです。
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こういう理屈で食後にミュータンス菌を殺すためにキシリトールガムの食べるといいですよとかっていうのはそういう理屈なんですよ。キシリトール自体は、我々にとってもほとんど害がないので、キシリトールを使っていれば虫歯が少なくなる。確かにその通りなんですね。北欧でこんな研究がありまして、日本では絶対できないんですけども、共産主義国家、社会主義国家だからできるんですけども、ある村をですね、2年間ぐらい閉鎖するんですよ。ロックダウンするんです、本当に。軍で囲って出れないようにして、砂糖の代わりにキシリトールだけ配給するんです。だから料理使うのもキシリトール、パンを作るのもキシリトールとかってやると、どのぐらい虫歯が減るかっていう研究をすると激減するんですね。
00:03:30
つまりやっぱりミュータンス菌がいる、いないっていうのは大事なことなんですね。そういう研究もあって、日本ではそんなことできないですから、キシリトール入りのガムを出す。キシリトールというお砂糖みたいなのは袋では売ってないですね。これはもう薬になってしまうのね。これでミュータンス菌の話は一つ解決したと。じゃあこのミュータンス菌。ミュータンス菌は一体どこから来たんですかって話があるわけです。ミュータンス菌、虫歯の菌はミュータンス菌だけじゃないですけども、これは抗寄生菌といって空気が好きなバイ菌なんですね。なので、菌寄生菌。菌寄生菌っていうのは刺繍病の細菌がそうです。
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共存できないんです。なので、虫歯がひどくて刺繍病という人は絶対いないんですよ。虫歯がひどい人か刺繍病がひどい人。もし両方いるんだったら、抗天性免疫不全症候群のような特殊な場合です。歯が、乳歯が生えてくるときに、粘膜を押し破って出てくるんですね。なので、この表面につくのは空気がたくさんある。つまり酸素がたくさんあるところなので、基本的には虫歯菌しか増えない。刺繍病菌は生存できない。永久歯と乳歯が生え変わるときに初めて、下から永久歯が張るので、そこにポケットのようなものができるので、献起成菌、空気のいらない培菌が増える可能性がある。
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この時までの間、これはズバリ生後14週から54週です。この50週間、これを感染の窓、インフェクショナルウィンドウって言うんですけど、この時に虫歯菌が感染すると、生涯ミュータンス菌が定着してしまうんですね。ほとんどがお母さんです。お母さんとは限らないですけども、お母さんの口の唾液のものを接触するチャンスが多いので、この時期にお母さんが口の中をきれいにしていて、例えば虫歯菌を除菌していたりすれば、ほとんどお子さんは虫歯菌の感染がないんです。
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私、こんな興味深い症例がありまして、お姉ちゃんと弟がいると。お姉ちゃんはお菓子とかほとんど食べない。弟の方はまあまあまあ食べてる。ところがですね、虫歯菌の検査をすると、お姉ちゃん虫歯菌だらけなんですよ。でも全然虫歯がないと。弟の方は非常に少ないんですね。ところが口の中ほとんど虫歯なんですね。どうなってるんだと思って、お母さんにですね、ちょっと1日仕事休んで、どんなことがあっても怒らないで、家の中で観察してくれって。って言ったんですね。そうするとね、お姉ちゃんはね、本当に朝ごはん食べて、歯磨きして、
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学校に行って、給食食べて、で、家に帰ってきて歯磨きして、夜ごはんだったら夜ごはんを食べて、また歯磨きしてっていう生活してるんですけど、虫歯菌は持ってる。弟さんの方はそんなに持ってないんですけども、何してるかって見ると、母親が一切叱らないと、冷蔵庫に行ってガチャンって開けて、ジュースグビグビってガチャンって閉じる。冷蔵庫開けたいですけど、バブバブって食べてガチャンって閉じる。お父さんは電車がゴーが大好きで、おい、お前一緒にやろうよって。お父さん、僕もう飽きたとか、いいから飴あげるからとかって言って、常にミュータンス菌の餌をですね、何十回もあげてるような状況なんですね。
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怒りでもう頭がメラメラしてきたのが絶対ダメですよっていう風に言ってると、そうなるわけ。だからこのミュータンス菌がいる、いないも当たり前なんですけど、餌を誰があげてるかとか、何回もらってるかってのもすごく大きい予想になってくるんですね。それで、もしもその確かにこのインフェクショナルウィンドウの間に、生後14週から54週の間にもらわなければ、その菌がいないわけですから、甘いものを食べても虫歯になるリスクっていうのは本当に少なくなるわけですよね。そうすると、お母さんとかお父さんとか、この子供に接触する人たちが、口の中がどうなってるのかっていうのが原因なんです。
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なので、うちの家系は遺伝的に虫歯になりやすいっていうのを嘘で、家族でミュータンス菌を払い回しにしてる可能性があるっていうことなんですね。これで、ミュータンス菌の話と、ブラッシングでヌルヌルを取るっていうのが2つ話しました。3つ目は、唾液の干渉能って言って、口の中には当然唾液が出ている。これね、弱アルカリ性なんですよ。AHA7.2,アルカリ性であれば当たり前ですけど、歯は溶けませんよね。ところが口の中に物が入ってくると、必ずゾーンとpH4ぐらいまで酸性になるんですよ。
00:07:10
酸性になってから戻ってくるのまで通常は45分ぐらいで戻るんです。ということですよ。この45分間の間にまた食事をしていたら、食事っていうとお昼ご飯とか夜ご飯とかって思いますけども、例えばこういうメントールが入ってる飴みたいなものありますよね。ああいうのを30分おきぐらい口の中に入れてる人は、ずーっとpHが低いまんまだから、甘いものを食べてない、あるいはそのメントールの入ってる飴がキシリトールですとか、場合によってはクラロース系とかアスファルテイムとかって代用甘味料であったとしてもですよ。
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ニュータンス系の餌にならなかったとしても、口の中ずっと酸性なわけですよ。そうすると表面がっかりって言うんですけど、ずーっと歯は弱ーく酸に起こされてるわけですね。よく歯の表面が白っぽくなってる人、可能性高いです。口の中をきれいにして。ニュータンス系がいなかったとしても、口の中に物を入れて、ずっとやってるとか。言うのを3時間、4時間、5時間やってて、お昼ご飯食べると。歯も磨いたと会社で。でもまた5時までずっとそうやって、
00:08:15
ダラダラダラダラやってるって言うと、ずーっと口の中酸性なんですよ。1日ぐらいだったらいいんですけど、これを5年、10年、15年ってやったら、さあどうなるでしょうかっていうことですよね。この唾液の干渉能っていうのは、非常にこれ遺伝的に影響します。なので45分かかるんで、パッと戻る人もいれば、人によっては、2時間とか3時間とかかかる場合もある。私は20年ぐらい前、食べてた時期があって、唾液の干渉能っていうのは、先天性のものなので、虫歯に関する免疫って言ってもいいと思うんですよね。この評価っていうのは、
00:08:45
普通の臨床をやってる歯医者さんにはないですよね。普通の歯医者さんだったら、いわゆる貝の治療ですね。削るんですけども、保険でやりますか?慈悲にしますか?アマルガムにしますか?それともセラミックにしますか?これをもう完全に原因を考えてないので、大変なことになってます。これはもう完全に貝の治療法ですね。その人の人生のことを考えたら、この唾液の干渉のテストをするっていうことが分かってたら、あなたは戻るのが早いタイプですよ。まだ虫歯はうんと小さいですよ。乳炭スキンもほとんどいないですよ。食事の回数を少なくても治療にすれば、この虫歯が大きくならないはずですから、
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このままでもいいんじゃないですか。そうするとあなたはお金も使わないし、こういうとこ来なくてもいいんですよっていうことができますよね。そうするとその患者さんとかその患者さんの家族っていうのが幸せになる。っていうのが注意の考え方になるわけです。ところでですね、歯をやっぱり削らなきゃいけないっていうことがあるわけですよ。そうは言ったって虫歯が大きかったら削ってかぶせなきゃいけないとか、集めなきゃいけないというのがあるんですね。僕たちは治療の時に、僕は特にマイクロスコープを使うわけです。2倍とか3倍じゃなくて最大だと60倍ぐらいまで拡大するんですね。
00:09:51
歯を削ると、歯は造毛細管っていって木の木目みたいに筋があるんですよ。これは何が入ってるかというと、歯があると、ここ。ここに動脈、静脈、リンパ管、神経があって、それが歯の中に入ってくる。我々はよく皆さんね、歯の神経、歯の神経って言いますけど、あれは神経だけじゃないんですよ。脂髄っていう組織は神経もある、もちろん。動脈もある、静脈もある、リンパ管もあるんですよ。リンパ管があるということは免疫があるということなんですよ。リンパ球があるんですね。歯の中の圧力が高ければ、臓下細管というところを通って、そこから実はリンパ球とかリンパ液が出るんですよ。歯を削って顕微鏡で見てると、よくね、歯の涙っていう言い方をするんですけど、30分とか40分置いてると、表面から汗をかくみたいに出てくるんですね。
00:10:38
免疫が高い人はこういうことが起こります。その逆ですと、陰圧になって、この臓下細管の中に入ってくるような現象が見れるんですね。ということはよく歯磨きの質疑で、歯茎が下がっちゃったと感じる人いるんですよ。そこはエナミル質じゃなくて臓下質が出てる。僕もちょっとこの辺でかかってるところあるんですけども、年取ってる性もあるし歯ブラシっていうのもあるんですけども、全然虫歯にはなってないですよね。私の免疫力が高いからなんですけども、上位、中位、下位の時言いましたけど、免疫力が強い人っていうのは実証って言うんですね。鼻水もよく出るし、唾液もよく出るし、胃液も出るように、脂髄からもそういうものが出るようになってると、方面が汚染していたとしても、そこからリンパ球が出てくれば戦ってくれるわけですよ、免疫でね。歯茎が下がっていたとしても。そういう人は虫歯にならない。
00:11:19
こういう人はどういう人かって言ったら、もちろん先天的に体力があるっていうのもありますけども、免疫力をちゃんと高くするような生活をしていることですよ。変なもの食べないとかね、添加物食べないとかね、夜更かししないとか、ちゃんと睡眠とってるとか、こういうことによっても、死液の出方っていうのは変わってくるんですね。そこまで考えると、非常に東洋医学的な考え方が多くなってくるんですね。最後が実はストレスなんですね。前回やその前も言いましたけども、我々っていうのはストレスがあるとグラッと食い絞ります。聖書にも悔しければ歯がみせよっていう言葉があったりとか、歯がゆいっていう言葉があったりとかね、歯が痒くなるわけないわけですよ。歯が痒くなったからって、そこに金管塗ったりとかしないですよね。それはなぜかっていうと、皆さん、この番組見て皆さん、ちょっとやってみてください。
00:12:02
歯がゆい感じ。指をギュンと押していると解放されているようなこういう感じがあるわけですよ。この噛み締めるっていうのをクレンチングって言うんですけども、グーって食いしまると。歯を食いしまって頑張れなんてことわざがあるように。私が子供の時はピンとされる前に歯を食いしまれとかって先生に殴られたりしましたけど、こうするとβエンドルフィンっていうモルヒネと同じようなホルモンが出るんですね。そうするとストレスに対して抵抗できたりとか、痛みに対して緩和したりとか、免疫力が上がったりとかするんですね。
00:12:33
なので歯を食いしまっているとβエンドルフィンっていうモルヒネとほとんど同じ物質があるので、ピンとされても痛くないわけです。重いものを持ち上げたりする時もこのβエンドルフィンっていうのは役立ちます。重いものを持つ時に、よいしょーってやってやるはずですよ。食いしまらないで口を開きながら開けてくださいって不可能です。懸垂もそう、うーんってやりますよね。口を開けながら開けてください。口っていうのは絶対できないんですよ。なので重いものを持ったりとか、強い力を持ったりとか、力が必要だったりとか、あるいは風邪ひいてる時肩転んだらなぜでしょう。
00:13:03
これもクーって寝てるんですね。βエンドルフィンを出すことによって免疫力を上げてる。本来は強い力を使ったりとか、重いものを持ち上げたりとか、あるいは感染症になっている時に食いしばってβエンドルフィンを出して早く免疫力を上げるものなんですが、現代社会はそういうβエンドルフィンの出方ではなくて、メンタルストレスでも出るんですね。だから悔しければ歯が見せようがまさにこれに相当するわけですね。歯が良いというのもこれに相当するわけですよ。現代社会はもう本当にストレスフルです。これなんでこんなにストレスフルになったかって言ったら、
00:13:34
人間が根性がなくなったりとか、廊下に立ちなさいというのが禁止されたからじゃなくて、私はズバリ言います。エアコンが発達したりとか、エレベーターとかエスカレーターができたから、日常生活で我慢することがなくなったからです。暑ければエアコンをつける。寒ければヒーターをつける。歩きたくなかったらエスカレーター乗る。もっと楽したいんだったらエレベーター乗る。そうすると嫌なことがもう人間関係のことしかないんですよ。僕実は、大学生の時に、岡山県の大学行ってましたけど、実家の横浜まで当時のパワーステアリングのないマニュアルミッションで、かき氷ハンドルの車で岡山から横浜まで帰ったことがありました。
00:14:11
お盆で大渋滞です。クラッチを半クラッチにするので、すべがもうプルプルプルプルしてくるし、このファースト入れてセカンド、ファースト入れてセカンドとかってやってると、もうここが痛くて痛くてしょうがないと。右足でクラッチ踏んでる時もあったぐらいですよ。そうすると割り込んでくる車があった時も、どうぞと半クラ使って動きたくないわけですよね。ところが今のオートマチックどころかパワーステアリングどころか、自動運転装置がついてるとですね、割り込んで車が来ると勝手に車がガンってブレーキかけてピーピーとかなると、なんだこの野郎ってなるわけですよ。
00:14:44
そうすると車の運転で体力を使わなかったら楽になるはずが、イライライライラするようになっちゃってるんですね。これが現代社会なんですね。そうすると。食いしばらく。そうするとマイクロクラックって言って歯にヒビが入るんです。歯と歯の間ばっかり虫歯直してる。そういう人はクレンチングが激しい人なんですね。激しいだと歯が減るんですけど、歯が縦に割れるんです。歯の表面の伸縮っていうか、表側はエナメル質がすごく厚いんですね。歯と歯の間のところがすごく薄いんですね。なので歯と歯の間のところが顕微鏡見てるとバーンって歯に割れてるんですよ。
00:15:17
これで先ほど言ったようにミュータンス菌がいる。そして唾液の干渉能が低い。そして免疫力が投与医学的に低くて死液が出ない人はそこからバイキンが入ってくる。なので最近の虫歯の治療って言ったら歯と歯の間の治療ばっかりなんですよ。メンタルストレスが多くて。かつてのように小学校とか幼稚園とか保育園とかでもうみそっぱになってて歯が真っ黒げっけの子なんて今いないじゃないですか。だってみんなお母さんが仕上げ磨きをしたりとかねしてあげるし、歯医者さんに普通に行くし。もうよっぽどですよ。親がネグレクトしててカシパンだけで生きてる子だったらそういう子で稀にいますけど昔はクラスに何人かがもう虫歯だらけで歯が真っ黒げっけの子だっていたけど今そんな子全然いませんよ。ところが子供でも毎回。
00:16:02
なので、この精神というところに虫歯の治療がフォーカスするということって非常に少ないんです。マイクロクラックが入っていたとしても、その人が実症で、バイキンがいなくて、ミュータンス菌がいなくて、1日に何度も何度も食事をしていない。これは答えから言いますけど、1日7食と8食で大違いなんですね。7食以下だとほとんど虫歯にならないけど、7食以上になると非常に悪くなるんですね。7食って言うとみんなそんなに食べてないって言うんですけど、口の中に物が入ったら1回ですから、朝起きたと。水飲んだ。これもう1回です。
00:16:32
砂糖が入ってないでしょ。関係ないんですよ。干渉能が下がるからです。朝ごはんを食べる。駅でジュースを飲む。お昼ごはんを食べる。3時ぐらいに休憩でお茶飲みながらお菓子を食べる。仕事の帰りに自動販売機でジュースを飲む。晩ごはんを食べる。もうこれ7回です。そして晩食をすると。で、だらだらだらだら2時間3時間ずっと酸性になってると。そのまま歯磨かないで寝るとかって言ったらもう10回ですよ。そしたら当然この人が実症でなければ虚症であれば虫歯になるわけですよ。3ヶ月に1回検診に行ってもなるわけですよ。それで夜ストレスでニーって激しいとかやってたらそれはひどい虫歯になりますよね。
00:17:05
それが昔の歯磨き不足の人は表面が虫歯になったんですが今時は隣接面って言って歯と歯の間の虫歯ばっかりですだから。歯と歯の間だけ削って詰めることができないので歯があったら仕方がないからこの字型に削るんですよ。こことここ直すために。そうすると虫歯じゃないここも削らないとカチャンってはめられないわけですよね。上だけだったら毛層だけ詰めればいいですけど。いろいろレーザー使ったりしてここだけ詰める方法もあるんですけどそれは今回は割愛しますけども。こうやって考えると親と子供の関係がどうあってどういうものを親からもらってるかということですよね。
00:17:39
親がどういう教育をして食べ物を何回も何回も倒させてるかっていう教育の問題が入ってきますでしょ。口の中にダラダラダラダラ物を入れてずっと長らく養しながら仕事をしてる。昔はこんなことなかったんですよ。農業やってる時にねフリクスク食べながら農業するなんてないわけだから。昔は本当に3食とか2食だけだったわけ。そういうだらしない食生活をしてるかどうか。ちゃんと実証、挙手、体をちゃんと免疫力を高くしてるかしてないか。こういうとこまでやって初めて歯ブラシっていう話が出てくるんですよ。
00:18:10
この番組見てる皆さんもどうしてこんなにしょっちゅう検診に行ってるのに 行くたんびに虫歯が見つけられてるのかとかね。あの人って全然ろくすっぽ磨いてない。本当に全然虫歯がないのはなぜかとかいうことになってくるわけですよ。現代社会としての虫歯はいわゆる虫歯というのが少なくなっていて,生活習慣が楽をしている人でメンタルストレスが多い人に 歯と歯の間の虫歯ができている。その人は毛縛りとか歯ぎしりをしてるので顎関節症を起こしていたり それが原因で難聴とか耳鳴りとか目眩があるような。
00:18:40
メニュー指標を併発していたりとかいう人が本当に多いです。じゃあこれから上位の治療になってくるわけですけども 皆さんは今この話を聞いてくださいました。実は虫歯と言われてるんですけどそれはマイクロクラックで ストレスの症状が歯に出ているっていう病気だったりとか 自分が免疫力を おー,下げるような生活をしているということが原因である。それが分かれば、その人自身も幸せになるし、家族も良くなりますよね。その人を他の人にも伝えてあげることができれば、周りたちが良くなっていく。
00:19:12
本来であれば、こういうのが歯科だけじゃなくて、医療全般が全部そうあるべきなんですね。なので、この虫歯の治療をサイエンスし始めると、これがガンの治療であってもほとんど同じ構造だし、パーキンソンとかリューマシとかもほとんど同じような構造なんですね。すなわち、その人の個体の生活と原因、その人の免疫力が高いか低いか、あるいはそれをちゃんと改善するかというところに帰結してくるわけです。さあ、今日はどうだったでしょうか、皆さん。この5つというのが、現代の虫歯の病気の原因となります。ぜひ、皆さんの生活を見直してみて、自分がどうしてこんなに歯の治療で悩んでいるのかな、分かっていただければ幸いです。
00:19:50
ここで、アメリカとヨーロッパの歯に対する価値観の違いというのをお話ししたいと思います。ハリウッド女優さん、俳優さんを見ていると、画用紙みたいに歯が白い。わかりますよね。なんでこんなに白いのかっていうぐらい白いですけども、このアメリカの価値観は、歯が白ければ白いほどいいという概念です。これは面白いですね。LGBTとかいろいろ言ってますけども、実は白人の方がいいとか金髪の方がいいと近い概念なんですよ、皆さん。ホワイトニングを異常にやるしね。自分の健康な歯を削ってでもいいから白い歯にするという考え方があります。
00:20:25
日本もアメリカの影響を極めて強く受けているので、歯を白くするとか削ってでも綺麗にしようとするっていうのがすごく残っています。さて、例えばヨーロッパの俳優さん見てみましょう。例えばトム・クルーズなんていうのは典型的に歯が白いですけども、ジャンメノってそんなに白かったかしら。実はヨーロッパは以前お話ししたように、医師が免許を取り、その人が歯科医師になりたかったら、それでもう一回歯科大学に入るっていう考え方を取ってるんですね。
00:20:56
歯だけ治せる人たちはないんですよ。全身を治せる人たちなんですね。こういうのを。ストマトロジストって言いましたけど、航空咀嚼医っていう考え方ですけど、いかに歯をいじらないで自然になっているかっていうのが美なんですね。アメリカの、例えば昔僕が大学生の時、アメリカのなんとか高校博書とか高校生ぐらいのテレビドラマ見ると、必ず矯正している子供が出てくるんですよ、一人ぐらい。歯をきれいにする、歯並びをよくするっていうのは、所得が高いとか意識が高い象徴なんですね。ところが元々の自然に直すっていう概念で言うと、矯正すらしないで自然な美を得るっていうとどうなるか。
00:21:32
皆さん、歯並びの悪いライオンとか、歯並びの悪いチンパンチとか、歯並びの悪い牛とか、野生動物いないでしょ。つまり、より昔からやっているような自然的な暮らしをしていると、歯並びっていうのはやっぱり悪くならないんですね。できるだけそういう暮らしをできるっていうのが上流階級の考え方だっていうのがヨーロッパの概念にやっぱりあるわけですよ。自然に育てる。できるだけ介入しない。ちゃんとそれこそ。噛むとか、飲み込むとか、呼吸するとかっていう、そういう教育をする。病的に歯が黄色い人とか茶色い人は別に。ですけども、自然な花並びで自然な花の色をしてるっていう人は美しいっていう風に見るわけですね。
00:22:06
ヨーロッパの俳優さんね、ソフィー・マルソーなんてフランス人ですよね。彼女、映画界から引いてますけども、まだご存命でとっても綺麗ですけども、鼻高くしたりとか、ヒエロン酸入れて唇大きくしたりとか、歯が白くなったりとかしてないですよ。非常に自然にそのままなってると。日本はさてどうなんでしょうかね。どっちを選んだ方がいいんでしょうかね。僕は自分が歯科医師ですけども、歯を削るのはとても嫌です。ホワイトニングは今とてもいいのでね、歯には悪くないんですよ。悪くないけども、僕はこれ全部自分の歯でホワイトニングをしてないです。
00:22:37
何にも、摘むものも何にもないですね。いつも言ってますけど、僕はたまたま運が良かったのもあるかもしれませんけど、非常に自然な食生活とか、そういう生活をずっとしているので、そういう病気にはならないわけですよ。自分が自然であると。そして自分が免疫力を上げるんだよ。先ほど言いましたけど、歯液っていうのがちゃんと出てるっていうのを生活してれば、1ヶ月くらい歯磨かなくても、もちろん絶対ならないですよ。じゃあ、なんでやってるのかって言ったら、口の中にザクがある。白金が増えるから公衆ができますよ。社会的に公衆がするっていうのが失礼だから歯をきれいにするっていう概念で毎日ブラッシングしたりフロスしたりとかしてますけども、
00:23:09
虫歯予防のためにやってるっていう概念は僕の中には全くないです。社会性のためにやってる感じですよね。皆さんが歯が白いって言ってるのは、もしかすると白人優位主義だとかアメリカ合理主義がいいんだっていう風な洗脳がかかっててなってるのかもしれないです。だからもう一回皆さんも健康って何なんだ、美っていうのは何なんだっていうのを考えてもらいたいという風に思います。日本の病を治す、吉野俊明でした。皆さんこんにちは。9月18日、経路の日にオンラインセミナーをします。
00:23:43
今回は刺繍病と全身疾患についてのセミナーを行います。脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、実はこれらの病気。認知症なども刺繍病ととても関わりの強い病気になりますので、ぜひ興味ある方はご覧ください。詳しくは概要欄に書いてあります。よろしくお願いします。

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