内臓疾患予防のため、植物性油の過剰摂取制限、東洋医学的アプローチ、そしてリンパ循環の改善が重要であると示された。
要点
- 植物性油の過剰摂取が肝臓がん、胆管がん等のリスクを高める
- 東洋医学の五行説が内臓の機能と油代謝を解釈する
- リンパ循環が油の質と体内の流れに影響を与える
- 感情と内臓の関連性についての解説(怒り、忍耐、嫉妬など)
- 次回セミナーは腸内細菌とアンチエイジングに焦点を当てる
ハイライト
"我々は無意識のうちに、楽さや速さ、安さに流され、植物性油を必要以上に摂取している。"-- [よしりん]
"東洋医学では、五行のエネルギーの流れが内臓の機能を左右し、日々の生活と密接に結びついている。"-- [よしりん]
"リンパ循環が悪くなると、悪い油が蓄積され、内臓に大きな負担をかける。"-- [よしりん]
"我慢しすぎると、肝臓に悪い油がたまり、内臓の虚血が進む。"-- [よしりん]
"腸内細菌が体に生み出す力が、私たちの心も体もアンチエイジングしている。"-- [よしりん]
章とトピック
- 植物性油の過剰摂取とがんリスク
植物性の油を過剰に摂取すると、肝臓がん、胆管がん、胆嚢がん、膵臓がん、12指腸がんなど特定のがんのリスクが高まる。日本では全体的に摂取過剰であるという現状が指摘される。
- 植物性油の摂取過剰は明確ながんリスクに繋がる。
- 肝臓や胆管、胆嚢、膵臓、12指腸がんのリスクが具体的に挙げられている。
- 摂取量が多くなってしまう現代の食生活の問題。
- 東洋医学に基づく五行説と内臓の関連
東洋医学では五行説に基づいて内臓を対応付け、油の代謝や体内エネルギーの流れを解釈する。肝臓はエネルギー生産、胆嚢は補完、心臓はエネルギーの使用、胃や膵臓は物質の蓄積や分解とされる。
- 五行(木、火、土、水、金)の概念と各内臓の役割の説明。
- 肝臓と胆嚢はセットで考えられ、エネルギー生産と補完に関与。
- 膵臓は各種酵素を分泌し、全体の物質代謝において中心的な役割を果たす。
- リンパ循環と油の流れのメカニズム
油はリンパを経由して体内循環を行う。体内の油がリパーゼにより分解され、リンパ管やカイロミクロンを通じた油の運搬の仕組みが自動車のエンジンオイルの循環に例えられて説明される。
- 油の取り込みから分解、循環におけるリンパの役割。
- 悪い油が蓄積されることでリンパ本管やその他内臓に負荷がかかる。
- 自動車のエンジンオイルの循環に例えた説明が特徴。
- 感情と内臓の関連性及びその病変への影響
東洋医学では、感情が各内臓に影響を及ぼすと考えられており、怒りや忍耐、嫉妬が肝臓、胆嚢、膵臓、12指腸にそれぞれ対応している。感情のコントロールが内臓の健康に直結する。
- 肝臓:我慢(忍耐)と怒りの溜まりによる虚血。
- 胆嚢:理不尽な忍耐による負担。
- 膵臓:嫉妬または嫉妬されることによる虚血。
- 12指腸:憤慨が血流に悪影響を与える。
- 次回セミナーの案内
次回のオンラインセミナーでは、腸内細菌の働きと心身のアンチエイジングに関する内容が、医学的、東洋医学的および細菌学的見地から解説される。
- 腸活の真実:健康編の続きとして美容編が予定される。
- 腸内細菌とアンチエイジングの関連性。
- 医学、東洋医学、細菌学の三つの切り口から説明される。
提案
- 植物性油の摂取量を控える努力が必要。
- 東洋医学の見地から食事や感情の管理を意識することが推奨される。
- 体内の油の質を改善するために適切な食事や運動を心がけること。
- 感情のマネジメントが健康維持に重要である。
本文
日本の病を治す吉野利明です。今回は植物性の油の取りすぎでなるがん、これについてお話をしたいと思います。植物性の油ねこの話は何回もしていますが、実は取りすぎるとやはり。癌になります。この取りすぎるというのが難しいところで、今の日本ははっきり言います。全員取りすぎです。私も含めて取りすぎだと思います。外に出たら、植物性の油を使ってない料理っていうのがもう見られないですもん。どこに行ってもそうです。そして楽だとか早いだとか安いだとかっていうと、もう極端に量が増えていくわけですね。
ですから私も含めて反省なんですけども、こういう植物性の油、これは取りすぎてはならんということで。まあ具体的ながんでいうと、まず肝臓がんね。そこから揺らして出てくる胆管がん。そして胆管を通る経路にある胆嚢がん。そして次が膵臓がん。そして胆管の最後の出口はファーター乳頭というところですけども、12指腸に穴が来ますから。12指腸癌。ここが癌になりやすくなります。油を取ったら、じゃあみんなこの癌になるのかよって言ったら、それは私が常に言っている病気。偶然発症説ではございません。必ず何の病気でも原因があります。まず。
今回はまあ植物性の油というのになりやすい癌があるわけですけど、次は陰陽五行説に基づいて、どこの臓器が悪くなりやすいかということですね。木か銅根、水という、こういう五行っていうのがあります。木は木ですね。木はエネルギーを産生するね、木が。生えて登っていくようにね。木がどんどん成長するように、ぐんぐんぐんぐん成長すると、ものを作り出すっていう、そういう概念ですねか、これはそのエネルギーを使うと。木が例えば石油の精製工場だとしたら、火はガソリンエンジンみたいなものですね。作ったものをどんどん燃やして動かすというような感じですね。そして次、土土っていうのは燃えかすです。木が燃えたと。
燃えた土になったと、その土の中に燃えかすの成分の中にあるミネラル、これが金ですね。これが雨が降って地面に浸透していって、鉄だとかリンだとかカリウムだとかね、窒素、リン酸、カリって言いますけど、こういうものが地面の中に入っていく、水によって入っていくと。そしてそれを木が吸って成長すると。こういう概念ですね。これを東洋医学に当てはめると、木っていうのはエネルギーを作ると。いうところなので、これは肝臓になります。例えばグリコーゲンっていうのを作ることですね。いろんな酵素を作ったり、いろんなものを無毒化したり、生体の化学工場と言われている臓器ですけども、目っていうのは肝臓になるわけですね。そしてこの目、表裏で言うとこれを補うというのが実は胆嚢なんですね。ですから肝臓があって、胆嚢っていうの、これワンセットなんです。東洋医学ではね。
そして次火はエネルギーを使うところなので、多くはここは心臓になります。あるいはここは小腸という概念もあるんですけども、この今の油の病気には、実は蚊のところはほとんど関係ないですね。で、次土土はたまるね。ここは一番わかりやすいのは胃袋なんですね。あるいは。直腸なんかもそうなるんですけども、この何かがたまるっていう概念なんですが、ここは一番わかりやすいのは胃袋なんですけど、胃袋は胆管にファーター、乳頭と12指腸が入っているところから、その上になるから、ここはなるんですけど、胃そのものは実は油が強くは関連しないんですね。萎縮性胃炎とかちょっと関係がある病気もあるんですけど、今回はあまり関係がないので割愛しますが、土の中であるのは、実は秘蔵と膵臓も土なんですけど。
水が土にあたります。そして12指腸。ここも土にあたります。実は東洋医学でですね、胃と、それから膵臓とそれから12指腸。あと秘蔵。これ、実は一つの臓器と見ているんですね。ちなみにその膵臓というのは東洋。東京医学ではみんな一つの概念だったので、杉田玄白たちが解体新書ですね。ターヘルアナトミアっていうのを訳している時に、膵臓が出てくるわけですよ。これなんて訳したらいいんだと。訳語がないんですね。それで、膵臓という字は肉月に卒業の疎水を移してね、肉月があって卒っていう字を書くんですけど、これ卒っていうのは全部あるって意味ですね、卒業っていうのは。
全部学問を収めたから、小学校を卒業するとか高校を卒業するとかって言ったんですけども、全部あるという。そういう内臓だということで、膵臓って命名したのは?杉田原爆なんです。なぜ全部あるかっていうと、膵臓はアミラーゼっていう。炭水化物を分解する酵素も、キモトリプシンっていうタンパク質を分解する酵素も、リパーゼって言って、脂肪を分解する酵素も出しつつも、例えば?アルファ細胞というところはグルカゴンといって、血糖値を上げるホルモンもありながら、ベータ細胞ではイン処理というと、今度逆に血糖値を下げると、血糖値を上げも下げもできて、炭水化物もタンパク質も脂肪も分解すると。その万能臓器なんです。それを持って水と名付けたのは杉田原白だったと。このリファーゼという部分が、非常に今回の油に関係する大きいところになります。この水が実は土であると。
いうことなんですね。金と水はこの通路には出てきません。特に水は出てきません。水と油だからですね。今回は油がテーマになるわけですが、この肝臓でコレステロールというものも合成します。グリコーゲンと同じように肝臓でも油をね、合成します。リンパ管の中にはですね、油を全部分解していくと、最後カイロミクロンという粒子になるんですが、このカイロミクロンという粒子がリンパ管に小腸から入っています。そしてリンパ本管というところに入って、リンパ節っていうところにその少しずつ油を貯めておいて、最終的には鎖骨下静脈ってとこにつながって血液に入って、そのまたカイロミクロンからコレステロールを合成し、というふうにして、そしてこの双胆管を通って油が出てきて、胃で溜まってる油ですね。ここはまあ、ほぼそのまま油が出てくるわけですが、それに膵臓から出てくるリパーゼと混ぜて、そしてリンパ本管から来た油もリパーゼでまた溶かしてと言ってぐ。る。ぐるぐる回ってるんですよ。
ですから、血管が水の循環、これは自動車で言ったらラジエーターですね。水の循環だとすれば油の循環、これはエンジンオイルの循環なんですね。自動車のエンジンにはそっくりなんですよ。悪い油を使ったらどうなりますかって言ったら、エンジンが焦げ付いちゃったりとか、止まっちゃったりしますよね。ドロドロになったらね。つまり、このリンパ循環が悪くなるというのは、悪い油を取っているということなんです。そもそもが。そしてこの最終的なこの層、リンパ管というところは、悪い油で作ったものを油にして流して、最終的に12床に流して、そしてその油もそのままだと悪いからリパーゼっていうので溶かして流すっていうのをやってるとこなんですよ。ですから、自動車のエンジンに詳しい人だったらわかると思いますけど、オイルパンって下のところに油が溜まってるんです。そこにね、入ってくる通路の一番細い最後に戻ってくるところが。
リンパ本管、ここが詰まったり、炎症が起きたりとかするというのが、これらのところが起きるがんなんですね。どの臓器に負担がかかるかっていうのは、もちろん、どの油をとっているのもそうなんですけども、例えば胆嚢に負担がかかるのはなぜとか、肝臓に負担がかかるのはなぜとか、膵臓に負担がかかるのはなぜとか。12指腸に負担がかかるなぜっていうのは、これは感情なんですね。
ただ、心臓という臓器は道徳観とか倫理観とかっていう概念があります。だから、悪いことをしていると腹が立ってくると、イライラしてくると、心臓がこうバクバクしてくるじゃないですか。それは心臓の冠動脈と言って、ここは道徳観とか倫理観で冠動脈ができているんですね。なので、腹が立って、なんでそんな悪いことするんだっていうと、この冠動脈がギューって閉じるんですよ。なので、だいたいものすごい強い怒りの時に心筋梗塞が起きたりするんですが、その時に心臓が詰まってしまうと自分が死んじゃうので、心臓は脈拍を上げ、血圧を上げ、なんとか狭くなった冠動脈に血液を通そうとするわけです。なので、心臓は自分で虚血の状態から脱出することができるんですね。感情によって臓器の血流が悪くなっていることを虚血と言います。東洋医学では虚血と言います。
なので、心臓は血流が悪くなっても、もう1回自分で流すことができるわけです。もし、この虚血になっているところに発がん性の物質があったらどうなりますか?つまりますよね。あるいは流れが悪くなったら、その部分にずっと発がん物質が長く存在してしまいますよね。ところが、心臓を流すことができるんですよ。だから心臓がんというのはないんです。心臓だけがんがないんです。まあ、例外はありますよ。ものすごく少ないですけど、心臓はがんに基本はならないわけです。ところが、それこそ腹が立つじゃないですが、怒りっていう感情は胃に存在します。なので、例えば足踏まれたとかね。
そのぐらいの怒りは胃がんにはならないですよ。ずーっと自分が理不尽なポジションで上司からいじめられてたそうしますよね、あの野郎、いつか仕返ししてやりたいみたいな、そういうような、ふつふつと湧いてくるような怒りがずーっとあると、胃の血流が悪くなるわけです。血流が悪くなると胃は萎縮します。そうするとぎゅーっと縮みます。そうすると、胃はこんな形をしているわけですけど、本当に立つんですよ。腹が立つっていう胃が立つことですね。そして胃の内。容。をですね,家キットの一日で四五リッターも出します。それが普通は下に流れていくんですけども、ギューって縮まると上に溢れてくるので、この辺がムカムカするわけですね。これをムカつくというわけです。と同じように五行に基づく感情は何がになっているかというと、まず肝臓ね。最初、肝臓から油作ると言いましたけど、肝臓は忍耐という概念です。我慢しているという概念ですね。
我慢していると本当に肝臓は悪くなるわけですね。肝臓が虚血の状態になると、リンパ本管から戻ってきている油の通りも悪くなりますから。そうすると悪い油が肝臓にたまるわけです。実際、ナッシュですね。非アルコール性脂肪肝というのは、怒りっていう概念の人が多いんですよ。胆管を通っていくと、次は胆嚢ですね。胆嚢も実は忍耐なんですが。もう少しですね。理不尽な忍耐という感じかな。例えば肝臓だったら、家族を養うためには、私はずっと本当は研究職だったんだけど、営業なんか好きじゃないんだけども、でも家族のためだったら我慢しなきゃいけないとかっていうのは、肝臓で我慢するような概念ですけど、胆嚢の部分になってくると。これは例えばいじめで左遷されてるとかっていうんだけど、でも我慢しなきゃいけないとかっていうと、より堪能部分になるわけですね。だからあのお母さんは胆力がある。と。かね。
あの人は肝が据わってるとかっていうことわざがあるじゃないですか。肝が据わってるっていうことは、どっしり構えていて怒らないってことだしね。多少のいじめに対しては戦うことができるとかっていう概念ですよね。で、次に降りてくると膵臓です。膵臓は嫉妬っていう概念になります。これは嫉妬するだけじゃなくって、嫉妬されるも入るんですね。それによって水位が虚血になるという状態。そして最後、12指腸、12指腸ははらわたが煮えくり返るっていう概念がありますけど、あれは12指腸が暴れているという概念ですね。この12指腸は憤慨っていう概念です。何なんだよ、これは一体をっていう感じですね。だから、この我慢の度合いから、だんだん怒りが強くなっていくのが、このリンパ本管の流れなんです。東洋医学で言うと。
だから、忍耐力の強い人ほど肝臓が悪くなり、怒りがそれで表現できる人ほど膵臓の方が悪くなっていくっていうふうにそう捉えるんです。どこで悪い油が集まるのかっていうのは、その感情によって変わってくるんですね。皆さん、ご視聴どうもありがとうございます。吉野利明オンラインセミナーのご案内です。前回6月9日の腸活の真実健康編に続き、7月7日の日曜日に腸活の真実美容編を行いたいと思います。美容といってもですね、何かサプリを飲んだりとか、薬を乗ったりとか、そういうことじゃなくって、この腸内細菌が一体どんなものを体に生み出してて、それがどうやって我々の心も体もアンチエイジングしているのか。