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日本で激増した理由を公開!花粉症の根本対策

病気の原因・対策

この講義では、花粉症の歴史と原因、ディーゼルエンジンの影響、日本の家屋の構造、食生活の変化、グルテン不耐症とその影響について詳しく説明されています。特に、戦後の食料転換政策による小麦の増加とグルテンの品種改良がアレルギーや消化器系の問題を引き起こす要因として取り上げられています。

要点

  1. 花粉症の歴史と定義
  2. 花粉症の原因
  3. ディーゼルエンジンと花粉症
  4. 日本の家屋の構造と生活環境
  5. 食生活の変化とアレルギー
  6. グルテン不耐症とその影響
  7. 戦後の食料転換政策と日本人の食生活の変化
  8. グルテンの含有量が増えた小麦の品種改良
  9. グルテンフリー食材の増加とその効果
  10. アレルギーとグルテンの関連性

ハイライト

  • "花粉症の原因は花粉だっていうことになってますが、花粉が増えたからだ。"
  • "グルテンは脳の快楽報酬系に入るという中毒性が高い習慣になっちゃうという食べ物なんだっていうこととそれから完全にやめるということですね。"-- [よしりん]

章とトピック

花粉症の歴史と定義

花粉症は、花粉による鼻のアレルギーとして定義されているが、過去にはほとんど存在しなかった。

  • 要点
    • 昭和49年頃には花粉症の子供はほとんどいなかった。
    • 戦前生まれの高齢者も花粉症の子供を見たことがないと証言している。

花粉症の原因

花粉症の原因は花粉そのものとされているが、花粉の量が増えたことが原因とされている。

  • 要点
    • 杉の花粉は昔から存在している。
    • ディーゼルエンジンの排気ガスが原因とされたこともあるが、規制後も花粉症は減少していない。

日本の家屋の構造と生活環境

日本の伝統的な家屋は埃やハウスダストが多く、現代の家屋とは異なる環境であった。

  • 要点
    • かやぶき屋根や土壁など、埃が多い環境であった。
    • 掃除機がない時代には、埃をほうきで掃いていた。

食生活の変化とアレルギー

食生活の変化がアレルギーの改善に影響を与える可能性がある。

  • 要点
    • 小麦を食べなくなったことで、花粉症やアレルギー性鼻炎、湿疹が改善した。

グルテン不耐症とその影響

グルテン不耐症は、小麦に含まれるグルテンが体に悪影響を及ぼす状態を指します。これにより、アレルギー症状や消化器系の問題が引き起こされることがあります。

  • 要点
    • グルテン不耐症はアレルギーや消化器系の問題を引き起こす。
    • 戦後の食料転換政策により、日本人の食生活に小麦が増加した。
    • 小麦の品種改良により、グルテンの含有量が増加している。
  • 説明

    グルテン不耐症は、グルテンを含む食品を摂取することで体に悪影響を及ぼす状態です。戦後の食料転換政策により、日本人の食生活に小麦が増加し、これがアレルギーや消化器系の問題を引き起こす要因となっています。さらに、小麦の品種改良によりグルテンの含有量が増加しており、これが症状を悪化させる可能性があります。

本文

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日本の病を治\す\吉野俊明です。今回\は\花粉症についてお話をしたいと思います,まあ花粉症の人\は\とても多いんじゃないですかね,私もかつ\て\花粉症どころかアレルギー性鼻炎がひどかったです,で\も\僕今56歳なんですけども もう私と同い年ぐらいの人が。
00:00:36
小学校の1年生とか2年生のこと\を\思い出してもらいたいんです,\昔\そんなに花粉症の人いましたか,僕が小学校1年\生\昭和49年ですけど 花粉症の子\は\クラスに一人もいませんでした,それより\前\昭和47年とか48年ですね 1972年とか3年ぐらいの時も,幼稚園や保育園にも,でも花粉症の人はいなかったし、その親が花粉症だったっていうのを聞いたこともないです。
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同様にアトピーもまずいなかったですね。これは私が外来でいろんな患者さんと話をするわけですけども、今だったら70とか80の人でも花粉症の人いますけども、例えば85歳の人にね、戦前生まれですよね。昔花粉症の子供いましたか?って言ったら、そう言ってもらえてみればそんな子いなかったね。幾同音に言いますよ。この花粉症の原因は花粉だっていうことになってますが、花粉が増えたからだ。
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あるいは昔石原都知事がね、ディーゼルのエンジンの排気ガスが花粉症の原因だっていうことで、ディーゼルエンジンの車に規制をかけましたよね。おかげで黒いすすっていうのがほんとなくなって、都内もとっても空気が良くなって良かったんですけども、じゃあディーゼルエンジンの規制をしたからって花粉症の人が、言ってるかって言ったら、減ってないと思いますよ。それどころか、もう3人に1人とか4人に1人みたいな、そういう感覚で花粉症の人がいます。
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これ私がいつも言ってる通り、定義と歴史ですよね。花粉症のまず本当の定義は何なんだ。花粉による鼻のアレルギーというのが今定義になってますよ。それから歴史、昔はほとんどいなかった。ではこれ花粉が原因だと、杉の花粉が多いですけども、杉の花粉というのは昔なかったのかと言ったら、大昔からあります。今の家の方がハウス雑草が多いんだとか言いますけど、本当ですか。私の家はもう百数十年経つ江戸時代からの家でしたけど、埃だらけでした。
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本当に天井はね、かやぶき屋根でした。天井というか屋根ですよね。天井ないんですよ。かやぶき。かやぶき屋根でこんな50センチくらいの範囲があって、語りがある。柱があって、天井ないですから、夜になるとネズミがチョロチョロと走ったりとかしますし、もうものすごく嫌ですけど、ムカデだとかね、ヤスデだとかこうやってガサガサガサガサ動いたりとか。当然上から埃なんでパラパラパラパラ降りてきますよ。壁は土壁でした。
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よく怒られましたけど指でほじくってね、削ってると中からこう藁が出てきたりとかして、面白がってほじってたりして、家壊すなとかね、言われてましたし、障子ですよ。障子ね、こう格子があるでしょ。そこに埃溜まってるわけですよ。今ガラスだったら溜まりようがないじゃないですか。格子がたくさんあるからそこ埃だらけでしたよ。どうやって取るんですかって。出す気できません、そんなの。畑でパタパタパタパタやってたわけですよ。
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その飛んでったハウスダストはどこに行くんですか。床に落ちるわけです。掃除機で吸うんですか。掃除機なんてありません。私が子供の頃に親父おふくろがいるところは掃除機やってましたけど、もう普通におがくず巻いて、ほうきで吐いてましたよ。それどうするんですか、それは、最後は。ビニール袋にゴミ収集所が持ってくるんですか、とんでもないです。ドマに全部落として、ドマに落としたゴミは全部吐いて、
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玄関の前に出すと、全部土ですから。以上おしまいですよ。そうやってぐるぐるぐる回ってたんですよ。じゃあこれが、ほぼ江戸時代と同じですけども、江戸時代も、それから室町時代も、鎌倉時代もずっといて、平安時代ぐらいまでほとんど変わらないんですよ。どこで変わるのかって言ったら、縦穴式住居ぐらいまで行くと、家の構造が違いますよ。でも基本はやっぱり縦穴式住居だって、真ん中にいろりがあって、大黒柱があって、
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かやぶき穴があって、同じような構造で、ですから日本の家屋もそうですけども、基本は家の真ん中に大黒柱があるんですよ。よくタノジーの家って言いましたけども、部屋が4つあって、一番外側にドマがあって、台所兼食事をするところがあって、お父さんとかお母さんが寝るところがあって、子供が寝たりとかする場所とか来客するような場所があったりとかして、全部ふそまで繋がってて、全部取っ払うとドーンと広い家になるような構造で日本はあったわけです。
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これは戦後すぐからずっと始まって、高度製材成長になって、地方から人が来るようになって、文化住宅っていうものができるようになって、昔の長屋がアパートになって、共同のトイレがあってお風呂屋さんに行くようになって、ただし扉がちゃんと木じゃなくて、アルビの板。アルビの板になったりとか、アルビのサッシになったりとかして、それがだんだんワンルームマンになって、
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小学校の1年生、2年生ぐらいから始まり、4年生、5年生ぐらいから常に鼻が詰まっている状態で、それから皮膚湿疹が始まりました。背中のニキビとかも本当にひどかったんですね。高校も鼻が詰まったまんま。大学に入って、突然、花粉症、アレルギー性鼻炎、湿疹が良くなるんですね。これ何が変わったかって言ったら、小麦を食べなくなったからですね。
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子供の頃は当然給食はパンです。で、それで、例えば大学にもみたいにうんと甘いものも出てきたり、牛乳飲んだりとか、普通にやってました。クジラのタツタアゲなんかありました。一番ひどいのは揚げパンですね。パンを油で揚げちゃうんですよ、皆さん。白人が揚げパンをしてそこに砂糖をかけて食べてますか?そういうか、惣菜パンとか菓子パンとか言いますけども、ヨーロッパやアメリカに行ったらそんなものは全くないです。全くないですよ。まあ、それ自体を食べてましたね。小学校の時も揚げカレーパンとかみんなで大喜びで小学生が食べてましたよね。
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で、家に帰ってきたら、私のお袋が餃子の冷凍食品とかシュウマイの冷凍食品をチーンってやったりとか、ピザの冷凍食品をチーンってやったりとか。今考えたら信じられないぐらい小麦製品を食べていました。それこそ即席麺ですよね。カップラーメンじゃなくて。あんなのも晩御飯で出てきたりとかしてましたし、私が小学校の3年生、4年生ぐらいになると、日本にもマクドナルドとかファストフードが出てきたんで、大喜びで家族でみんなで食べに行ったりしてました。
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こういう生活をしていたんですが、私が大学は岡山県にある岡山大学っていうところに入ったんですけども、もともとそんなにパンが好きではなかったので、なので、エリー好んでご飯を食べてパンを絶対食べないとかしてたわけじゃないんですけども、自然に食べないようになりました。そもそも総菜パンなんかよりもご飯を炊いた方が安いですからね。それから冷凍食品も高いですよ。スーパーなんかでもいいね。お魚とかあるので自分でアジを買ってきて焼いて食べたりとか、サバを買ってきて焼いて食べたりとか、
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イワシを開いて食べたりとか、お刺身買ってきたりとか、そういう料理を普通にしていて、ご飯とか味噌汁とかって、やっていたら2年ぐらいしたら花粉症が全く症状が出なくなって治ってしまった。私は最初、地方に来たからいい空気なのかなとか、そんなことを思っていましたけども、それっきりずっとないんですよ。今日に至っています。今はわかります。これは小麦の中のグルテンが悪かったわけですよね。これをグルテン不対称と言います。
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そうすると、よくイタリア人がパスタを食べているのにどうなんだとか、中国人だって麺を食べているからどうなんだと言いますが、昔から食べている人たちと、我々のように戦後、GHQの食料転換政策によって突然就職の転換が行われたわけですよね。米からパンを食べるようになったわけですけども、我々は小麦をそんなに昔からは食べていません。よくそうするとね、岡山県にそうめんがあるとかね、どこどこにはちゃんと小麦があるとかね。小麦があったっていう文献があるとかって言うんですけど、その通りです。その通りですけど、上職はしていませんでした。
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これは明治10年ぐらいにですね、出した統計があるんですね。ここを見ると、やっぱり日本人は平均は約51%弱ぐらいは米。次は大麦です。大麦にはグルテンは入っていません。グルテンタンパクというタンパクなんですが、グリアジンとホルデリンというタンパクが入っているもので、これはやっぱり昔から食べていました。主食はこれ以外に芋類です。日本人は米を食うか、大麦を食べるか、芋を食べていたというので、
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もう99%ぐらい穀物を食べていたんですね。それと、今の小麦は非常に改良されています。遺伝子組み替えじゃなくて、それを以前でもそうですが、グルテンの含有量が多くなるようになるように品種改良されているんですね。なので、戦後すぐぐらいに食べていたものと、現代のものでは違う可能性があります。このグルテンが増えるとどうなるかというと、パンだとふわふわしてもちもちした感じになります。海外に行った人だったらわかると思うんですけども、
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アメリカ行ったりヨーロッパ行ったりして、それをはぐってこうやって食いちぎれるパンってほとんどないですよ。バスケットになってきてどれかお好みのお取りくださいって言うと、指でちぎってちぎって、バターをつけたりしてこう食べるんですよね。で、このグルテンの量が入ると本当にですね、日本のコンビニのサンドイッチみたいなふわふわのを作ろうと思ったら作れるんですよ。で、このふわふわのサンドイッチはふわふわにするためには2つ方法があって、1つは植物性の油をたくさん入れることです。で、2番目は砂糖をたくさん入れることです。
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で、ご自宅でパンを作ったことがある人だったらわかると思います。パンは小麦粉と水とイーストだけでは、カチカチのパンになってしまいます。これ炊飯器でも実はパン作れるんですよ、皆さん。ちゃんと小麦粉と水を練ってね、生地を作ると。それだけだと、必ず少し油を入れるわけですよ。お砂糖も入れるわけですよ。安いパンはこれがマーガリンを入れるわけですよね。こうやって食べたもの、これは植物性の油と不飽和脂肪酸も安いものですと、いろんな体に悪い成分が入ってますし、これもある程度貸します。それからお砂糖も同じようになります。
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つまり、完全にグルテンが悪いだけじゃなくて、油と砂糖という合わせ技になってくると、より体に悪くなるわけですよね。こういうものをだんだん取り始めていく。アレルギーはそうなんですけども、よく家に来る患者さんで、赤ちゃんを取り出した時から全身アトピーでしたっていう子がいるんですよ。そういう子はお母さんがもともとグルテンをたくさん取ってる人なんですね。そのまたお母さんもそうなんですよ。もう戦後78年経ってますから。
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パンを食べてる人っていうのは80代の人で、もう子供の時から給食で食べてるわけです。これ世代を乗り越えるとどんどんアレルギーの状態がひどくなっていってます。お母さんは花粉症ぐらいだったのに子供は重度のアトピーになっているとか。でもお母さんもおばあちゃんも小学校の時の給食以外は食べないで中学校からずっとご飯食べてますよという人は非常に少ないんですね。なのでこの花粉症というのは確かに花粉によってなるんですけども、これ免疫上ですよね。
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本来だったら昔からあったハウスザストですとか、1月の末ぐらいから出始める杉の花粉とかっていうのに、我々はそういう病気になってなかったわけですよ。僕が子供の時もそうでしたし、高齢の方に行くとみんな同じことを言います。昔はそんなのなかったと。これが食料転換政策によって小麦の消費量が増えていくと、あるいはさらに品種改良が進む。あるいはよりパンが柔らかくてふわふわしたのにしていくとなると、これらの病気が増える。
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そういうわけです。で今やってる治療法って何ですかってまず天秤薬は毛細血管収縮薬を使ってますよねマレン酸クロロフェラミンとかそれからダメだった場合だったらステロイドを使うとかで今度はさらに対象療法ですよ炭酸ガスレーザーってのに鼻の粘膜を焼いてしまうとかあるいは玄関砂療法って言って抗原をバンバンバンバンベロの下とかに注射したりとかそれを入れてで小麦とかハウスダストとかに対する抵抗性を逆につけていくというやり方ですけども。
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まあ玄関砂療法で小麦のがあるいはハウスダストかな,こんな良くなったと言っても今度猫のが出てきたってまた玄関砂療法がやるんですかって キリがないですよね,まあここからは経験論になりますけどもうちのクリニックもこういう人たちいっぱい来てますけども,まあ本当にグルテンをやめると良くなります この大事なところはですね減らしてもほとんど変わらないです,だって花粉がちょっと入ってきても鼻が詰まったりするの分かると なるほど。
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少なくてもなっちゃうんですね。このグルテンに対して完全になくすっていうことをやると、2、3ヶ月目から良くなってきます。今撮影は12月の初旬にやってますけども、今この番組見た人が丸2ヶ月、3ヶ月ぐらいやめた時っていうのは、2月とか3月ぐらいになってると思いますけども、そうすると3月、だいたいゴールデンウィークぐらいまで花粉症なんですけども、その時期良くなってる可能性があります。もちろん、そんな単純じゃない、それだけじゃないこともたくさんあるんですけども、
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まずグルテンの問題っていうのを皆さん視野に入れてみてください。実際グルテンフリーの食材っていうのは、アメリカを中心として海外で随分増えてますよね。日本はまだグルテンフリーっていうのは、自然食指向の人たちが言ってるぐらいで、そういうものを食べたことすらない人の方が多いんじゃないでしょうか。これは大豆で作った麺だとか、米粉で作った麺だとか、こんなのもありますよ、皆さん。あるいは大豆とかそれ以外のものでも作ってるものもあります。いろんなものがね。豆から作ってるものもありますから、ぜひ食べしていただいて、食べていただければわかると思うんですけど、結構おいしいですよ。小麦の味はしませんけど、全然まずくないところがこっちの方がいいんだっていう人もいるぐらいです。
00:16:22
米粉も最近は売ってますから、私、大阪府知事選の時にね、私が小麦粉がよくないって言ったら、大阪の粉の文化を否定するのかとかね、言われたかと思いますけど、粉物を否定してるんじゃなくて、グルテンに対して抵抗性がない人、グルテン不対称の人。日本人ですと軽いものを入れると8割ぐらいの人が何らかしらのグルテン不対称だと言われてます。湿疹とか、それから下痢だとか、それから花粉症だとか。目が赤くなっちゃってね、充血するだとか、それから極端なのがやっぱり、がんなんかもそうですよね。
00:16:59
で、それで、グルテンフリーというのが1970年代からアメリカで叫ばれてグルテンフリー食材というのが増えていってるわけですけども、なんてことはない。お米使ってるんですよ。ほとんどがね。ですからぜひ皆さんも一旦試してみて、グルテンがないあるいは非常に少ないというそういう生活をしてみて、そして花粉症あるいはハウスダストあるいは猫のアレルギーなんかもそうですけども、そういうのに対応してみたらどうでしょうか。
00:17:32
このグルテンを減らしてる人っていうのは実際は多いと思うんですよ。私ももうこういう患者さんがうちに来てるね、自美科の先生だとか内科系の先生なんかも一緒に見てるわけですけども、減らしてる。ほとんど食べてない。こういうパターンが多いです。もうねエピソードが山ほどあって誰のことを言うかと思ってるんですけども、コービローって言って鼻水が喉の方に流れてしまう。患者さんですよね。前から見たら鼻水になるわけですけども、高尾老で悩んでるっていう人も多いと思います。
00:18:07
で、この小麦をね、60ぐらいの女性だったんですけども、やめてくださいって言って3ヶ月経ってどうですかって言ったら、全然治ってないわよって怒ってるわけですね。やめていただいてますよねって言ったら、やめてますよ。全く食べてないんですがって言ったら、ほとんど食べてませんよって言うんですね。いやほとんどってなくて全くっていう風にやってくださいって言ったら、ほとんど食べてないわよ。いやそのほとんどってどのぐらいですかって言ったら、いやほとんど食べてないのよって言うんですよ。で、まあお話をね、こう詰めて聞いていっても喧嘩になっちゃうので、ちょっとバトンタッチで当時勤務していたジビカの先生に見てもらって内視鏡でこう見るわけです。
00:18:47
そうするとね、本当にね、ポタン、ポタンと白い海が出てるわけです。こんなに出てるの?そうなんですよって。吉野委員長が言ったみたいに、小麦は関係がある。本当にどのくらいなんですかって言ったら、1週間に1回、毎週金曜日にお友達が来て、その時に紅茶とかコーヒーを出して、ティーカップを置いて、そこにちょっとお菓子を添えて、それでもてなしをしてると。
00:19:18
で、それを紅茶とかコーヒーを飲みながらそのお菓子を食べてるだけだから、それ以外は一切食べてないって言われて。で、それがダメなんですよってその先生に言ってもらったの。そしたら、お客さんにもてなすのに菓子も出さないなんておかしいでしょって怒られちゃったんですね。いや、だから出していいんですよと。袋から開けてもいいんですよ。その方が食べてもいいんですよ。あなたが食べないでくださいって言ったら、できない。なぜ?食べたいからって言われるんですね。で、それで、それをやめてください。
00:19:50
って言って、そしたらですね、1年ぐらいグニャグニャやってたんですけど、本当にやってくださったの。そしたら3ヶ月やったら、全くコービローがなくなった。もっとびっくりしたのは、もう十数年匂いがしなかったのが匂いがかけるようになった。では、内視鏡を見ましょうよって言うと、真っ赤っかだった。お肌が綺麗なピンク色になっててないんですね。その人はそれで気がついて、確かにそういうふうに私言ったけども、
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よく考えたらね、私が誰かの家に行った時に出てるお菓子は食べてましたと。職場で誰かが出張から帰ってきたお土産よっていうのは、それは食べてましたと。お中元にお世話でもらったものもやっぱり食べてましたと。よく考えたら1週間に1回以上食べてましたと。でも吉野さんがあんまり言うからカチンと来たけども、やめてみたらこんなに楽になるんだったらもう欲しくない。実はその患者さんやめてからもう3年目に入ってて、つい先日もお会いしたんですけども、
00:20:51
どうですか?って言ったら食べてないですよって言ったら、コービローはないですよって言ったら、まあいろいろありましたよねって言ったら、そんなことあったかしら?なんて感じなんですよね。実はやめてしまうと小麦も脳の快楽報酬系に入っていた食品なので中毒なんですね。やめてしまうと全然苦にならない。なのでぜひ皆さんねグルテンは脳の快楽報酬系に入るという中毒性が高い習慣になっちゃうという食べ物なんだっていうこととそれから完全にやめるということですね。この2つをぜひ肝に銘じていただきたいと思います。
00:21:28
日本の病を治す吉野俊明でした。

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