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再発しないアトピー治療 脱ステロイドで痒くならない肌へ 〜後編〜

病気の原因・対策

テーマ

アトピー性皮膚炎の定義、歴史、原因(特に小麦との関連)、治療法、そして克服の重要性

要点

  • アトピー性皮膚炎は比較的新しい病気で、1900年代頃から出現した。
  • 小麦の近代的な品種改良(グルテン増量)とアトピーの出現時期が一致する可能性が指摘されている。
  • 西洋医学的治療(抗ヒスタミン薬やステロイドなど)は対症療法であり、根本的な解決にはならない。
  • 根本治療として、臨床経験に基づき、小麦(グルテン)の完全な摂取中止が提唱される。
  • 小麦断ちによる治療過程では「脱ステロイド」の辛い時期があるが、徹底することで治癒が可能である。
  • 治癒には「少しだけ」も許されない、完全な小麦断ちという強い意志が必要である。
  • アトピーの克服は、個人の健康だけでなく、将来の世代の健康と社会全体の幸福に繋がる。

ハイライト

  • "こういうのは、いろんな他の歴史のこととかと組み合わせないと、紐付けしないと出てこないんですね。横に串刺しにするような研究の仕方をしなきゃいけない。"
  • "コップが水がいっぱいになっているので、もうアトピー性皮膚炎が出ているので、ここに一滴でも水が入るとこぼれてしまうんです。つまり小麦を、もっと言うとグルテンの摂取を完全にやめるんだ。"-- Speaker 1
  • "治るまで抜いてないと治らないんです。"-- Speaker 1
  • "将来の我々の子孫ね、大和民族が、みんなが健康で幸せになるということになります。"-- Speaker 1

章とトピック

  1. アトピーの定義と語源

    アトピーは、ギリシャ語の「アトピア(場所がない)」を語源とし、1923年にコカとクックによって「異常で場違いな状態」を指す医学用語として命名された。これは、アレルギー体質を持つ特異な免疫反応を示す言葉として作られたものである。

    • アトピーという言葉はギリシャ語の「アトピア」が語源である。
    • 「ア」は否定、「トポス」は場所を意味し、直訳すると「場所がない」。医学的には「異常で場違いな状態」と解釈される。
    • 1923年にアメリカの免疫学者コカとクックが、アレルギー体質を持つ特異な免疫反応に対して「アトピー」と命名した。
  2. アトピー性皮膚炎の歴史

    アトピー性皮膚炎は1923年頃から歴史に登場した比較的新しい病気であり、それ以前の時代には典型的な症状の記録が見当たらない。これは、1900年代頃に何らかの環境の変化が影響した可能性を示唆している。

    • アトピー性皮膚炎と命名されたのは1923年で、おそらく1900年代頃から出始めた疾患である。
    • 1800年代にはこの病気は存在しなかったとされ、日本の江戸時代や室町時代、近世ヨーロッパの文献にも典型的な症状の記載は見られない。
    • 湿疹やかゆみという記述は古くからあるが、赤くなってガサガサし、かゆみを伴う典型的なアトピーの症状は1923年頃から現れ始めた。
  3. アトピー性皮膚炎の治療法とその変遷
    • 当初は治療法が存在しなかった。
    • 後に、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬や、過剰な免疫を抑制するステロイドが登場し、コントロールが可能になった。
    • 抗ヒスタミン薬はヒスタミンによるかゆみや腫れを抑える対症療法である。
    • ステロイドは過剰な免疫を抑制する薬で、あらゆる炎症に効果があるが、感染性の炎症に使用すると血流を悪化させ、免疫反応を妨げるため感染を進行させる危険がある。
  4. 小麦の品種改良とアトピー性皮膚炎の関連性

    アトピー性皮膚炎の出現は、食味向上のためにグルテン量を増やすという近代の小麦の品種改良の時期と一致している可能性があり、これが原因の一つとして考えられる。

    • アトピー性皮膚炎が歴史的に現れた時期は、小麦の品種改良が行われた時期と重なる。
    • 古代の品種改良(紀元前5000年頃〜)では、収穫量を増やすために小麦が大きくされ、穂が垂れるように、また種が散らばらないように改良された。
    • 近代の品種改良では、食感を良くするためにグルテンの量を増やすことが目的とされた。これにより、パンは柔らかく、麺類はもちもちするようになった。
    • このグルテンを増やす品種改良が成功した頃から、アトピー性皮膚炎が歴史的に現れ始めた可能性がある。
  5. アトピー性皮膚炎の地域性と民族性

    アトピー性皮膚炎の発症率には地域差があり、日本が最も高い。近年、伝統的に小麦文化圏ではなかった北欧で増加していることは、食生活の変化が発症に関与している可能性を示唆している。

    • 世界で最もアトピー性皮膚炎の発症率が高いのは日本である。
    • ヨーロッパは日本に比べて発症率が低いが、近年、北欧諸国で増加が報告されている。
    • 野生小麦の北限はカスピ海あたりで、それより北の北欧では小麦が取れない。この食文化の違いが発症率に関係している可能性がある。
    • 小麦が栽培できない地域(例:ロシア)では蕎麦が主食であり、アフリカ系の人々はタロイモなどを食べていたため、小麦の摂取習慣が少ない。これらの人々は白人に比べてアトピー性皮膚炎の発症率が高い傾向にある。
    • ラテン系はゲルマン系より発症率が高く、小麦の原産地に近い地域の人ほど発症率が低く、離れるほどアトピーが増える傾向がある。
  6. アトピー性皮膚炎の原因と西洋医学的治療

    アトピー性皮膚炎の発症率は、小麦の原産地からの地理的な距離と関連があり、小麦の摂取習慣が少ない民族(アフリカ系など)や、ラテン系の人々で発症率が高い傾向にある。西洋医学ではステロイド軟膏などが用いられるが、即効性がある一方で長期使用には皮膚が硬化するなどの欠点も存在する。

    • 土地が痩せて寒い地域(例:ロシア)では蕎麦が栽培され、小麦の摂取習慣がない。アフリカ人も同様にタロイモなどを主食としていたため、これらの人々は白人に比べてアトピー性皮膚炎の発症率が高い。
    • ラテン系はゲルマン系より発症率が高く、小麦の原産地から離れるほどアトピーが増える傾向がある。
    • 西洋医学の教科書的な治療法は、まず皮膚を清潔にし、ステロイド軟膏や非ステロイド系の免疫抑制剤(ポルタレン、ロキソニンなど)、麻酔薬(リトカイン)、毛細血管収縮薬(マリン酸クロルフェラミン)を使用する。
    • ステロイド軟膏の利点は即効性で炎症を抑えることだが、欠点は長期使用により血管が減少し、皮膚が乾燥してガサガサになることである。その対策としてヒアルロン酸などで保湿が行われる。
  7. 小麦断ちによるアトピー性皮膚炎の根本治療

    アトピー性皮膚炎の根本治療として、臨床経験に基づき、小麦(グルテン)を完全に断つことが提唱される。最低3ヶ月の完全な小麦断ちで治癒が始まり、ステロイド使用歴がある場合は6ヶ月以上かかる「脱ステロイド」の辛い時期を経る必要がある。完治には早い人で6ヶ月、遅い人で1年を要する。

    • 治療の根本は、小麦(グルテン)の摂取を完全にやめること。アトピーが出ている状態は、コップの水が溢れる寸前であり、一滴の水(小麦)でも症状が悪化する。
    • 臨床経験上、小麦を完全にやめてから最低3ヶ月で治癒が始まり、かゆみや皮膚のガサガサが改善してくる。
    • ステロイドを多く使っていた人ほど、改善過程で「脱ステロイド」の反応が起きる。これには6ヶ月以上かかることもある。
    • 脱ステロイドの反応では、一度改善した皮膚が綿飴のように白くなり、その後かさぶたとなって剥がれ落ち、新しい皮膚(真皮)が現れる。この新しい皮膚が綺麗になるのにさらに3ヶ月ほどかかる。
    • 治療期間は早い人で6ヶ月、遅い人で1年ほどかかり、その間は小麦を完全に断つ必要がある。
  8. 「脱ステロイド」期の乗り越え方と痒み対策

    治療過程で最も辛い「脱ステロイド」期のかゆみを乗り越える鍵は、酸素を遮断することである。キズパワーパッドのような密閉性の高い絆創膏を貼ることで、かゆみを抑え、掻き壊しを防ぐのが最も効果的な方法である。非依存性の麻酔薬系軟膏の併用も有効である。

    • 脱ステロイド期は非常にかゆみが強く、掻いてしまうと治らない。特に子供は我慢が難しい。
    • かゆみは酸素がある状態で強くなるため、ジョンソン&ジョンソンのキズパワーパッドのような密閉性の高い絆創膏を患部に貼ると、酸素が遮断されてかゆみが大幅に減る。
    • この絆創膏は、掻いてしまっても爪による傷を防ぐ効果もある。赤ちゃんのアトピーにも有効な方法として小児科医から学んだ。
    • もう一つの方法として、唐辛子やアルコール、ステロイドを含まない麻酔薬系の痒み止め(塩酸リトカインなど)を塗り、その上から新しいタイプの絆創膏を貼ることで、かゆみを乗り切ることができる。
  9. 治療成功の鍵:完全な小麦断ちの徹底

    アトピー治療の成否は、例外なく小麦を「完全に」断てるかにかかっている。少量でも、頻度が少なくても、摂取する限り治癒はしない。一度解毒が進んだ体は、少量の小麦にも敏感に反応して症状が再発するため、付き合いなどを含め、一切の小麦を断つ厳しい意志が必要である。

    • 「少しだけ」の小麦摂取も絶対に許されない。月に1回食べるのも毎日食べるのも、症状が変わらない点では同じである。
    • 50代男性の症例:同僚からもらった土産菓子や、付き合いでのラーメンなど、「ほとんど食べていない」という自己判断では全く治らなかった。
    • 同男性は、完全に小麦を断って3ヶ月弱で50年ぶりに顔が綺麗になったが、実験的にケーキなどを食べたところ、その日のうちに元の状態に戻ってしまった。
    • 治療は富士登山に例えられ、9合目まで行っても登頂しなければ意味がないように、治るまで完全に小麦を抜かなければ治らない。
    • 3年から7年通院しても治らない人は、月に1回などの例外的な小麦摂取が原因であることが多い。
  10. アトピー克服の意義と社会への貢献

アトピーの克服は、個人の精神的解放だけでなく、その知識と経験を共有することで、将来の世代を同じ苦しみから守るという社会的な意義を持つ。患者間の支え合いと経験の共有が、東洋医学的なアプローチの鍵であり、社会全体の健康と幸福に繋がる。

- アトピーを克服した人々は、かゆみや痛みから解放され、精神的に楽になり、物事に集中できるようになったと語る。
  • 患者同士で励まし合い、成功体験や「ぬるいお風呂が楽になる」といった知恵を共有することが治療の助けになる。他人の経験から学ぶことが東洋医学的な治療の本質である。
  • この知識があれば、将来自分の子供や周りの人々がアトピーになるのを防ぐことができる。
  • 最終的な目標は、将来の我々の子供たち、特に大和民族が皆、健康で幸せになることである。

提案

  • 感染症にステロイドは原則として絶対に使ってはいけない。例外はあるものの、抗生物質とステロイドは一緒に使わないというルールがある。
  • 強いかゆみには、酸素を遮断する密閉性の高い絆創膏(キズパワーパッドなど)を貼ると、かゆみが軽減され、掻き壊しも防げる。
  • ステロイドやアルコールを含まない麻酔薬系の塗り薬を塗った上から絆創膏を貼るのも有効な手段である。

本文

00:00:05
ここでアトピーっていうのの、それこそ定義と歴史を見てみたいと思います。アトピーっていう言葉は何語ですかと。何語ですかこういうことを知らずに使ってるわけですよ。アトピーっていう言葉は、ギリシャ語のアトピアっていう言葉があるんですね。これはどういう意味かというと、アっていうのは英語で言ったらノンですね。否定ですトポスっていうのは場所って意味ですねあるいは地域ということになるんですけどもですからアトピアというのは直訳すると場所がない場所がないこれを医学的に捉えると異常で場違いな状態っていう意味なんですねこれはなんでこんな名前つけたかっていうと1923年に。
00:00:55
アメリカの免疫学者のコカっていう人とクックっていうそういうドクターがいます。この人たちが1923年にこういうアトピー性皮膚炎のような状態の子どもたちを見つけたんです。そしてこれに今のアトピアっていう言葉をつけて、それを英語にしてアトピーと命名したわけです。この人たちはアレルギー体質を持つ,特別な、あるいは特異な、あるいは異常な免疫反応を持つということで、これをアトピーという言葉を造語したわけです。で、これでアトピーの後に、アトピックっていう形容詞をつけて、皮膚炎という言葉をつけてアトピー性皮膚炎というふうにしたわけですよ。つまり、1923年って言ったら、日本だったらいつですかもうかなり昭和の初期になりますよね。
00:01:52
大正から昭和時代ぐらいにかけてアメリカでこういう病気が出始めたんですじゃあ、こういうねアトピー性皮膚炎のようなものが日本にあったのか例えば江戸時代にあったのか室町時代にあったのかと同じように近世のヨーロッパとかイスラム諸国にあったのかっていうとね,出てこないんです。もちろん。だから湿疹とか痒みとか腫れとかっていう記載のものは、歴史的な医学的な文献だけじゃなくて、小説とかにも出てくるんですけども、アトピーに典型が赤くなってガサガサして痒みを伴うようなのっていうのは出てくるのは、このアトピー性皮膚炎と命名した1923年頃からなんですね。この1923年にいきなり出たわけじゃないから、おそらくであろう1900年代ぐらいから出てきたはずなんですよ。
00:02:47
1800年代にはなかったはずなんです。この病気が出てきて、じゃあどういうふうに治療したのかっていうと、当初は治療法がないんですよ。なんでかっていったら、抗ヒスタミン薬とかステロイドっていうのは、もうちょっと後の時代に出てくるわけです。抗ヒスタミン薬っていうのはどういう薬かっていうと、ヒスタミンというね。肥満細胞という細胞、白血球が出す物質で、これはかゆみとか腫れを出す物質ですね。これは別にアレルギーだけじゃなくてもヒスタミンというのは容認されます。怪我とかでも出ます。蜂に刺されたりとか、ヘビに刺されたりも出てきますね。抗ヒスタミン薬も対症療法ですけども、ステロイド。ステロイドって何かって言ったら過剰免疫を抑制する薬です。ですから、炎症があれば何でも効いてしまいます。一番いけないのは感染性の炎症ね。それこそ歯周病にしましょうか。
00:03:45
歯周病も感染病とか歯周病で感染しているところにステロイドを持ったら腫れが引くんですよところがステロイドっていうのは毛細血管の反応を鈍くします血流を悪くしてしまいますので感染は進行します感染が進行するのに血流が悪くなるから白血球が出てこなくなるからより感染するわけですなので感染症にステロイドは絶対使っちゃいけないんですね原則は例外はあるんですよ,だから抗生物質とステロイドっていうのは一緒に使わないっていうルールがあるわけですねこういう薬が出てきてるのでなんとかコントロールができるようにはなったわけですけどもどうもですから、1920年より前ぐらいっていうのは歴史的に出てこない病気なんですよとなると、その頃行われたことは何なのかっていうと小麦の品種改良なんですね小麦っていうのはどうやって品種改良されたかっていうと古代は、古代ね。
00:04:44
まあ、小麦の歴史っていうのは過去動画があるから見てください。今から5000年ぐらい前ですね。紀元前5000年ぐらい前に、いわゆる肥沃な三角地帯ところに自生していた野生の小麦っていうのがあって、これを品種改良して大きくしたわけです。2倍体とか4倍台っていうにしたわけですよね。で、最初はだから。大きくしたわけです。そして数がたくさん取れるようにしたわけです。そうすると穂が重たくなるから、こう下に向かって垂れるわけです。あるいは小麦の花が咲いた時に花粉が飛んでいくわけですけどね。あるいはほぼ飛んでいくわけですよ。それはそうですよ。種族を保存するためにできるだけ仕上がりたいわけだ。それがだから散らばらない州に改良したんです。初期の品種改良っていうのは、稲でもそうなんだけど、これ同じなんですよ。で、次に。
00:05:31
品種改良の技術が出てくると、味を良くしたいです。小麦の近代に入ってからの歴史は、グルテンの量を増やすことです。そうすると粘り気ができるわけです。もちもちもちもちするわけで、食感も良くなるわけです。そうすると、いろんなものに加工できるようになるわけです。麺類ができたり、マカロニみたいなものができたりとか、いろんなものができるようになるわけです。パンは柔らかくなるわけです。ふわふわするわけです。
00:06:02
そういうものが一定の成功を起こしたぐらいから、どうも歴史的に出てくるんです。ですから、こういうのは、いろんな他の歴史のこととかと組み合わせないと、紐付けしないと出てこないんですね。横に串刺しにするような研究の仕方をしなきゃいけない。ここで私がいつも民族性の話をしますけども、アトピー性皮膚炎の地域性とか民族性っていうのを調べてみましょう。となると、世界で一番発症率が高いところはどこですかっていうと日本ですヨーロッパは発症率は日本なんかに比べると比較的低いんですけども北欧諸国で最近増加が報告されているんですねなんでか北欧は氷の国です野生の小麦の北限はだいたいカスピ海ぐらいまでなんですねそこより北に行くと取れないんですよ。
00:06:58
栽培できないんですよじゃあ何食うかっていうとロシアなんか蕎麦食うわけですよ土地が痩せて寒いとこっていうと蕎麦が強いわけです日本みたいに売って麺にはしないですけど蕎麦かけみたいにして食べるんですねパンみたいにして焼いたりとかねつまり小麦ができないところになってくると多いと次はアフリカ系アメリカ人ですよねアフリカ人ですよねアフリカ人も実は白人より発症率高いんですねなぜ,彼らは小麦を食べる習慣っていうのはなくてねタロイモとかああいう芋ですよね芋系のものを食べてたからそれからラテン系とゲルマン系ではどう違うかっていうとラテン系の方が発症率高いんですねつまり地中海側ですし、あったかい側にいる人の方が少なくてゲルマン民族の方が少ないとなると、やっぱりですね小麦の原産地に近いところの人が少なくって離れれば離れるほど。
00:07:54
アトピーが増えてくるわけです。わかりやすいでしょ。どうやって治療するかっていうと、もう西洋医学的には皮膚を清潔にする。これ教科書ですよ。まず皮膚を清潔にする。それからステロイド軟膏を使う。外用すると。あるいは非ステロイド系の免疫抑制剤も使う。Mサイズですね。商品名で言うと言いにくいですけど、ポルタレンとかロキソニンみたいなね、ああいうの何個もありますよね。それからリトカイン、麻酔薬です。それからマリン酸クロルフェラミン、毛細血管収縮薬。この毛細血管を収縮してしまうと、実はだから余計アトピーが進むんですけど、でもかゆみがあるってしょうがないですよね。
00:08:50
ステロイド軟膏の利点と欠点ですけども、当然ステロイドの利点は即効性があることですよね。炎症を消退させる。欠点は長期使用すると血管系が少なくなってきて、それでステロイド塗ってる人っていうのは皮膚が像みたいになっちゃうんですけど、ガサガサになってくるわけですよ。乾燥してね。それで保湿でヒアルロン酸を塗ったりとかするのを始めるわけです。で、ここからはやっぱり臨床経験の話になりますけども、小麦をまずやっぱりやめるんですね。これはコップに水がいっぱいって、私よく表現してますけど、コップが水がいっぱいになっているので、もうアトピー性皮膚炎が出ているので、ここに一滴でも水が入るとこぼれてしまうんです。つまり小麦を、もっと言うとグルテンの摂取を完全にやめるんだ。
00:09:49
完全にやめたら、これも臨床経験ですね。何千人、何万人って見てると、最低3ヶ月です。最低3ヶ月。すると、治癒が始まりますガサガサしている皮膚とかが治ってくるかゆみが治ってくるというのが始まりますこのまま治ってもらえればとってもいいんですけども累積してステロイドを飲んでるとか特に塗ってる方ですね多いほど、このステロイドを捨てる、排毒することが起きてくるんですねこれが本当に辛いんですよ。
00:10:29
本当に辛いんです。これは6ヶ月以上かかりますね。どういう風な反応が起こるかっていうと、まず痒みが治まってきて、そして腫れが引いてきて、ガサガサしているのが治ってくると、今度は皮膚の表面が綿を吹いたみたいに、本当に綿目みたいになってくるんです。この時に,慌ててせっかく小麦食べるのやめたのに悪化したと言ってだいたい皮膚科に行ったり小児科に行ったりするとちゃんとステロイドを使わなきゃいけないんですよって言ってステロイドを出されたりとかあるいはもっと強いステロイドに変えられたりしちゃうんですねそうすると一時的に良くなるんですところがまた血流が悪くなるから結果としてまたアトピーの症状が悪くなるんですよで、このアトピーは。
00:11:25
表象だって最初に言いましたよね。表面から毒を捨てるっていうタイプの人ですよね。理性っていうのは逆にお腹の中の方から捨てる人です。最終的にこの綿飴吹いてるような皮膚がもうかさぶたみたいになってボロンって落ちて、そうすると綺麗な赤い新しい皮膚が出てきます。皮膚は上から表皮っていうのがあって、真皮っていうのがあって、結合組織っていうのがあって、その下が筋肉です。この表皮が,ない、真皮の部分、真の皮って書きます。真皮っていう部分が出てきます。ここは非常に敏感です。ここが新陳代謝して重層扁平上皮っていう上皮になってきて、そして綺麗な皮膚が出来上がるのにもう3ヶ月ぐらいかかります。と、綺麗に治って綺麗な皮膚になって毛穴になる綺麗な皮膚になって終わりっていうのが早い人で6ヶ月ぐらい、遅い人で一年ぐらいですね。
00:12:22
その間ずっと小麦を抜いてなきゃいけないです。だから成功した人はみんな途中でこの脱ステロイドしてる時期のことを苦しいけど頑張ればちゃんと良くなるんだよっていう風に患者さん同士で励まし合います。あるいはお兄ちゃんが成功したら弟も同じことするって言ったらお兄ちゃんが弟に言ってくれます。お母さんもお兄ちゃんの方で成功体験していればこの時期が必ず来るのよって言ってくれるから子供は安心します。ところがですね、そうは言ったって、ものすごく痒いんですよ。で、掻いてしまったらもうダメですよ。大人は、掻くなって言ったら、はい、わかりましたってやりますけど、生後6ヶ月の赤ちゃんとかで、1歳の子とかできないでしょ。じゃあどうするかなんですけども、実はね、痒みっていうのは、酸素がある状態だと非常に痒みが強くなるんです。
00:13:19
なのでジョンソン&ジョンソンの傷がパワーパッド最近よく売られてる傷口を直す非常に密着性が高い表面がシリコンでコーティングしてるのがあるんですね昔はいわゆる普通の絆創膏をやってたんですけどもあれやるとね子供の時に怪我した時に絆創膏を貼ると楽になるけど剥がす時にうわーってなってせっかく治りかけてるところもう一回皮膚を剥がすみたいになったじゃないですかああならないんですよ最近の傷用の絆創膏はねあれを痒いところに貼っておくんですよ。
00:13:50
そうすると、もし掻いたとしても、そこは爪で引っかかる傷にはならない。そして酸素が抑えられるので、痒みが本当に減るんです。赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の時は、これ小児科の先生から習ったんですけど、うちに勤務してるね。それをペタペタペタペタ張っとくんですよ。痒みも治まって掻かない。特に寝てる時に寝ぼけてこうやって掻いたりとか、大人もするんでね。そういうところを張っとくんですよ。これで脱ステロイドの時期凌ぐんですいろんなことをやりましたけどこれが一番いい方法ですそれからもう一つは唐辛子とかアルコールとかが入ってないあるいはもっと言うとステロイドも入ってない痒み止めっていうのはあるんです古くからあるようなね白い軟膏みたいですよねあれは基本的に塩酸リトカインとか麻酔薬なんですけどもそれは別に依存症ないのでそれを塗っておいてその上から。
00:14:45
最近の新しいタイプの絆創膏貼っとくとかっていうと、かいびの体操がこれでまあなんとかできるんですよ。これで頑張る。で、ちょっとだけっていうのはね、もう絶対にうまくいかない。もうね、これ毎日のようにこの話はしてるんです。もう絶対1日に1人以上来ますから。多いと4人とか5人とか来ますから。例えばね、朝トースト食べてると。そしてお昼はパスタ食べてると。夜は中華料理でね、例えばシュウマイ食べた、餃子食べたとか。男性はこんなパターンです。女性はイタリアンでピザ食べましたとか。こういうの食べてるわけです。クッキーやケーキは全部小麦粉ですよ。こういうのを。
00:15:30
食べてる人たちにゼロにしてくださいって言うと、えっ、もらったお菓子まで食べないんですかいつものパターンなんです。それもダメです。それもダメです。食後のデザートにアイスクリームが出てきて、ウエハースが刺さってた。あれはさすがに一緒に食べざるを得ないでしょうって食べてる。で、やってる限りは絶対に治りません。これいっぱい症例があるんですけど、もう山ほどあるんですけどね。私がそのよくお話しするのは顔のこういうところにねアトピーとかできるわけですあんまり言うと誰か特定しちゃうから言いませんけども50代ぐらいの方で顔のこういうところになってたとずーっとここにあるのが恥ずかしいとそれで私が小麦をとにかく3ヶ月間完璧にやめてくださいと言ったら3ヶ月後に来てくださいって言ったら全く治ってないんですよすごい力ありましたその人に嘘つきって。
00:16:28
俺も小麦を食べてないのに全然変わんないじゃないかって言って怒られましたその人に本当に絶対食べてないですかって言ったら当たり前だったほとんど食べてないっていうからほとんどじゃダメなんです自分の意志が食べてないぞって例えばどういう時食べちゃったんですかって言ったら出張から帰ってきた同僚がねこれ京都のお土産だよとかって言ってお菓子をくれたとそれはもらったら普通食べるでしょっていやそれがダメなんです。同僚と一緒にラーメン屋に行ったとラーメン普通食べるだろうとそれもダメなんですどうすりゃいいんだってチャーハンにしてくださいチャーハンはもう油入ってんじゃないかと油はアトピーの場合はあんまり関係ないですとにかく小麦をゼロにしてくださいラーメン屋に行ってチャーハンなんか食えるかラーメン屋だぞそういう話になるんですよそれでその人は次の3ヶ月間頑張ってくださいって言ってまた次にその人現れたの全く変わってなかった。
00:17:25
ものすごく怒られると思ったらポケットからスマートフォン出して「吉野さん、これ見ろよ」と綺麗な顔になるこれ昨日こうだったとちょっとでも食べるとすぐ戻るって言うからそんなことあるわけないだろうと1ヶ月我慢して2ヶ月我慢して3ヶ月目になって1週目、2週目、3週目ぐらいから急に顔が綺麗になってきて50年ぶりぐらいに顔が綺麗になったってその人が言ったんですねそれで,そんなちょっと食べたぐらいで戻るなんてあるかと思って証明しようと思ってコンビニに行ってケーキを買ってきてポテトチップスは直接は関係ないんですがポテトチップスなんかちっちゃい袋を買ってきてショートケーキを買ってきて食べたその日のうちに完全に元に戻っちゃったそれでその人は僕に言うわけですよこれ見ろとこんな綺麗だろうとたった1日で戻るんでしょってそれは言ったじゃないですかっていつもこの話してるんですけど。
00:18:24
リウマチの痛みだとかね。頭痛症で油を取ったらすぐ痛くなるとかね。パーキンソンで油取ったら震えが古くなったとかね。拝読してる人ほど、ほんのちょっとで元に戻っちゃうんですよ。拝読してる人ほど。パンを食べていたお菓子を食べていた完全に四毒抜いた人が、久しぶりに半年ぶりにちょっとだけパン食べたら、急にお腹が膨満感出て膨らんじゃってとかね。ものすごくひどい下痢になっちゃったとかね。本当そうなんですよ。だからそっちが正常な反応なんですよ。そういう風にして、ちゃんと厳しくですね。私が3ヶ月間皆無にしなきゃダメですよっていう風に言わないとですね、ちょっとでも食べてると治らないんですよ。だから朝必ずパン食べていて、昼必ず例えばうどん食べたりとかね。立ち食いそばとか立ち食いうどんを食べてたとかね。そういうとこに行って、普通にイタリアンに行ったりとか、宅配ピザ頼んでるっていう人が一ヶ月で1回しか食べないですよって言っても、一ヶ月で1回しか食べなくても毎日食べてても症状変わりません。
00:19:24
30分の1にしたら症状30分の1になるかってのは変わらないですそれで3年も4年も通っててお友達と会う時だけ月に1回だけ食べちゃうんですけど先生、いつになったら治るんですかっていつまでも治らないんですだから3年も4年も5年も6年も7年もやってるんですそうすると悲しくなっちゃうわけですよこんなに努力してるのにこれはね、登山で言ったら富士山って15mmじゃないですか,七合目まで行った。八合目まで行った。九合目まで行った。七合目まで六合目でいつになったら私できるんですか今まで10回登山したんですけど、全部足し算したら75目まで来てるんですけど。
00:20:00
って言っても15まで行かないと盗聴してないと同じで治るまで抜いてないと治らないんです。ですからこの話は私は必ずこうやって功徳言うんですね。功徳厳しく言うんですね。本当に完全にやめてください。付き合いの時どうするんですかって言ったら、それでもやめてくださいって言います。治すためにはね、治さなくてもいいんだったら別にいいんですよ。治すためにはやっぱりそのぐらいしなきゃダメです。この脱ステロイドまでは、実は三ヶ月なんで大したことないんですけど、脱ステロイドがやっぱ大変なんですね。ぜひともですね、登校欄のところに脱ステロイドした人たちがいると思いますから、皆さんで励まし合ったりとか、応援したりとかしてください。ぬるいお風呂に入ってると痒みが少し楽になるよとかね。皆さん、そういう経験してるのがあります。それこそ、その経験が東洋医学的に治す治療なんです。他人様の患者さんの経験から学ぶんです。そうすると。
00:20:58
楽になる方法ね。そういう方法も得られるし、それから人の成功体験っていうのを持ってして、自分の将来を予測できるんですよ。これが本当に東洋医学のいいとこなんですね。で、こういうやり方で、ぜひともね、皆さんアトピーを治して、完治して、そして綺麗な肌になって、二度とアトピー性皮膚炎にならない体をやめましょう。そしてそれができたら、男であれ、女であれ。将来、例えば伴侶ができてね、子供が生まれるときにこのことがわかっていたら、そういう子供が生まれなくなります。で、これは将来の我々の子供たちね、子孫ね、自分の直接の子供じゃなくてもいいですよ。おじさんとかおばさんでもいいしね、あるいは友達の子供でもいいです。そういうことができると、結局私がいつも言ってる通り、将来の我々の子孫ね、大和民族が、みんなが健康で幸せになるということになります。
00:21:56
このアトピー性皮膚炎から解放された人たちは皆さんが言うのはやっぱりかゆみがないとか痛みがないこういうのは本当に精神的に楽になるそしてこのことに集中する余裕ができたというふうに言ってますですからぜひ皆さん今日言ったことをですね覚えていただいてみんなで定義を取り合ってですね登校している人たちと一緒にアトピー性皮膚炎を治していただきたいというふうに思います日本の病を治す。
00:22:26
吉野俊明でした。ご視聴ありがとうございます。好評いただいております、吉野俊明オンラインサロンのご紹介をします。毎月1回のライブセミナー、そしてこのライブセミナーがアーカイブで一年間全てを見ることができます。ぜひともご入会いただきたいと思います。方法は概要欄のところに出ていますので、ぜひそちらをご参照ください。さらに、吉野利明式陰陽五行説、これのコンテンツがございます。こちらも概要欄から見ることができますので、ぜひこちらもご登録いただいて見れるようにしてください。よろしくお願いします

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