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患者数が激増している自己免疫疾患 アトピー性皮膚炎とは?〜前編〜

病気の原因・対策

この講義では、アトピー性皮膚炎の原因と治療法について、西洋医学と東洋医学の違いを中心に解説されています。特に、食生活や環境要因がアトピー性皮膚炎に与える影響について詳しく説明されており、小麦粉やグルテンの摂取が関与している可能性が示唆されています。また、東洋医学の臨床経験の重要性や、遺伝と環境要因の影響についても触れられています。

要点

  1. アトピー性皮膚炎の原因と治療法
  2. 西洋医学と東洋医学の違い
  3. 慢性疾患に対する西洋医学の限界
  4. 東洋医学の臨床経験の重要性
  5. アトピー性皮膚炎の増加とその原因
  6. 食生活とアトピー性皮膚炎の関連
  7. 東洋医学的な問診の方法
  8. 遺伝と環境要因の影響
  9. アトピー性皮膚炎の食原病としての側面
  10. 小麦粉とグルテンの影響

ハイライト

  • "私は決して否定しているのではありません。応急処置は非常に良い治療法ですよ。"-- よしりん

章とトピック

アトピー性皮膚炎の原因と治療法

アトピー性皮膚炎は、アレルギーに分類されていたが、実際には食生活や環境要因が大きく影響している可能性がある。

  • 要点
    • アトピー性皮膚炎はアレルギーとして分類されていた。
    • 食生活や環境要因がアトピー性皮膚炎に影響を与える。
    • 西洋医学と東洋医学での治療アプローチの違い。
  • 説明

    アトピー性皮膚炎は、従来アレルギーとして扱われてきたが、実際には食生活や環境要因が大きく影響している可能性がある。特に小麦粉やグルテンの摂取が影響を与えることが示唆されている。西洋医学は症状に対する応急処置を重視するが、東洋医学は原因除去を重視する。

西洋医学と東洋医学の違い

西洋医学は病気の症状に対する応急処置を重視し、東洋医学は病気の原因を除去することを重視する。

  • 要点
    • 西洋医学は症状に対する応急処置を行う。
    • 東洋医学は病気の原因を除去することを重視する。
    • 慢性疾患に対する西洋医学の限界。
  • 説明

    西洋医学は、病気の症状に対する応急処置を行うことを重視し、薬や手術を用いて治療を行う。一方、東洋医学は病気の原因を除去することを重視し、患者の体質や生活習慣を考慮した治療を行う。

幼少期の食生活とGHQの影響

幼少期の食生活は、幼稚園や小学校の給食などの影響を受ける。特にGHQが日本人に小麦を食べさせた時期と一致している。

  • 要点
    • 幼少期の食生活は教育機関の影響を受ける。
    • GHQの政策が日本人の食生活に影響を与えた。

遺伝的要因と環境要因

アレルギーや喘息のリスクは遺伝的要因と環境要因に影響される。教科書にはダニやハウスダストが環境要因として挙げられているが、過去の方が多かった可能性がある。

  • 要点
    • 遺伝的要因として家族にアレルギー持ちがいるとリスクが高い。
    • 環境要因としてダニやハウスダストが挙げられる。

アトピーや自己免疫疾患の原因不明

アトピーや自己免疫疾患の原因は教科書には明記されていない。血液の状態や皮膚の病理像は記載されているが、根本的な原因は不明。

  • 要点
    • アトピーの血液動態や皮膚の病理像は記載されている。
    • 原因は明確にされていない。

西洋医学の限界

西洋医学ではアトピーの完全な治癒は難しいとされている。

  • 要点
    • 西洋医学ではアトピーの完全な治癒は難しい。

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  • 要点
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本文

00:00:05
日本の病を治\す\吉野俊明です。今回はアトピー性皮膚炎についてお話をしたいと思います。アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は本当に多いと思います。それだけでなく、その後の脱ステロイド、これでも本当に悩んでいる人多いと思います。むしろ脱ステロイドの方が大変だし困難だし、
00:00:36
痒かったり痛かったりとか、出血するとか、心室液が出てくるとか、もう本当に大変です。このアトピー性皮膚炎、これがどういう病気なのか。皆さん、これどんな病気だと思いますか。これは当初はアレルギーに分類されていたんですよ。ダニが原因だとかね、清潔にしてないのはいけないんだとかね、僕が子供の頃はそんな言われ方してました。
00:01:09
原因物質による免疫過剰反応なんだというふうに習いましたし、教科書にもそう書いてありました。ところが本当にそうでしょうか。皮膚科や小児科に行ってアトピー性皮膚炎で受診している人は本当に山のようにいると思います。そこでクリニックや病院に行って、ああ治りました。すっかり綺麗に治りましたという人は一体どのくらいいるでしょうか。
00:01:47
アトピー性皮膚炎が治ったっていうのは薬を塗ったから治ったとか、薬を飲んだから治ったとか、注射したから治ったとかじゃなくて、薬を飲まなくても綺麗な肌に。そしてもう再発しないということですよ。ほとんどいないと思います。これは私が常日頃言っている西洋医学の発想と東洋医学の発想では治療が全く異なるからです。
00:02:19
西洋医学は病気になりました。ここからがスタートです。そのためには薬を使います。手術をします。場合によっては放射線療法みたいなね、あるいは重粒子線治療みたいなそういう物理的な治療も組みます。それで治りました。これでおしまいです。ところが多くの慢性疾患はこれでは治らないんです。となると西洋医学はもうお手上げなので応急処置を永久に繰り返すという罠にはまるわけですね。
00:03:00
私は決して否定しているのではありません。応急処置は非常に良い治療法ですよ。あるいは交通事故みたいなね、あるいは転倒して怪我したみたいなね、突発的に起きている怪我のようなものっていうのは、西洋医学っていうのが適面に強いですよ。あるいは、がんや脳梗塞、こういう時に手術でその部位を取り除くですとか、手術で詰まった血管を治すとかっていうのは、どんなに針を使ったり漢方薬を使ってもそんなことできません。
00:03:34
むしろ西洋医学を適用すべきだと思います。ところが、原因除去っていうことになると適面に弱いんですね。東洋医学。これ東洋医学に関わらず、昔からあるいわゆる古典医学というものは、レントゲンがない、血液検査もない、抗生物質もない、鎮痛剤もない、こういう中で治すわけですから、病気の原因を除去する以外に方法がないわけです。
00:04:06
となると、症状に対して治療をするのが西洋医学で、例えば痒かったって言ったらコーヒースタミン薬を使うとか、それでもダメだったらリドカイ麻酔を使って痒みを取ってしまうとか、なんで痒いんですか、あるいは同じ蚊に刺されてもこの人はあまり腫れないし痒みを帯びないのに、この人はものすごく腫れて、痒みどころか痛みまで伴う。人によって反応が違う。
00:04:38
こういう個体差を見分けて、そしてなぜそういうふうになるのか、もともとの体質がどうなのか。そしてその人がどのようなものを食べ、どのような教育を受けて育ち、そしてどういう価値観を持っていて、どんな生活習慣ね。日本人だったらお風呂に入る、入らないとか、北欧の人だったらちゃんと、日光浴。こういうものについてアプローチしていくのが、いわゆる古典的な医療であり、我々でいうと東洋医学ですね。中国や朝鮮半島や日本で行われているような治療というのが、東アジアの人たちの原因除去療法です。
00:05:16
この東洋医学の検知というのは、臨床経験数というのをものすごく重視するんですね。つまりどれだけたくさんの患者さんを見たかということです。経過観察や治療したことから学んで、経験値を上げるということを非常に重要視します。ですから、一人で臨床経験するなんていうのは、一生のうちに限られた人数しか見れないので、ですから代々やるというのがすごく大事なことなんですね。
00:05:48
これは、接種するという意味じゃないです。別に自分の子供じゃなくてもいいんですよ。でも、師匠がいて、弟子がいて、そのまた弟子にも弟子がいてというようにして、一生で見れる。言われる患者さんの数は限りがありますから、伝承することによって何十人何百人を超越して何十万人とか何百万人とか、下手すると何千万人多くという治療の経験をするわけです。それが古典医学書にも書いてあるわけです。それと似たような症例を探して治療をしていく。
00:06:24
この臨床経験値がまず一つ。もう一つは、その患者さんの治療を見ることによっていろんな反応が起きるわけです。そしてその中でその患者さんの反応を見る。そこから法則性を見出す。その患者さんの治療の歴史からその患者さんに最も良い治療を作っていく。これが2番目の東洋医学の特徴なんですね。つまりマニュアルがないんですよ。ガイドラインもないんですよ。患者さんもその中から学んでいくし、医師側もその治療によって学んでいく。
00:07:00
こういう姿勢をとる。この東洋医学的、伝統医学的手法をアトピー性疾患のみならず、例えばリュウマチとかパーキンソンとかのみんな自己免疫疾患でしょ、こういうのを見ていくと、どうも西洋医学の教科書に書いてあることとはかけ離れている世界観があるんですね。例えば、アトピー性皮膚炎のお母さんから生まれてきた子供が、生まれた時からアトピー性皮膚炎だったと。
00:07:35
本当にカビとかダニとかが原因だったら、アトピー性皮膚炎で生まれてきませんよね。あるいはアトピー性皮膚炎のお母さんから生まれてきたんだったら、もしかしたら遺伝とか、もしかしたら免疫の、その状態がお腹の中にいる時にコピーされたとか、薄ったとかっていうことがあるかもしれない。話しませんけども、そうじゃない。全然お母さんはアトピー性皮膚炎ではないのにも関わらず、生まれた赤ちゃんが全身アトピー性皮膚炎だったと言ったら、これ説明がつかないですよね。
00:08:13
それが偶然10万人に1人の疾患とか100万人に1人の疾患ならいいですけども、アトピー性皮膚炎の増え方は尋常じゃないです。僕は1967年生まれ、現在57歳ですけども、僕が6歳。昭和49年、1974年の頃はアトピー性皮膚炎の子供などクラスに1人もいませんでした。学年で1人いるかいないかも、おぼつかないですね。
00:08:45
ところが小学校の4年生になり5年生になり中学生になると、クラスで1人か2人ぐらいはいました。ああ。この人アトピー性皮膚炎なんだなと。運が悪くてかわいそうだなと。これが大学。で、患者さんを見るようになる。父親が行為をやってましてね。歯科研修に手伝いなさいなんて行くわけですよ。7年間くらいやりましたけども、そうするとね、学校のクラスの問診票に歯科疾患だけじゃなくて、
00:09:17
アトピー性皮膚炎とか、自己免疫疾患とか、それこそ鬱病とか、13歳ですよ。そういう子たち見てると、僕が中学生だった時とは考えられないくらいのアトピー性皮膚炎の人が増えてるわけ。ほんとにダニが増えてるんですか。ほんとにカビが増えてるんですか。私は東洋医学の11代目です。ですから、この検診してる7年間ですらですよ、アトピーの子が倍くらいになりました。
00:09:51
もっとひどいのは糖尿病。学年で1人もいるかいなかったくらいの子供の糖尿病が、1クラスで1人とか2人とかいるようになったんです。これは遺伝ですかね。違いますよ。明らかにそれ以外の因子。風邪とかインフルエンザとか呪うとかね、こういうね、感染症、性感染症も含めてこういうのがうつる病気ですけど、アトピーっていうのはうつらない病気ですよね。
00:10:24
本当にこれはアレルギー性疾患なんでしょうか。私は歯科医師ですけれども、総合クリニックの院長をしています。なので、いろんな先生がいます。脳神経外科医がいたり、小児科医がいたり、整形外科医がいたり、消化器内科医がいたり、内分泌専門医がいたり、いろんな先生がいます。産業医もいました。当然小児科の先生もいるから、こういうのを見てもらうわけです。私はそういうところに入って、医師の先生たちは西洋医学的な問診を取るんですけども、僕はそうじゃない。東洋医学的な問診を取るんです。
00:11:03
西洋医学的な問診は、いつから痒かったんですか、どこが痒いんですか、どのくらいの痒みですか、何の薬をもらっていましたか、遺伝的な創意を考えるからお母さんはアトピーなんですか、お父さんはアトピーなんですか、家族の人にアトピーの人がいますか、こんな問診をとります。私は全然違います。
00:11:56
例えば、菓子パンが好きって言うんだったら、なぜその菓子パンが好きになったのか。きっかけを教えてくださいとか、そういう問診を取るわけです。あるいは、妊娠中はどんな食べ物を食べていましたか?全然違うでしょ。そうすると、見えてきた世界観があるわけです。まさに東洋医学の発想です。となると、私はもちろん自分の経験もしていますけども、私の弟子のうちの一人にやっぱり小児科の女性の先生がいるし、
00:12:29
うちに今勤務してくださっている女性の先生もいるんですけども、この人たちのそれこそ臨床経験を全部もらうわけです。先ほど言った師匠から与えてもらうみたいに、その人たちが今までやった経験を聞くわけです。この二人の先生は保健診療もやっているけども、自由診療もやっているような先生方なんですね。なので、私が言っているのはこういう、いわゆる東洋医学的な問診をしているわけです。あるいはそういう治療もしているわけです。
00:13:01
あるいは、こういう治療をしている先生たちのネットワークに私も入るわけです。そうすると、とてもじゃないですが、これはアレルギー疾患とは思えない、もう明白な食原病だというふうに気がつきました。これは、いわゆる4毒のうち、小麦粉、この要素が非常に強い。そして次、甘いもの、植物性の油、乳製品はほとんど関係ないと思います。そして、その人が持っている症ですね。これは発酵弁症というのは、この番組でも何回もやっていますけれども、体力がある人を実症、体力がない人を虚症、体温が高い人を熱症、体温が低い人を肝症、
00:15:36
例えば3歳の子ね。3歳の子がこれからどういう顔になるかなんて予測がつかないでしょ、普通は。ところが私も歯科医師だけども父親も歯科医師で、親父もある先生のところでイヌキで入ってきてるんです。つまり僕が臨床科になった25歳の時に父親は30年症例があるわけですけども、そのまた師匠っていうのが30年以上症例があって、
00:16:30
お母さんもお父さんも全部入れるんですけども、ずらーっと入れて、20枚ぐらい眺めてると、ああ、この人ってこの方向で顔がそっくりに育つんだなとかって予測がつくんです。それで横から撮影してるのをプロフィログラムっていうそういう撮影方法があるんですけども、それでやるとですね、脳下水体とこの眉間のとこ、N.ナジオンって言うんですけども、ここの距離っていうのは人種性別が年齢同じだったら全く同じなんですね。しかもほとんど性別が同じ。
00:17:01
これを一族、患者一族で結属ですよ。血がつながっている人たちですか。やるとある法則性が家族で出るんです。これはまさに東洋医学的な発想なんですけど、そうすると多分この人はこういう顔になるというのが患者一族を探すといるんですよ。と同じ方法でおばあちゃんとかお母さんの免疫的な気質を聞いて、この子が将来どうなるかということを考えるんですね。そういう発想で見ていると、いつお母さんが何を食べていたかというので、特に生まれたての赤ちゃんがアトピーになっているときって分かるんですね。
00:17:37
次は育ったときです。ここは猛烈に幼稚園とか小学校の影響を受けます。給食とかそういうのが影響を受けるんですね。それでどんな食べ物を食べていたか。となるといつもの話じゃないですが、GHQがPL480以上使って日本人に小麦を食べさせたという時期と一致してくるんですよ。母ちゃん、おばあちゃん、お母さん、娘、またその子供とかって、同時にわかるわけですよ。これはだから、時代の影響とか、冗談の時に戦争で負けた影響とかってすごく強く出てるんですね。
00:18:15
これも不可抗力です。それでも原因のことを調べていくと、何とか除去する方法っていうのが見えてくるわけですね。そうですね。教科書的には、遺伝的要因っていうのは、家族に花粉症とか喘息の人がいるとリスクが高い。確かにそうですよ。次は環境要因で、ダニとかハウス雑草があるんだっていうふうに教科書には書いてあるんです。だけど、ダニとかハウス雑草なんて、今より昔の方が絶対多いはずですよ。
00:18:47
埃だらけだったんだし、ダニなんかだってそうですよ。それから皮膚のバリアの異常ね。角質のタンパク質にフィラグリンっていうのがあるんですけども、これが異常だと確かにわかる。でも、なんでこれが突然大量に増えたんですかと説明がつかないです。次、このアトピーも含めて自己免疫疾患、あるいはアトピーというのも教科書の中にあるんです。こんなに分厚いんですよ。4センチくらいあるんですよ。こういう教科書を山ほど買いました。
00:19:20
そこにどの本も、どのアレルギーの本も、どの自己免疫疾患の本も、それからステロイド療法なんて教科書もあるんですけども、原因は何々であるというのを書いていません。アトピーになっているときの血液の状態とか、血液動態でヒッサミンがこのくらい出ているとか、皮膚の病理像を見ていると、こういうふうに血管の透過性が更新してあるとかいうのが出ていて、そして臨床のところになると、こういう薬を使ってこういうふうにしたらこんなに良くなりましたというと、
00:19:51
全身がアトピーだらけの赤ちゃんが塗り薬を塗ったら、1分の1くらいは少し改善しているとか、これで治ったとかというふうに出ているんですよ。私は、私が見たいのは、すっかり綺麗な肌に戻った症例が見たいわけですよ。これは西洋医学ではやっぱり無理なんですね。ご視聴ありがとうございます。好評いただいております、吉野俊明オンラインサロンのご紹介をします。毎月1回のライブセミナー、そしてこのライブセミナーがアーカイブで1年間全てを見ることができます。
00:20:27
ぜひともご入会いただきたいと思います。方法は概要欄のところに出ていますので、ぜひそちらをご参照ください。さらに、吉野俊明式陰陽五行説、これのコンテンツがございます。こちらも概要欄から見ることができますので、ぜひこちらもご登録いただいて見るようにしてください。よろしくお願いします。

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