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なぜ、甘い物を摂り過ぎるといけないのか?

病気の原因・対策

この講義では、甘いものの過剰摂取が健康に与える影響について説明されました。虫歯や鬱病、糖尿病、脳出血、がんなどの病気が甘いものの摂取と関連していることが示され、野生動物がこれらの病気にかからない理由も考察されました。また、蜂蜜と砂糖の歴史、インシュリンと血糖値の関係、ホルモンによる血糖値の調整、砂糖の消費とがんのリスクについても触れられました。

要点

  1. 甘いものの過剰摂取が慢性疾患を悪化させる
  2. 虫歯は甘いものの摂取による最もわかりやすい影響
  3. 腸内細菌の減少が鬱傾向を引き起こす
  4. 糖尿病や脳出血などの病気も甘いものの摂取と関連
  5. 野生動物は甘いものを摂取しないため、これらの病気にかからない
  6. 蜂蜜と砂糖の歴史と品種改良
  7. 甘いものの摂取と健康への影響
  8. インシュリンと血糖値の関係
  9. ホルモンと血糖値の調整
  10. 砂糖の消費とがんのリスク

ハイライト

  • "野生動物は甘いものを食べないから、これらの病気にはならない。"-- 吉野俊明
  • "甘いものを食べ過ぎるのはいけないということが皆さんわかったと思います。"-- 吉野俊明

章とトピック

甘いものの過剰摂取と健康への影響

甘いものを過剰に摂取することが、虫歯や鬱病、糖尿病、脳出血、がん、骨粗鬆症などの病気を引き起こす可能性がある。

  • 要点
    • 虫歯は甘いものの摂取による直接的な影響。
    • 腸内細菌の減少が鬱傾向を引き起こす。
    • 糖尿病や脳出血は甘いものの摂取と関連がある。
    • 野生動物は甘いものを摂取しないため、これらの病気にかからない。
  • 説明

    甘いものを摂取することで、虫歯が増え、腸内細菌のバランスが崩れ、鬱病や糖尿病、脳出血などの病気が発生する可能性がある。野生動物は自然界で甘いものを摂取しないため、これらの病気にかからない。

蜂蜜と砂糖の歴史と品種改良

蜂蜜は古くから存在するが、自然のものではなく、品種改良された蜂によって生産されている。砂糖はフィリピンやタイが原産で、工業的に生成されるようになったのは1400年頃から。

  • 要点
    • 蜂蜜は温厚な蜂によって生産される。
    • 砂糖はフィリピンやタイが原産。
    • 砂糖の工業的生産は1400年頃から始まった。

甘いものの摂取と健康への影響

甘いものの過剰摂取は免疫力を低下させ、血管を弱くし、脳出血や大動脈破壊などの病気を引き起こす可能性がある。

  • 要点
    • 甘いものは免疫力を低下させる。
    • 血管が弱くなり、出血しやすくなる。
    • 脳出血や大動脈破壊のリスクがある。

インシュリンと血糖値の関係

インシュリンは血糖値を下げる唯一のホルモンであり、過剰な甘いものの摂取によって大量に分泌されると、血糖値が急激に下がりすぎる。

  • 要点
    • インシュリンは血糖値を下げる唯一のホルモン。
    • 過剰な甘いものの摂取で大量に分泌される。
    • 血糖値が急激に下がりすぎる。

ホルモンと血糖値の調整

アドレナリンや成長ホルモン、メラトニンなど、ほとんどのホルモンは血糖値を上げる働きを持つ。これは自然界で血糖値が低いことが一般的だからである。

  • 要点
    • アドレナリンは血糖値を上げる。
    • 成長ホルモンやメラトニンも血糖値を上げる。
    • 自然界では血糖値が低いことが一般的。

砂糖の消費とがんのリスク

砂糖の過剰摂取は高血糖値スパイクを引き起こし、がんのリスクを高める。特に長崎県では砂糖の消費量が多く、がんの発症率が高い。

  • 要点
    • 砂糖の過剰摂取は高血糖値スパイクを引き起こす。
    • 高血糖値スパイクはがんのリスクを高める。
    • 長崎県では砂糖の消費量が多く、がんの発症率が高い。

東洋医学における甘いものの概念

東洋医学では、甘いものは土の概念に関連し、甘やかすことや腐ることと結びつけられる。甘いものの過剰摂取は脾臓を壊し、免疫力を低下させる。

  • 要点
    • 甘いものは土の概念に関連。
    • 甘やかすことや腐ることと結びつけられる。
    • 過剰摂取は脾臓を壊し、免疫力を低下させる。

甘いものの依存性と脳への影響

甘いものは脳の快楽報酬系に影響を与え、依存症を引き起こす可能性がある。ドーパミンの分泌により多幸感をもたらすが、血糖値の変動により不安や不機嫌を引き起こす。

  • 要点
    • 甘いものは脳の快楽報酬系に影響。
    • 依存症を引き起こす可能性。
    • ドーパミンの分泌により多幸感をもたらす。
    • 血糖値の変動により不安や不機嫌を引き起こす。

本文

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日本の病を治す、吉野俊明です。今回は、なぜ甘いものを摂りすぎるといけないのかについてお話をしたいと思います。私、この仕事をしていますと、たくさんいろんな慢性疾患の患者さんが来ます。内科系の先生と一緒にカウンセリングをするんですけども、甘いものが原因でひどくなっている病気というのがたくさんあります。
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一番わかりやすいのは虫歯ですよね。清涼飲料水ばっかりガブガブ飲んでいる子は、やっぱり虫歯がものすごく多いですし、歯が丈夫で、あるいは唾液が良くて、虫歯にならない人で、そのまま清涼飲料水や菓子パンや甘いものを食べ続けていると、その次は一番多いのは、炭素脂肪酸というものを作れる腸内細菌が減って、この炭素脂肪酸というのが小腸で少なくなってくると鬱傾向になるんですね。で、鬱病が多くなる。でも鬱病にならない人もいます。
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これは私がいつも言っている語行ですね。東洋医学で言うと、実症、巨症というのがあると、巨症の人の方が鬱になっていくので、実症の人は虫歯を通り越して鬱病を通り越すと、次は来る難関の病気は糖尿病です。でも糖尿病にもやっぱりならない人もいるんですね。水上の機能が高い人ですとか、あるいは糖尿病ですと、中間病ですとか、中間症ぐらいですけども、これが実症、体力のある方になってくると血管の内壁を壊し始めるので、クモマッカ出血ですとか。
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脳出血ですとか、こんなのが出てくるわけですね。その壁も通り越える人というと、がんだったり、あるいは骨粗小症だったりとか、こういう病気になります。こういう病気は、野生の動物はまずないです。絶対にないぐらいないです。あのライオン、虫歯で剣歯が折れちゃってるから狩りができなくなってるね、なんてことないですよね。
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あのライオンは鬱病で悲しくなっちゃってて、狩りができなくなっちゃったっていうのはないですよね。あのライオンは糖尿病で走ることができないから狩りができなくなっちゃってる、なんてことないですよね。ないんですよ。なぜかって言ったら、野生動物は甘いものを食べないから。甘いものって前からあったじゃないか。例えば、はちみつがあったじゃないか。確かにそうです。だけど皆さん、蜂蜜ってどうやって栽培してるんですか?野生の蜜蜂がいて、野生の蜜蜂が作った蜂の巣を取ってきて、クマのプーさんじゃないですけど、蜂に刺されながら蜂の巣を取ってきて、それをザクザク包丁みたいなもので割って、遠心分離器に飛ばして、蜜だけ飛ばして、それをろ過して食べる。
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っていうことは皆さん、そんな簡単に昔にできたと思いますか?もう500年くらい前だったらできるでしょうね。じゃあキリストや釈迦が生まれた2000年前、2200年前とかっていうのに、そんな簡単にできたでしょうか?やはり虫といえども家畜なんですよ。引き出しみたいなところに巣を作って、それを引き抜いて、今ドラム缶の中に6枚とか7枚とか8枚とか置いて、ぐるぐるぐるぐる回す。
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ドラム缶の内側のところに蜂蜜が飛んでて、それを集めてるわけですよね。工業的にももっとやってると思いますよ。この蜂さんたちは温厚です。なぜならばそういう蜂を集めて集めて、温厚な蜂で捕れるように、蜂も品種改良していったからです。似てるのがカイコです。カイコガっていうのは、眉から出てきたら数日で死んでしまいます。飛ぶことすらできないです。なぜなら木糸をたくさん出して、飛ばない顔を品種改良して作ったわけです。
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これはダックスウントを作ったりとか、チワワを作ったりとか、ポメラニアンを作ったりとかするのと同じで、野生の原種とは全然違うわけですよ。ウジだってそうです。乳牛だって乳を出すようにしてるわけです。ですから甘いものって古くからあるのは蜂蜜ですけども、昔からあるから天然のものだとか自然のものだとかっていうわけで、これはないんです。要するに養殖しているような買い方をしているわけです。なので、昔にたくさん甘いものがあるということはなかったです。
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もちろんですから、例えば王様ですよね。昔のローマ皇帝が蜂蜜を食べたとかということは歴史上残っていますけども、普通の当時のローマ帝国の庶民が毎日蜂蜜をスプーン一杯食べるなんてことは極めて難しかったですし、今度アジアの方に行くと、砂糖というのが原産が今のフィリピンとかタイのあたりなんですね。そこに自生していた砂糖黄身を原住民の人たちが食べることがあっても、
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それをいわゆる栽培をして、そしてちゃんと機械を使って絞り取って、生成して白いお砂糖にするなんていうことが当たり前のように行われたのは、荘の時代ぐらいです。1400年ぐらいです。それより前は、そんな白砂糖。そうなんてものはなく、天然の中にある自然な甘みっていうものを使ってたわけですね。ですから、野良猫ですら糖尿病にはならないわけですよ。ライオンはもちろんですけどね。
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糖尿病のスズメとか、糖尿病のカラスとか、糖尿病のハドとか、いないわけです。もう都会にいる動物たちですら甘いものはそんなに食べてないわけですね。なので、我々はちょっと気を許すとすぐ甘いものを食べられる、そういう環境にあるわけですね。でも、この甘いものが別に体に悪くないんだったらいいんですけど、一体何が起こるかっていうことです。甘いものを食べる。
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例えば、農イチゴを食べるとか言っても、それは農イチゴが摂れる季節にだけ摂れるわけですよね。ブドウだってそうですよね。今は冷凍技術が。発達しているので、一年中リンゴも食べることができます。こういう環境はなかったし、それから、プランテーションをして、砂糖をたくさん摂れるようにして、白砂糖がたくさんできるから、お菓子とかなんかいっぱいありますよね。ケーキとかね。毎日ケーキだけで暮らすことができますよ。僕は子供の時にコンビニなんかない時は、毎日ケーキで暮らすことができませんでした。
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なので今は気を許してしまうと、どんどん甘いものを食べちゃうんです。いつものようにこれを東洋医学で言うと、甘いものっていうのは何ですかっていうと、これは土なんですね。土っていう概念は何ですか。それこそ甘えるとか甘やかすとか、それから腐るとか、ふたり腐れるとか、嫉妬するとかっていう、こういう概念です。この土っていう概念が甘みっていう概念なので、甘やかすと子供は甘いものを食べたくなる。
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自分に甘やかしても甘いものが食べたくなる。この土っていう概念をリスク。これは、相刻と言いましたよね。木は何の概念でしたっけ?忍耐、我慢ですね。なので、この我慢ができないという状況。木が弱くなってしまって、土が多くなると甘いものを食べたがる。
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ここの臓器は何ですか?胃と脾臓なんですが、よく甘いものを食べ過ぎでなるのが脾臓が壊れるということですね。免疫力が下がる。実際に甘いものを食べていると免疫力は落ちます。特に血管の内皮細胞というところは、血管が弱くなるので出血しやすくなるので、それで甘いものを食べ過ぎで起こってくるのが脳出血とか大動脈破壊とか、こういう病気になるわけですね。
00:09:00
私は甘いものは食べちゃいけないっていうのは、自然の日本人の教育の中でありましたよ。甘いもの食べちゃダメです。虫歯になるわよ。歯医者さんに行って痛いものをするんだからね。なんといって教育してたわけです。ところが大人になると、虫歯になっても別に歯医者さんに行けばいいやというようになって甘いものを食べたりすることが、先ほど言ったような鬱病ですとか糖尿病が始まることなんですが、実はもっと大事な問題があるんです。
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この自然界にない甘いものを食べると、インシュリンというホルモンが出てしまうことなんですね。インシュリンというホルモンはどんなホルモンかというと、水蔵から出ているホルモンで、血糖値が高くなったときに落とすホルモンです。血糖値が高くなったときに落とすホルモンというのは実はインシュリン一つしかないんです。他はいくらでもあります。例えばアドレナリン。アドレナリンって何ですか?怒りのホルモンですね。
00:10:07
例えば、喧嘩した時だって血糖値上がるわけですよ。もともとこれは怒りのホルモンではあるんですが、これは緊急事態なんですね。例えばライオンとシマウマがいて、ライオンがお腹が空いていると、シマウマを食べたいと、その時に相手を威嚇して怒ってね、で、喧嘩をして捕まえて、首を噛みついて、グーッて噛みついて、息ができなくして、相手を窒息したして、そして食いちぎって食べるのに、ものすごくアドレナリンがいるわけですよ。
00:10:41
こういうホルモンがアドレナリンですから、空腹時でもアドレナリンが出たら血糖を上げなきゃいけない。現実に血糖が低い時にアドレナリン注射すると、脈拍が上がって血圧が上がって、ドキドキドキドキ。ドキドキドキして、肝臓にあるグリコーゲンというのを分解して血糖値が上がるんですね。アドレナリンほどじゃないですけども、機嫌が悪くなったりした時に出るようなストレスのホルモンですよね。成長ホルモン、子供の体が大きくなるホルモンです。
00:11:13
これも体が燃料であるブドウ糖がたくさんないと体を作ることができませんから、成長ホルモンでも血糖値は上がります。今度はメラトニンというホルモン、睡眠のホルモンですね。これも血糖値が上がると眠くなるので、メラトニンが分泌されると血糖値は上がります。のように、ほとんどのホルモンは血糖値を上げるホルモンです。これはどういうことかというと、自然界において血糖値が低いことが当たり前だからです。
00:11:47
これは食べ物が足りないということですね。コンビニがない、当たり前です。自動販売機がない、当たり前です。スーパーマーケットもないです。八百屋さんもない。お肉屋さんもない。シロ…というのは常に空腹の状態なわけです。血糖値が低いわけです。いざという時に血糖値を上げるというホルモンは山のようにありますけれども、食べ過ぎで血糖値がパンパンに高くなっているなんてことはないわけですよ。じゃあこのインシュリンというのはいつできたんだと。
00:12:19
私が歴史と定義という話をしていますが、歴史からするとインシュリンができたのは爬虫類からなんですね。爬虫類はしかも口からインシュリンを出すんです。例えばヘビですとネズミ一匹パクって食べると、1ヶ月ぐらいこれで生活できます。なぜか変温動物で低体温ですから代謝が低いので、1ヶ月に1食ぐらいでいいんです。その代わり1回バクッと食べたらたくさんエネルギーが入ってきてしまうと。
00:12:54
血糖値が上がりすぎちゃう。なので実は口の中で、インシュリンが出てネズミを食べると、食べながら、血糖値を下げながら食べていくんですね。なので、ワニですとか、ヘビとか、ああいう口が大きくてバグッと噛みついて、いっぺんに動物を食べるような動物っていうのは、インシュリンが口から出る。これが発達して、我々は哺乳類が水蔵から出るようになったんです。我々の血糖値が高すぎるっていうことは、非常に稀なので、
00:13:26
なので、もしかすると、野生の哺乳類は一生に一回もインシュリンが出ないぐらい出ないわけですよ。もちろん生理的に出てるのはありますよ。そうじゃなくて、お菓子やジュースを食べた時のように、バーンと血糖値が上がって、ドーンと下げるような大量のインシュリンが出るっていうことは、野生の状態ではほぼ生涯ないはずです。このインシュリンが出ると、絶対に下がりすぎるんですね。なぜならば、非常に特殊な状態だからです。自然界ではないからです。
00:13:58
インシュリンで血糖値をドーンと下げると、語っていると必ず下がりすぎるので上げ直すんです。この時に腹筋にあるコルチゾールとかグルカゴンというホルモンを使って穏やかに血糖を上げていくんですね。このグルカゴン、コルチゾールっていうのは糖心性って言いまして、体の筋肉や脂肪、内臓なんかを壊してそこからブドウ糖を出すっていう、これも緊急事態のホルモンなんです。
00:14:28
血糖値が急に下がっているからですね。これをするとどうなるかというと、グルカゴンが出るとまず肝臓の中に蓄えてあるグリコーゲンというのを使うのを禁止させます。肝臓の中のグリコーゲン、やっぱりこれは貯金と同じなんですね。体の方を壊してそこから糖心性といってブドウ糖を作るという回路が入ります。そうすると筋肉、タンパク質には窒素が入っているのでアンモニアができてしまうんです。
00:15:01
それから脂肪を分解するとケトンというものができてしまうんですね。この2つは両方とも発がん物質です。なので甘いものを食べている人で血糖を乱抗議している人、高血糖値スパイクって言うんですけども、これを長く続けている人は糖尿病とか関係なくですね、乱抗議している人はがんになりやすくなるんですね。日本で一番砂糖の使用量が多いのは長崎県なんですね。長崎にはカステラですとかコンペイトーですとかそういう料理がありますけども、砂糖を使っているという料理は長崎が多いですし、それから砂糖の消費量も日本で一番なんです。
00:15:49
これは薩摩の国が琉球国にサトウキビの栽培をさせて、そこから取られた砂糖を、長崎で加工品として使っているんです。なので沖縄の人たちは昔江戸時代まではそんなに砂糖を食べてないんです。栽培はしてましたけどね。買ってるのが薩摩鹿児島県の人たちで、加工してるのが長崎とか佐賀の人たちで、これによって砂糖の消費量が多い。で、このルートですね。佐賀から長崎に行くルートをシルクロードにかけてシュガーロードと言ってるんですけども、ここの人たちはとても砂糖をよく摂るんですね。甘いものをね。なのでやっぱりがんが多いんですよ。
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で、こういうふうに高血糖値スパイクになるような生活をしてる人たち、砂糖の摂取量が多い。もっと言うと、量そのものよりも1日に何回も何回も頻回で摂ってる人の方ががんになりやすくなるんですね。で、こういうことを我々のご先祖様は経験的に知っていたので、それで甘いものを食べるな、甘いものを食べるな、甘いものを食べるなって言ってたんです。だいたい甘いものを食べるときって言ったら、例えば、お雑煮を作ったとか、あるいはお団子を作ったとか、昔だと誕生日だったり縁起物だったりお正月だったり、そういう時だけに甘いものを食べるんですけど、それも注意しておかないとバクバクバクバク食べすぎて、インシュリーが出て、グルカゴンが出て、スパイクになって、体の調子が悪くなるということを長い歴史の中で経験的に知っていたからです。
00:17:26
それでもコンビニとかスーパーマーケットとか自動販売機がないので、ある程度制限はかかっていたんですが、これが今、こういう高血糖値スパイクだとか、ガンの発症のメカニズムとか知らなければ、誰も止めてくれなければ、そこに物はあるわけですから、小銭で甘いものを買えちゃうわけですよ。これは美味しいだけじゃなくて、脳の快楽報酬系というところに入るものです。甘いものがね。覚醒剤と同じ回路です。依存症になるんですね。甘いものを食べると、
00:18:00
大野の前頭前夜という場所にドーパミンというのができて、多幸感が出ます。なのでケーキ食べたりすると幸せになるんです、本当にね。ところがインシュリンが出始めるのは大体15分、20分くらいになると血糖値が下がり始めてきます。となると今度グルカゴンが出るんですね。グルカゴンが出るとどうなるかというと、イライラしたりとか不安になったり不機嫌になります。これを消したいがためにまた甘いものを食べる。と言ってチョコレートを買って今日は1個だけ、2個だけにしよう。
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3個でおしまいとか言って1箱食べちゃったとかいうことが起こってくるんですね。ですからやはりこれは昔の人から習ったことですね。甘やかしてはいけない。自分も甘やかさない。土はいけないんだと。木で立するんだと。東洋医学的にも甘いものを食べ過ぎるのはいけないということが皆さんわかったと思います。今日はなぜ皆さん。甘いものを食べ過ぎてはいけないのか、これについてお話をさせていただきました。

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