食生活を見直し、植物性油の摂取を控えることで、目の下のクマの改善が期待できる。
要点
- 目の下のクマは血流の悪化や皮膚の薄さ、老化によるものである。
- 東洋医学的には腎臓や脾臓の機能不全、水分の取りすぎ、環境適応の問題が原因とされる。
- 食生活の見直しや東洋医学的な治療が有効である。
- 目の下のクマは美容外科での治療が流行している。
- 東洋医学ではクマの原因を体全体のバランスの問題として捉える。
- 顎関節症が体の他の部分に影響を与えることがある。
- 舌診を用いて体の状態を診断することが重要。
- 食生活、特に植物性油の摂取が体に与える影響が大きい。
ハイライト
"西洋医学で言うと、ストレスって簡単に言いますけども、どんなストレスかっていうと、環境適応ができていないという概念が出てくるわけですよね。"-- [よしりん]
章とトピック
- 目の下のクマの原因と治療
目の下のクマは、血流の悪化や皮膚の薄さ、老化によるものである。東洋医学的には、腎臓や脾臓の機能不全、水分の取りすぎ、環境適応の問題が原因とされる。食生活の見直しや東洋医学的な治療が有効である。
- 目の下のクマは美容外科での治療が流行している。
- 東洋医学では、クマの原因を老化だけでなく、体全体のバランスの問題として捉える。
- 顎関節症が体の他の部分に影響を与えることがある。
- 舌診を用いて体の状態を診断することが重要。
- 食生活、特に植物性油の摂取が体に与える影響が大きい。
提案
- 食生活を見直し、植物性油の摂取を控えることで、目の下のクマの改善が期待できる。
本文
日本の病を治す吉野利明です。今回はなぜ目の下にクマができるのかについてお話をしたいと思います。今、美容外科でですね、目のクマを取るというのが流行っているようです。目のクマだけじゃなくて、この目のね涙袋なんて言いますけども、これを作ったり減らしたり、あるいは昔からある二重まぶただったり、いろいろあるんですけれども、今この目の下のクマ、ここが話題になっています。一体何でできるんでしょうか。そして、どうやったら治るんでしょうか。こんな話をいつものように。
東洋医学的な見地からお話をしたいと思います。まず目のクマなんですけども、老化と簡単に片付けますが、私は老化で説明するのは好みではありません。なんでもそうです。あなたはなんで癌になったんですか?老化ですと、なんで帯状疱疹ができたんですか?老化ですとか、こういう言い方をすることがとても多いんですね。うちに勤務してくださっているある。医科の先生が僕が頸椎症ですとか、顎関節症もそうですし、メニエルシ病ですとか、こんな病気ですよね。見たときに多くは顎関節症の一症状として現れることが多いんですね。この顎関節というのは非常に面白いところで。
もちろん、口が開いたり閉じたりする関節ですよね。こう、指が曲がったりとか、手が曲がったりとか、体上にはたくさんの関節がありますけども、ここは唯一三次元的に動く関節の関節。円盤肩方後関節とか膝関節というのも関節。円盤、関節と関節の間に板があるんですけども、それが左右つながっているという関節なんですね。それからほとんどの体の。関節は骨格筋という、自分の自由に意思で動かせる筋肉、これが支配しているのが関節なんですが、例えば呼吸器ね、息をする時に止めたりとか、あるいはまあ意図的に深呼吸したりとかできますよね。で、こういうのは肋骨にはできますけども、顎の関節も実はあるわけですよ。寒くなったらううって震えたりとか。
それからあくびを自分の意思じゃなく、わーってやったりとか。ところが噛み締めてくださいったら噛み締めると。このように髄にも付随にもできて、交感神経も副交感神経もあって、顎関節に頸乳凸こという穴から出ている聴神経ですね。耳の神経ですとか、小作神経ですとか。それから顔面神経とか、あるいは迷走神経とか。舌陰神経だとか、こういう複雑な神経が交通してるんですね。これによって様々な病気ができる。こういうのが顎関節なんですけども、ここを扱うのがいろんな経緯があって、結局は歯科医師免許でやるんです。で、ここで起こる病気っていうと、例えばメイン治療ね、先ほど言ったような難聴と耳鳴りとめまいですとか、あとは味覚障害です。
それから頭痛やめまいなんかもそうですけども、こんな病気がこの関節に絡んでくるので、この領域っていうのは歯科医師免許で扱うので、いろんな患者さんみます。それから、この顎関節症によって顎の位置がずれると、舌骨というベロを支えている骨もずれてしまいます。これらの骨は、多くは頸椎の三番、四番、五番というところに付着しているので、この顎の位置が悪かったり、噛み合わせが悪かったりとか、口の開け方に癖があったりすると、腕がしびれるなんてことが出てきます。で、こういう方たちをこう包括的に見る。うん、何何かっていうんじゃなくて、人間の体として見る。こういう見方をするんですね。こういう見方をすること自体が東洋医学的な見方になるわけですよね。つまり。
耳が聞こえないって言ったら耳鼻科じゃないかとか、ベロって言ったら口腔外科、あるいは耳鼻科じゃないかとか。あるいはクビって言ったら整形外科じゃないかとなるんですけども、そこに病気の起きているその場所に原因があるとは限らないんです。その病気が起きている場所に原因がないと、西洋医学はてきめんに弱くなってしまいます。この時に年のせいだとか、気のせいだとか。ストレスのせいだとか、こういう言い訳が出ちゃう。そのうちに勤務している先生。
先生がその頸椎症の患者さんを見ている時に、僕がこの場所がこういう原因で、実際は顎の位置がこうなっていて、噛み合わせが悪くて、こういう顎の動かし方をするから頸椎が回らなくて、あなたは手がしびれてるんですよと言って、顎の関節を動かすところに針治療して、顎が動くようになると手のしびれが取れたっていうと、まあ驚愕手段ですね。で、まあ、針治療自体も東洋医学的な治療ですけども、このように。この顔面周囲に出てくる現象っていうのは、東洋医学的な考え方をすると、うまく治ることが多いんですね。目のクマが実はそうなんですね。じゃあ、この目のクマがなぜできるのか、こうネットで調べてみるとですね、血の巡りが悪いからと出てきます。確かにそうなんです。血の巡りが悪いんですよ。でも、血の巡りが悪い理由は一体何なんでしょうかということです。
我々東洋医学を治療手段として使うものにとって、舌診と言ってベロの診断というのはとっても大事です。詳しくはまた他の項に譲りますけれども、一番大事なのはベロ、もちろんベート出して厚みですとか幅ですとか、濡れてるとか、乾いているとか、それから。ちゃんとベロがツヤツヤしてるとか、ハナとか、ついてるか、ついてないかとか、いろいろあるんですよ。なんですけど、最もシンプルに今日皆さんたちが見てもわかるのは、ベロをひっくり返して、あとやってベロの裏を見ることなんですね。で、動脈と静脈が同時に透けて見える場所っていうのはベロの裏なんですね。他の場所も見えないとは言いませんけども。
顕微鏡を使えば、例えば爪の付け根のとこですね。ここ動脈と静脈がこう交通しているとこ見えますし、実は歯の歯周ポケットの入り口も動脈から静脈になるところって見えるんですけども、これは顕微鏡を使わないと見えませんし、口の中だったらちゃんと口の中開ける機械とか使わないとできませんが、ベロの裏だけは見えます。で、このベロを上げた時にこんな感じで血管が通ってるんですけども。
赤黒いのが動脈です。青っぽいのが静脈です。この時に赤と青が均等に見えているのが正常な状態ですね。あの床屋さんに行くと、赤と青のがくるくる回ってるじゃないですか。あれ、動脈と静脈を示してるんですよ、皆さん。それと同じように、ベロの裏側を見ると動脈と静脈が見えます。この時にもし赤の方が太く写っていて、青があまり写っていないという時は、血圧が動脈の方が高い場合です。これは心臓のねこう、心拍自体が非常に強いか、ないし、心拍数が多くなって動脈の血圧が上がっている状態です。あるいは、青の方が浮き出ている場合。
これはいわゆるうっ血している状態で出てくる時よりも帰る時が詰まっているわけですよ。これは多くは腎臓が悪い場合が多いですね。あるいはむくんでいるのもそうですね。こういう状態がわかる。これが実は目の下のクマも同じなんですね。目の下のクマは青っぽいのと赤っぽいのが出てきます。で、ここの。
クマは何が見えているかっていうと、眼輪筋という、こう、本当に輪っかの筋肉があるんですけども、ここにですね、一層薄い脂肪組織があって、その上に皮膚があるんですね。ここが透けて見えている状態がクマなんですよ。だから赤クマとか青クマとか、まあ、青を黒という時もあるんですけども、この血の巡りが悪くなっていて。この色が透けて見えているのと、それからカレーですね。やっぱり年をとってきて、目の下の皮膚がたるんできて薄くなっているのがこう見えているわけです。では病外科的に言うと、まあ、ここに例えば厚みを出してしまうと、脂肪吸引した脂肪を入れてしまって直したりとか、あるいは目の下のね、涙袋が、脂肪が逆にたまりすぎていて。
ベロの裏をひっくり返した時に青いのが少なくなってきて、赤と青が同じになっていると、ここは自然と治ってくるわけですね。ですから、この水で言うと環境適応ができてないっていう概念もあるわけですね。だから、この西洋医学で言うと、ストレスって簡単に言いますけども、どんなストレスかっていうと、環境適応ができていないという概念が出てくるわけですよね。つまり、職場が変わったとか、あるいは家族がうまくいってないとか、あるいは子供が引きこもりになってしまったとか、あるいは姑を引き受けなきゃいけなくなったとか。一日や2日で解決できる問題ならいいんですけども、これからずっと解決できないっていう、その環境に適応しなきゃいけないというと、推移が悪くなる。となると、ジンの機能が落ちる。そうすると、むくむ、ここが青くなる。
そういう日本独特のパン料理っていうのができ始めて、これがおいおい菓子パンですとか惣菜パンというものになっていくわけですが、まあ今日はそこまでは詳しくお話しませんけども、まあ、こういうものを食べるとですね、不飽和脂肪酸の酸化したものが体の中にたくさん入ってくるんです。で、これらは血管を劣化させます。で、先ほど言った腎臓は特にやられます。血流が悪くなります。おしっこも出にくくなります。動脈硬化します。で、静脈の場合ももちろん静脈も硬化するんですが、静脈の場合は中が厚みができるというよりもこうみたいなのができます。よく。
足に静脈瘤ができて、女性がカッコ悪いからって言って静脈瘤を取る。あの手術とか、あるいは血管を場合によっては取ってしまうんですけど、あれがここに皆さん起きていると思ってください。となると、食べ物の影響というのも無視できないわけですよ。そもそも植物性の油を食べているとシミができやすいというのは、あの皮膚の話のところでやってますよね。シミという番組があるので、ぜひ探してみてください。シミができるわけですけど、これと同じことをやっていると、静脈が悪くなると目が黒くなってくるクマができるということになるわけですね。ですから、現代人において言うと、今の五行を使って理屈を説明する前に、まず何を食べているかっていうことを考えた方がいいと思います。私もですね、日常で患者さんとお話をしていると。
油そんな取ってないですよっていう話をよく聞きます。そんなに取ってないとか、そんなに食べていないと。で、クッキーはどうですかって言ったら、そんなに食べてないですよ、ケーキはそんなに食べてないですよと。揚げ物はいや、そんな食べてないですよ。炒め物ってそんな食べてないですよ、アイスクリームってそんな食べてないですよと。でもね、これらのものを全く取らない私から言わせてもらうと、毎日何らかしら。植物性の油を取ってるわけですね。で、植物性の油の日本の自給率はなんとたった2%です。98%は輸入していると。ということは、戦前の日本の人口は約9000万人ぐらいだったので、まあ1億2000万ぐらいですから、まあ、だいたい2割から3割ぐらい増えているわけですけども、その2%か3%が100%になるって言ったら、もう30倍とか40倍とか50倍ぐらい増えてるんですね。で、現実に。
戦前から比べると、日本の油の使用量は三8倍も増えているんです。その三8倍増えたことによって、高脂血症ですとか高血圧ですとか、こういう腺ですよね。前立腺とか甲状腺とか唾液腺とか感染とか乳腺とかっていうのが詰まる病気が増えているわけですね腺は汗が。出るところだとか、前立腺だったら精液を作るところだったっていうのは、まあ割とわかりやすいんですけど、まさかこんなところに影響してるかっていうのは思いつかないわけですよね。もちろん、徹夜したりとか寝不足だったりとか、過労だったりしてもここなりますよ、それは疲労することによって血流が悪くなって、例えば乳酸という老廃物ですよね。こういうのがたまれば血流が当然悪くなるんです。それはあります。だけど、過労はしてないと寝不足でもないと別。に。そんな。
推移ですね。環境適応ができるとかできないとかって、そんな概念もないっていう人は、食事をもう1回見直してみましょう。それから、そんなに食べてないっていうことを自分が言った場合は、食べているんだっていうことを思い出してください。で、それで原因が除去できて、少しでも改善があるんなら、まだその急いで美容外科に行かなくてもいいかもしれません。そもそもその目がねこの。
目の下の涙袋のところが溜まってるのは、これ脂肪が溜まってるんですよ。ですから、この脂肪が溜まっていて目の下が黒くなってるって言ったら、実はこの溜まってるのも黒いのも同じ理由だったわけですね。今回は目の下のクマについてお話をさせていただきました。日本の病を治す吉野利明でした。皆さんにお知らせです。吉野利明オンラインサロンが立ち上がりました。YouTubeではバンされて見えない真実の情報、そして西洋医学と東洋医学、なぜ病気になるかなど詳しいことがこのオンラインサロンでは勉強できます。概要欄にありますので、ぜひお申し込みください。