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起源と危険性について徹底解説!インプラント治療とは

美容健康・ダイエット

この講義はインプラント治療の歴史と技術に焦点を当てています。インプラントの起源からオステオインテグレーションの発見、チタンの生体親和性、素材の変遷、手術の重要性、インプラント周囲炎のリスク、刺繍病との関係、PCR法による細菌研究、予後に影響する要因、治療の哲学と診断基準、家族歴の重要性、上部構造の材料選択、刺繍病と全身疾患の関連性について詳しく解説しています。

要点

  1. インプラントの歴史と起源
  2. オステオインテグレーションの発見
  3. チタンの生体親和性
  4. インプラントの素材の変遷
  5. インプラントの利点と欠点
  6. インプラントの手術の重要性
  7. インプラント周囲炎のリスク
  8. 刺繍病とインプラントの関係
  9. PCR法による口腔内細菌の研究
  10. インプラントの予後に影響する要因

ハイライト

  • "トータルで家族のことも考えて全身疾患のことも考えていくっていうのが上位が考えるインプラント治療だというふうに私は考えています。"-- 吉野俊明

章とトピック

インプラントの歴史と起源

インプラントは非常に古い治療法であり、エジプトのピラミッドのミイラにも見られる。古代では他の動物の歯や金属を骨に植え込んでいた。

  • 要点
    • インプラントは古代エジプトから存在する。
    • 他の動物の歯や金属が使用されていた。

オステオインテグレーションの発見

スウェーデンのドクター・ブロネン・マルクがチタンと骨が直接結合する現象を発見し、これをオステオインテグレーションと名付けた。

  • 要点
    • チタンと骨が直接結合する。
    • オステオインテグレーションは歯科用インプラントに応用された。

チタンの生体親和性

チタンは生体親和性が高く、骨と強く結合するため、インプラント素材として優れている。

  • 要点
    • チタンはオステオインテグレーションを起こす。
    • 生体親和性が高い。

インプラントの素材の変遷

インプラントには様々な素材が試されてきたが、最終的にチタンが主流となった。

  • 要点
    • 人工サファイアやガラス系の材料が使用されていた。
    • チタンが主流となった理由。

インプラントの利点と欠点

インプラントはしっかりと固定されるが、一度設置すると動かせないという欠点がある。

  • 要点
    • しっかりと固定される。
    • 設置後の位置変更が不可能。

インプラントの手術の重要性

インプラント手術では、正確な位置に設置することが非常に重要である。

  • 要点
    • 手術の正確さが求められる。
    • 誤った位置に設置すると問題が発生する。

インプラント周囲炎のリスク

インプラントは感染に強いが、一度感染すると治療が難しい。

  • 要点
    • 感染に強いが、感染すると治療が難しい。
    • インプラント周囲炎のリスク。

刺繍病とインプラントの関係

刺繍病はインプラントの予後に大きな影響を与える。

  • 要点
    • 刺繍病があるとインプラントの予後が悪い。
    • 刺繍病の治療が重要。

PCR法による口腔内細菌の研究

PCR法を用いて口腔内の細菌を研究し、インプラント周囲炎のリスクを評価する。

  • 要点
    • PCR法で細菌を研究。
    • インプラント周囲炎のリスク評価。

インプラントの予後に影響する要因

刺繍病や全身疾患がインプラントの予後に影響を与える。

  • 要点
    • 刺繍病が予後に影響。
    • 全身疾患の影響。

インプラント治療の哲学と診断基準

インプラント治療においては、単に技術的な施術だけでなく、治療の哲学や診断基準が重要である。全身疾患を含めた患者の健康状態を理解し、適切な治療を行うことが求められる。

  • 要点
    • 治療の哲学が重要
    • 診断基準の理解
    • 全身疾患の考慮
  • 説明

    インプラント治療は単なる技術的な施術ではなく、患者の全体的な健康状態を考慮した治療哲学が重要である。診断基準をしっかりと理解し、全身疾患を含めた患者の健康状態を把握することが求められる。

  • 留意点
  • 治療の哲学を理解しているドクターを選ぶこと

刺繍病菌の移行と家族歴の重要性

刺繍病菌は主に家族から移行し、特に6歳前後に感染することが多い。家族歴を問診することがインプラント治療において重要である。

  • 要点
    • 刺繍病菌は家族から移行
    • 6歳前後に感染
    • 家族歴の問診が重要
  • 説明

    刺繍病菌は主に家族から移行し、特に6歳前後に感染することが多い。このため、インプラント治療を行う際には、患者の家族歴を問診し、過去の刺繍病の有無を確認することが重要である。

  • 留意点
  • 家族歴をしっかりと問診すること

インプラントの上部構造と材料選択

インプラントの上部構造は、セラミックス系やガラス系、金属など様々な材料が使用される。材料選択は、回転力に対する耐性などを考慮して行われる。

  • 要点
    • セラミックス系やガラス系の材料
    • 回転力に対する耐性の考慮
    • ネジで止める方法
  • 説明

    インプラントの上部構造は、セラミックス系やガラス系、金属など様々な材料が使用される。これらの材料選択は、インプラントが回転力に対してどの程度耐性があるかを考慮して行われる。通常はネジで止める方法が用いられる。

  • 留意点
  • 材料選択において回転力に対する耐性を考慮すること

刺繍病と全身疾患の関連性

刺繍病は脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、認知症などの全身疾患と強い関連性がある。

  • 要点
    • 脳梗塞との関連
    • 心筋梗塞との関連
    • 糖尿病との関連
    • 認知症との関連
  • 説明

    刺繍病は、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、認知症などの全身疾患と強い関連性がある。これらの疾患は、刺繍病菌が体内で悪影響を及ぼすことによって引き起こされる可能性があるため、刺繍病の予防と治療が重要である。

  • 留意点
  • 刺繍病が全身疾患に与える影響を理解すること

本文

00:00:05
日本の病を治\す\吉野利明です。今回は歯科用のインプラントについてお話をさせていただきます。まずインプラントって何なんだ?インプラントっていうのは歯を失った人が歯の代わりに何か歯ではない人工物を顎の骨の中に入れてそれを歯の代わりにして咀嚼するっていうそういう治療法。
00:00:38
歴史的に見ると実はすごい古い治療法でエジプトのピラミッドのミイラにインプラントがあるんですね。他の動物の歯を骨の中に植えてあったり 金属類ももちろんですけど金なんかが入れてあったりいろんなものが入っているそんな歴史があります。ですけどもやはり歯がおそらく抜けてしまったからそこにすぐ入れてみたっていう風にやったと思うんですね。ドリルとか麻酔なんかそんなのないですか?当たり前ですけど、そんなのは全然うまくいかないわけです。時代がもうずっと再建になってきて、スウェーデンのドクター・ブロネン・マルクっていう整形外科医の先生なんですが、
00:01:12
この先生がウサギの皮骨、スネの骨に骨を連結するための研究をしていて、普通は骨っていうのはステンレス製のボルトで固定するんですよ、骨折した時なんか。その在庫がたまたまなくて、チタン製のチャンバーって言うんですけど、容器みたいなのを入れたら外せなかったと。偶然見つかったんですね。なぜこれ取れないんだっていうのを、光学顕微鏡、普通の顕微鏡で見てみると、普通は骨の中にネジを入れると、骨とステンレスのネジの間に必ず結合組織っていう、足のかかとのフニャフニャしてるようなそういう組織が絡みついて治るんですけども、
00:01:46
直接チタンと骨がくっついている、インタクトっていう表現をするんですけども、骨と直接光学顕微鏡レベルでくっついているっていうのを、ブロネン・マルク先生がオステオインテグレーション、骨結合っていう、ものの、ブロネンマルクは整形外科医だったんですけど、これを骨折の治療とかに使わないで、すぐに歯科用のインプラントに使い始めました。歯科のインプラントの歴史っていうのはいろんな素材がありましてね、例えばこのチタンもそうです。チタンは必ずオステオインテグレーションを起こすんですね。
00:02:17
例えばオステオインテグレーションを起こさないんだけども、よく使っていたのが人工サファイアとかね、ガラス系の材料だったりとか、金合金を入れたりとかしてたんです。これらのものは生体親和性がいいから、確かに顎の骨の中にも入るんですけど、必ずその結合組織っていうもので覆われてしまうので、グラグラするんですよ。なので昔のインプラント、チタンの前は必ず天然の歯があって、そこに例えば人工サファイアのインプラントとか入れて連結したんです。そうじゃないとぷかぷか動いちゃうから。こういうのが日本だったらキョウセラさんなんかが昔やってました。
00:02:53
やっぱりお風呂なんですよ。 それから、戦後の高度経済発展の時,新幹線を作る、高速道路を作る、ビルや建物を作る、東京タワーを作る、こういうところで必ずお風呂を作るんですよ。肉体労働している人たちが疲れを取るためにお風呂を作るんですよ。 なぜお風呂に入ると体の疲れが取れるのか、あるいはなぜお風呂に入らないと病気になるのか。
00:02:48
ところが非常に予告が悪いんですね。グラグラするものっていうのはだんだんだんだん沈下っていうと骨の中に下がってあるんです。奥歯に入れると最初。最初は平らなのにだんだんこういう風になっていっちゃうんです。そうすると天然の歯も角度が変わる。語っていったり動いたり、最悪折れちゃったりするということで、チタン以外のインプラントっていうのはすっかりなくなってしまいました。あるいはハイドロキシアパタイトっていうカルシウム系の材料ですけども、これも非常によく骨とくっつくんですね。ところがこのハイドロキシアパタイトっていうのは吸着のものを吸う能力というのが高くて、半導体工場なんかのフィルターに使ってるぐらいなんですよ。
00:03:24
この点について定義と歴史からお話をしたいと思います。 まず入浴って書いてある通りで 風呂に入って浴びるって書きますけど\も\シャワーを浴びているのは入浴じゃないんですね。浴槽に浸かるっていうことがとっても大事になるんです。 歴史は先ほど言ったように日本で言うと仏教の伝来ぐらいから 積極的に入浴するということは始まったんですね。 それより前はちょうど日本猿がね温泉に入って。
00:03:20
だからバクテリアの吸着能やウイルスの吸着能が高くて、一度感染するともう止められないんですね。非常にひどいインプラント腫炎っていう刺繍病になって、後から撤去するとかっていうのも大変になったんですよね。なのでこれらの材料っていうのは全部消えていってしまいました。近代的にその歯科用のインプラントをするっていうのは基本はチタンです。ピュアチタンか、ないしはチタン合金。チタン合金っていうのはアルミとかベリリウムっていうものを使うんですけども、金属アレルギーがあったりすると使えなくなるんですが、チタン合金のメリットは非常に丈夫なんですね。
00:04:00
入ったりとかしてるのありますよね。ああいう湯湯寺みたいにして入るのはあったんですけど\も\毎日お風呂に入るような習慣っていうのはやっぱり江戸時代ぐらいから始まってるわけですが このお風呂に入るっていうことで一体どんな効果があるかということなんです\よ\皆さんお風呂に入るっていうとみんな体を洗うっていう概念なんですよ どうせ体洗うんだったら朝人と会うわけだから退宿だとか公衆だとかそういうのを取るために\朝\体を洗って頭洗ったり足洗ったり脇洗ったりして歯も磨いて出かけていくっていうのは。
00:03:50
チタンは100%のチタンですとやっぱり柔らかくなるんですね。ですけど僕は個人的には100%チタンの方が生体信用性がいいので、いいと思います。持ってるのでこれを使ってます。1960年代後半ぐらいの話なんですけども、そのまんまずっと今日に至って形が変わったりとか多少変わったりとかアップデートされてますけども、基本的にはこれが歯科用インプラントっていうものなんですね。インプラントのいいところはもちろんしっかりしているところです。天然の歯には歯根膜っていう組織があって、神経と同じような組織なんですけども、
00:04:37
悪くはないです。ほとんどマナーみたいなもんですよこれ\ね\体が匂わないとか汚くないためにやってるんだって入浴の目的はそこではないです,まず何と言っても一番大事なの\は\体に水圧をかける ということなんです\ね\皆さんね,お風呂に入るでしょ? で、ちゃんと肩までね。僕なんかもう顎まで浸かるようにしてますけども。
00:04:21
それがショックアブゾーバーになっていたり感覚需要器になっていて、噛んだっていう指令がいくんですが、インプラントは先ほど言ったように骨と直接オステオインテグレーションしてますので、止まれっていう情報が入らないです。なので、例えば上下が歯がなくてインプラントにしてる人っていうのは、だんだんそっち側の骨が発達して筋肉も太くなってくるんですね。グーって食いしばれるので。インプラントする時なんかもこういうことも考慮して、できるだけやはり天然の歯が残っている中でインプラントをしていくっていうことが大事になってくるというふうに考えています。デメリットは今であることよりも、
00:05:08
この顎に浸かるぐらいまでに風呂に浸かってると、体に対する水圧ってどのぐらいになると思いますか?ものすごいんですよ。 これはもう人間の体の表面積で計算すると1トン近くの水圧がかかってるぐらいになるんですね。で、ウエストだとだいたい4、5センチぐらいは縮まってるそうです。 で、下に行けば下に行くほど水圧高くなりますから 当然、足とかお尻とかのところに一番水圧がかかるわけですけども 皆さんね 1日仕事が終わって夕方になったら足むくんできませんか?
00:04:53
一度入れてしまったら、絶対動かせないんですよ。天然の歯だったら強制っていうのがありますけど、割と簡単にできます。1ミリぐらいだったらブラケットって付けなくても輪ゴムみたいなのでちょっとだけ動かすとかちょっとだけ内側に入れるっていうのはできるんですけど、チタンっていうのは1回入れてしまったら絶対動かないです。ということは手術をするとき間違えたところに入れてしまったらもうそれは動かせないってことになります。こういうのマルポジション、間違ったところに入ってるって言うんですけど、マルポジションっていう状況でインプラントのトラブルっていうのはすごくたくさんあります。もっと言うと、手先が不器用な人、あるいは治療計画で診断するとこにここに入れればいいっていうのをミスする、そういうドクターがやってしまうとうまくいかないんですね。
00:05:32
どうしたらいいんだって言ったら、もう手術的にもう1回取ってやり直すしかないんですけども、ステオインテグレーションっていう力は強烈なんですね。単位平方センチあたり400キロから600キロぐらいの力でついてるので、ネジみたいにして手術するとき入れるんですけど、くっついたらもう逆回転なんてできないんです。取るための機械もあるんですけども。骨が薄いところでやると顎の骨が骨折したりしてしまったりするんですね。なのでどこに入れるかっていうのがものすごく大事なんですよ。初期のインプラントっていうのは、骨を作るっていうことが当時できませんでした。
00:06:04
1960年代、70年代ぐらいまでは骨の再生なんていうものがありませんでしたから、とにかく骨があるところに選んで入れていく。後の構造っていうのは、多少形が悪かったり噛みにくかったりしてもしょうがない。外科手動型って言うんですけども、今は補鉄手動って言って、どこに歯があるかっていうところに、そこに骨がなければ骨を作って入れるというインプラントが正しいという考え方です。インプラントができるイコール再生資料ができるっていうことなんですね。再生治療ができない先生は、それは外科手動型になるので、あまり良くないインプラントになってしまいます。
00:06:36
その歯科医院あるいは歯科医師が再生治療ができるかっていうふうに書いてあるかっていうのが一つだから、選ぶポイントにはなってきますよね。欠点は場所を動かせないっていうことなんです。もう一つは、インプラントっていうのはオステオインテグレーションですから、骨と強烈に強くつきますから、一般的には感染に強いんですよ。バリアが非常に強いから。ところが、もし一度…感染してしまうと、単なるチタンというものですから、免疫機構がないわけです。痛みもないです。血管もないです。リンパ感もないです。
00:07:08
そうすると違和感すら感じないし、血流が悪くなっているのもわからない。天然の歯であれば、違和感というものが出てきます。なんかちょっとおかしいなとかね、なんかちょっと腫れてるなとか。炎症もほとんど起きないんですよ、生体神話性がいいから。そうすると一度インプラントが刺繍病になる。インプラント周囲炎って言うんですけども、そうするともう手がつけられなくなってしまいます。もしインプラントが天然の歯につるんとしてるんだったら、死跡を取るスケーラーという機械で取れますけども、インプラントというのはネジで入れていくわけですね。初期固定って言って、どれだけ最初にがっちりグラグラしないかっていう風にしてることが、
00:07:40
そのインプラントの予防になるので、ねじ込んで入れていくわけですよ。このギザギザになっているところが感染してしまったら、もう汚れの取りようがないですね。無理なんですね。なので一旦インプラントが感染してしまうと、ほとんどの場合は元に戻らないです。じゃあどうしたらいいんだっていうことになりますよね。実はここからが私のずっと研究してたことなんですけども、普通の、全く刺繍病がない人にインプラントすると ほとんど失敗しないんですよ じゃあどういう人なんだって どうして刺繍病がないのに歯を失ったんだったら 交通事故で歯を失った人だとか 殴られて歯が折れちゃったとか。
00:08:11
先天性で歯がない人とか いうのは予後がいいんですよ あるいは虫歯で歯を失ってしまった人 これも予後はいいんです ところがそういう人たちは実は インプラントの需要があまりないわけですね 刺繍病で歯を失うのが,世界でも一番理由が多いですから 刺繍病は感染症ですから 刺繍病の骨を溶かす悪いばい菌というのもあるわけです 重症な刺繍病の人に,インプラントをやると インプラント種類の発症率ってすごく高いんです 糖尿病のように,刺繍病を起こしやすいような全身疾患がある人。
00:08:42
これも予後が悪いんです じゃあどうしたらいいんだって言ったら 糖尿病をちゃんと治す 刺繍病をちゃんと治す 健康な口の中の状態に持ち込んでおいてから インプラントをするってやらないと 予後が良くない 私はこれを研究するために 口の中の刺繍病の細菌というのを ずっと研究したんですね 今この流行り甘いの時にPC,PCR、PCRって散々言ってましたけども、このPCRっていう方法で口の中の微生物を研究するっていうのを日本で最初に医師、歯科医師を含めて臨床導入したのは実は私なんですね。
00:09:13
プリミアチェーンリアクタントっていう方法なんですけども、DNAを二重螺旋構造、温度によって上げたり下げたりしながら増幅するっていうのをやって、それを1998年、99年ぐらいからこのPCR法をやってました。今からが24年、5年前ですね。PCRなんてことをほとんど誰も知らない時ですよ。どんな菌がいると予防が悪いかっていうのを調べたんですね。ポルフィノモナス、ジンジバーリスとかトリポネーバ、デンティコーラとかアクシドバツレス、アクシドマイセム、コミタンス、これらの空気がないところにいる手術病の菌を持っている人はインプラント周囲炎の発症率が高いということを調べて、たくさん学会発表したり論文を書いたり教科書を作りました。
00:09:48
ということは、ただ単にですよ。歯磨き不足とか手入れ不足だとかでなっている手術病の人じゃなくて、手術病の細菌を補給している人自体がインプラント周囲炎のリスクが高いんだということが分かったんです。術前に調べるわけです。私インプラントしたいんです。今口の中健康なんです。でももしかしたら補給してるかもしれないです。それを事前に調べることによって こういう菌がいないって言ったら 今度は手入れ不足だとかっていうのの 刺繍病になるので それは患者さんの責任の要素も大きくなりますが ドクターも知らないで 患者も知らないで こういう悪玉菌を補給している。
00:10:20
っていう風にしてなった場合は これは100%ドクター側の責任になります。だって調べてないんだから。それを証明するために いろんな研究をして 海外でも講演をして 先に除菌をしておくっていうのを システムでPCRで細菌検査をして,抗生物質を使って除菌をすると。それでもうまくいかないことってやっぱりあるんですよ。それはなぜかっていうと その菌に対する認識度である 抗体っていうのが上がってない ということなんで 抗体とPCR検査 まるでどっかの流行り病のようなことをですね 今からもう25年ぐらい前から。
00:10:50
ずーっとやってたんです。今回のこの疾患の時も 私がものすごく詳しかったのは ある病原体があって どういう風に体が 反応するんだって それを治すためには どうすることをしたらいいんだって,インプラントも予防をよくしようと思ったら、歯磨きをちゃんとするだとか、検診に行くだとかも大事なんですが、その前にあなたはそもそも刺繍病があったんじゃないですか。刺繍病の歯はもう抜いてしまったけど、まだ補給してるかもしれないんじゃないですか。こういうことが大事になる。歯が一本もなくなってしまったら、刺繍病菌がいないとは限らないです。こんな研究があるんですね。
00:11:21
アクダマの刺繍病菌があった人が全部歯を抜いてしまって、そういればになってる。歯が一本もないと。口の中の検査をすると刺繍病菌がほとんど出てこない。ところがインプラントにしたら復活してきたと。ですから過去の起用っていうのも大事になります。ちなみに刺繍病の細菌はどうやって移るかっていうと、以前もお話ししましたけども、6歳前後に誰かからもらえます。多くは両親ですね。両親とかおじいちゃんおばあちゃんとかですね。除菌しない限りずっと住んでる。そして悪くなるのは大体30歳ぐらいになってから刺繍病菌が暴れ出して、大体40歳ぐらいで歯がグラグラしてくるっていうのが典型的なんですけども、家族にどういう刺繍病の人がいたかっていうことを問診することもインプラントする上ではすごく大事なんです。
00:12:00
こういうことをトータルで分かっているデンタルドクターがやってくれるインプラントだったら安心すると思いますけども、ただ単に穴開けて入れるだけだったら、実はそんなに技術力が高くなくてもできるんですね。ですから、やる行為自体のミスっていうのは少ないと思うんですけども、一体どういう哲学で治療をしているかとか、どういう診断基準で診断しているかとか、全身疾患のことも含めて本当に理解できているかとか、こういうことを理解しているっていう、そういうドクターのところで治療するっていうのが僕はいいと思います。
00:12:32
インプラントは最後にですね、上部構造っていうんですけども、例えばインプラントっていうのが自動車で呼んだらホイールみたいなもんで、タイヤはまた別に作るわけですよ。それが上に被せるクラウンになる。これはいろんなものがあります。多くはやっぱりセラミックス系のものを使いますけども、それこそセラミックスだったり、ガラス系の材料だったり、ジェルコニアっていうものを使ったり、金属を使ったりとかもしますけども、普通は大体ネジで止めるやり方ですね。ネジで止めるので、単独1本のインプラントと回転力に実は弱いんです。ところがつなげるとこう回るってことはないですから、連続してあるインプラントっていうのは単独で作るよりもつなげてる方がメカニカルトラブルが起きにくいっていうことがあります。
00:13:09
今はずいぶんいろんなのが発達したんで回転力に対してはそんなに問題ないと思いますけども、そういうことも考慮して最終上部構造っていうものがどういうものを選ぶのかって言って我々は判断していくんです。もし疑問があったらこのYouTubeを見た方はですね、今言ったような内容をドクターに投げてみてください。それにちゃんと答えられるんだったらよく理解してる先生だと思うし、いやーそんなこと関係ないよインプラントは刺繍病にならないんだよなんて言ってるのは事実ではないです。今言ったような私がいつも言ってる歴史ですよね。定義と歴史っていうことね。それからただインプラントするのが肺の治療になります。
00:13:41
その人の健康感を考えたりとかインプラントもそうですけど補給にしてしまうと横が悪くなると今度それをまた子供だとか孫だとかに移してしまうかもしれない。トータルで家族のことも考えて全身疾患のことも考えていくっていうのが上位が考えるインプラント治療だというふうに私は考えています。どうでしたか皆さんインプラントについて。少し知識がついたでしょうか。術式だけじゃなくて、なぜ感染するのかとか、どんな材料かとか、どんな全身疾患と関連しているのかということをお話しさせていただきました。日本の病を治す。吉野俊明でした。
00:14:15
皆さんこんにちは。9月18日、経路の日にオンラインセミナーをします。今回は、刺繍病と全身疾患についてのセミナーを行います。脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、実はこれらの病気、認知症なども刺繍病ととても関わりの強い病気になりますので、ぜひ興味がある方はご覧ください。詳しくは概要欄に書いてあります。よろしくお願いします。

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