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なぜ歯茎が下がるのか?歯肉退縮の原因

病気の原因・対策

この講義では、死肉退縮の原因と影響について、東洋医学と西洋医学の視点から解説されました。骨と死肉の厚み、血流、体温、ストレス、歯磨きの影響が取り上げられ、メイナードの分類に基づくタイプ分けも紹介されました。さらに、歯と歯茎の境界のケア方法や歯の矯正による骨の影響、上顎の死肉の再生能力についても説明されました。

要点

  1. 死肉退縮の原因
  2. 東洋医学と西洋医学の視点
  3. 骨の厚みと死肉の関係
  4. 実証と虚証の概念
  5. 血流と体温の関係
  6. メイナードの分類
  7. 歯磨きの影響
  8. 歯と歯茎の境界のケア方法
  9. ストレス性の食いしばりと歯ぎしりの影響
  10. 歯の矯正による骨の影響

章とトピック

死肉退縮の原因

死肉退縮は、歯茎が下がって歯の根っこが露出する現象で、骨の厚みや死肉の厚みによって影響される。

  • 要点
    • 骨がしっかりしていると死肉退縮は起こりにくい。
    • 死肉の厚みがあると血流が良く、体温が高い。
    • 血流が悪いと死肉が薄くなり、冷え性になる。
  • 説明

    死肉退縮は骨と死肉の厚みによって異なり、骨が厚く死肉も厚い場合は退縮しにくい。血流が良いと赤血球がスムーズに流れ、体温が高くなるため、死肉が厚く保たれる。

東洋医学と西洋医学の視点

東洋医学では実証と虚証、熱症と寒症の概念を用いて死肉退縮を説明し、西洋医学ではメイナードの分類を用いる。

  • 要点
    • 実証の人は骨がしっかりしており、死肉退縮しにくい。
    • 虚証の人は骨が薄く、死肉も薄くなりやすい。
    • メイナードの分類では、骨と死肉の厚みによって4つのタイプに分類される。
  • 説明

    東洋医学では体質や精神的な強さを基に死肉退縮を説明し、西洋医学では骨と死肉の物理的な厚みを基に分類する。これにより、個々の体質や生活習慣に応じたアプローチが可能となる。

メイナードの分類

メイナードは骨と死肉の厚みに基づいて4つのタイプに分類し、歯茎が下がりやすいかどうかを評価する。

  • 要点
    • タイプ1: 骨も死肉も厚い。
    • タイプ2: 骨が厚く死肉が薄い。
    • タイプ3: 骨が薄く死肉が厚い。
    • タイプ4: 骨も死肉も薄い。
  • 説明

    この分類により、遺伝的要因や生活習慣による影響を考慮し、歯茎の健康状態を評価することができる。タイプ1が最も歯茎が下がりにくく、タイプ4が最も下がりやすい。

歯と歯茎の境界のケア方法

歯と歯茎の境界を適切にケアする方法についての説明。

  • 要点
    • 鏡を使って歯と歯茎の境界を確認する。
    • 爪の生えているところに歯ブラシを当てて練習する。
    • 感覚を頼りにして歯ブラシを使う方法を習得する。
  • 説明

    爪の生えているところに歯ブラシを当てて、痛くなく心地よい速度と圧力で練習し、その感覚を歯と歯茎の境界に応用する。

ストレス性の食いしばりと歯ぎしりの影響

ストレスによる食いしばりや歯ぎしりが歯と歯茎に与える影響についての説明。

  • 要点
    • 歯の根の部分はしっかり埋まっているため壊れにくい。
    • 頭の部分が揺さぶられると境界線が破壊される。
    • 歯茎が下がるのではなく、歯が壊れる現象が起こる。
  • 説明

    ストレスによる食いしばりや歯ぎしりが歯の境界線を破壊し、歯が壊れる現象を引き起こす。

歯の矯正による骨の影響

歯の矯正が骨に与える影響についての説明。

  • 要点
    • 人工的に歯を外側に出すと骨の壁を超越する。
    • CTを使って事前に骨の状態を確認する。
    • 再生治療を行うことで歯茎の下がりを防ぐ。
  • 説明

    矯正前にCTで骨の状態を確認し、必要に応じて再生治療を行うことで、歯茎の下がりを防ぐ。

上顎の死肉の再生能力

上顎の死肉が再生する能力についての説明。

  • 要点
    • 上顎の死肉は再生する臓器である。
    • 上顎の死肉を移植すると元に戻る。
    • 上顎の死肉は取っても取っても戻る。
  • 説明

    上顎の死肉は再生能力が高く、移植しても元に戻るため、歯茎が下がった場合の治療に利用できる。

歯肉移植の技術とその効果

歯肉移植の技術とその効果についての説明。

  • 要点
    • 上顎の死肉を移植して歯茎を再建する。
    • 移植によって見た目もきれいにできる。
    • ペリオドンタルプラスチックサージョンという分野がある。
  • 説明

    上顎の死肉を移植することで、歯茎の見た目を改善し、再建することができる。

東洋医学と西洋医学のアプローチの違い

東洋医学と西洋医学のアプローチの違いについての説明。

  • 要点
    • 東洋医学では未病治療を重視する。
    • 西洋医学では技術的な治療を行う。
    • ストレスや歯磨きの仕方が影響する。
  • 説明

    東洋医学では未病治療を重視し、ストレスや歯磨きの仕方が歯茎に与える影響を考慮する。

本文

00:00:05
日本の病を治す。吉野俊明です。今回は、なぜ歯茎が下がるのかということです。これは医学用語で言うと、死肉退縮と言います。要するに、歯茎が下がって歯の根っこが出てくる。染みる場合もありますし、染みない人もいます。ところが、染みなかったとしても、私は死肉が下がっている。歯茎が下がっている。
00:00:37
格好悪いんじゃないかとか、歳をとったんじゃないかということで、症状がなくても心配する人はたくさんいます。なぜ死肉退縮が起こるのでしょうか。このことについてお話をしたいと思います。いつものように、まず東洋医学的な見地からお話をしてみたいと思います。死肉が下がるということですが、この死肉が下がる要因は、歯の周りの骨の厚み、歯があってその外側に骨がどれだけあるか、そしてそのさらに外側に死肉がどれだけあるか、この骨というものと死肉というものがあるんですね。
00:01:19
当たり前ですけど、皆さん砂山に棒を立てたことを考えてください。骨が非常にがっちりしている砂山に棒が立ててあれば、動かしてもみじんもしませんよね。ところが、富士山のように末広がりになるようにしたところにこうやっていったら、どんどんどんどん下がっていきますよね。その通りで、死肉退縮は骨が下がっている死肉退縮というのと、死肉が下がっている死肉退縮というのと、死肉が下がっているというのと、2つ要因があるわけです。
00:01:52
この骨がしっかりしている人というのは、死肉退縮は極めて起こりません。ほとんど起こりません。こういう人を何て言うんでしたっけ。そうですね、発行弁償で言うと、実証という人です。この体力がある人を実証と言って、体力がない人、精神的に強くない人も含めて虚証と言います。つまり骨太の方針なんていうのがありますけど、骨太っていうことは実証なんですね。なので実証の人って言うとどんな人がいたんでしょうか。
00:02:24
実証と言うと、体温が低ければ癌、体温が高いような人だったら脳梗塞、心筋梗塞、筋骨流々としているとか、やる気が強いとか、意志が強いとかっていうタイプの人。こういうタイプの人っていうのが骨がしっかりしてるんですね。かつその中でも忍耐力の強い人、これは東洋医学で言うと木下土根水の木に相当しますが、木の人っていうのは忍耐力が強いんですね。この我慢する。我慢するっていうのは皆さんどんなふうに表現しますか。
00:03:00
口を食いしばって頑張れとか、歯がゆい思いをするとか、聖書にはよく出てくるのが、悔しければ歯がみせよ、という言葉があります。つまり、グーッと苦虫を噛みつぶすなんていうのも、実証の人が我慢している例えなわけですよね。つまり、人間が我慢するときっていうのは、噛み締めをするわけです。グーッと噛んでいると。皆さんも、体を鍛えたり、ベンチプレスしたりとか、こういうことをすると、筋肉と同時に骨も太くなっていくわけですが、
00:03:31
食いしばったりとか、歯ぎしりしたりしていると、骨が本当に厚くなるんですよ。そして筋肉もついていくんですね。筋トレしていると、骨と筋肉がつくのと同じで、この忍耐力の強い人が我慢をしているという行為自体が、骨を厚くしていくわけです。なので、実証、しかも忍耐をしているという概念の人は、より骨が太くなっていくので、死肉退縮する可能性は、どんどんどんどん下がっていきます。今度は死肉ですね。この死肉の周りは大きく分けて核化死肉といって、固い歯茎とそれからこういう唇とかぐにぐに動く粘膜っていうのと2つあるんですね。
00:04:16
この実生の人は核化死肉の量も厚みも多いんです。なのでこういう人は本当に死肉が下がらないんですよ。で、骨の方で実生、巨生って言うんであれば、今度は死肉の方がどうであるかっていうと厚みがある人の方が実は熱生なんですね。薄い人の方が寒生になります。ですから死肉が厚い人の方が体温が高い。なぜ?実は死肉っていうのはとっても面白いところで顕微鏡で見るとですね、血管がループしているのが見えるところなんです。
00:04:53
動脈と腸脈が入れ替わるところが見えるところは、人間ではですね、2つしかありません。一つはこの爪のこの白いところ。指先でも見えるんですけど、指先は皮膚や筋肉や結合組織っていうのがあるので、ナイフで切れば出ますよ。そうじゃなくて肉眼で、肉眼というか顕微鏡ですけど、顕微鏡でこの指の甘皮とここの境目っていうのは薄いでしょ、皆さん。ここを顕微鏡で見ると、動脈が来てループして静脈になるというところが、
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たくさんこう見えるんです。そうするとですね、血流の良い人は毛細血管がまずたくさんあると。それから血管がちゃんと太くて流れている。そして赤血球がこう流れるのが見えるんですよ。赤血球の大きさっていうのは大体40ミクロンぐらいなんですが、毛細血管の一番細いところが20ミクロンない場合もあります。するとどうなるかというと、こんな細い血管のところ、赤血球が通っていくので、
00:06:00
こういう風に波打ちながらこれが通っていくわけですよ。なのでこの血管の弾力がある人は、この中に血管を広げながら赤血球が動いているのが本当にね、動画で見えるんですよ。ところが血管が固くなっている人は、血管が詰まって赤血球が動かなかったりとか、あとゴースト血管、幽霊の血管って言うんですけども、血管がもう固くなって細くなっちゃっていると、もう血液がいかないわけです。この人が冷え性なんです、実はね。死肉が薄くなっているのも同じで、そこに血管が少なくなって赤血球が流れない状態っていうことは、赤血球どころか血液も流れないわけですから、
00:06:38
血流が悪ければ、それは体温が下がりますよね。なので死肉が厚い人っていうのが熱症で、薄い人っていうのが肝症になります。で、投与医学で言うと、実症で熱症の人は歯茎が下がらないことになるし、実際に骨が薄くて死肉が浅い人っていうのは血流も悪いわけです。だからそこは壊れやすくなってますよね。皆さん、骨の栄養はどこからくるかっていうと、骨の中にある血管だけじゃないんです、実は。骨と死肉の間に骨膜っていう組織があって、この骨膜っていうのはどこから栄養をもらってるかっていうと、死肉を通ってるたくさんの血管からもらってる、そこからさらに骨に栄養がいってる。
00:07:18
つまり、死肉が薄い人は骨に栄養がいかないわけですよ。これをですね、メイナードっていう人が実は分類をして、骨が厚くて死肉も厚いっていうのをタイプ1、骨が厚くて死肉が薄いっていうのをタイプ2、骨が薄くて死肉が厚い人をタイプ3、骨も死肉も薄い人をタイプ4って分類してるんですよね。これで歯茎が下がりやすいか下がりにくいかっていう分類をこのドクターメイナードっていう人がしたわけですけども、これまさに実証と虚証と鑑賞と熱証なんです。面白いぐらい。この知識があると、実は口の中見ただけでその人がどの症であるかっていうのを問診しなくても分かっちゃうんですね。
00:07:59
で、先ほど指の,この血流によってありましたけども、拡大でもできるんですよ。本当に拡大しやかにおいて顕微鏡を使うと、ここの死肉をループしているところが見えるので、仮にですよ、その人が実症で熱症であったとしても動脈効果していると血流が悪いんですよ。そうするとその人は死肉が薄くなっていく可能性があるわけですね。だから先天的には実症で熱症であっても、後天的に動脈効果するようなもの、つまり植物性の脂をたくさん食べているような人っていうのは、
00:08:32
巨症になって死肉退縮を起こすかもしれない。東洋医学ではこんな見方で歯茎が下がるか下がらないかっていうのを見てます。そして西洋医学的にもメイナードの分類のように歯茎が下がりやすい、下がりにくいっていうのもいます。当然タイプ1が一番下がらなくて、タイプ4は非常に下がりやすいわけですね。これは生まれ持ってお父さんとお母さんからもらった遺伝子の情報での、有利不利っていうのがありますよね。ところが実際はこのタイプ4の人でも下がらない人もいるわけです。
00:09:07
もっと言うとタイプ1でも下がる人っていうのがいるわけですね。これはなぜかというと実は2つ要因があります。1つはその食いしばるとか食いしばらないとかっていうメンタルストレスの問題と、2番目は歯の磨き方の問題なんですね。これね、男性の方にとってもいいんですけど、歯磨いてくださいってこうやってねやるとね、目粒ってねガーってこうやってやるんですよ。それで固い歯ブラシとかが大好きなんですね。自分で歯と歯茎を壊してる人っていうのも結構います。
00:09:40
それ深爪とだから同じですよ。いつも深爪してるとだんだん爪が後ろの方に行っちゃうのと同じで、自分で破壊してる人っていうのもいます。これ別に男性だけじゃない女性の人でも多いです。鏡目を見ながら歯と歯茎の境界に当ててくださいっていうのを僕ら指示するんですけど、確かにそうなんですけど、分かりにくいんですよ。なんでか。鏡で。歯茎見るっていうのは、下の歯の角が立ったらできますが、上の奥歯の内側って鏡でなんか見れませんよ。じゃあどうするか。先ほど顕微鏡で爪のところをね、見るって言いましたけど、ここで練習するんです。
00:10:16
自分の爪の生えてるところに歯ブラシを当てて、痛くなくって心地がいいぐらいの速度と圧力でやってください。で、それで練習したら、それと同じ圧力とか速度とか当て方で、今度はここでやってみましょうって練習するんですよ。で、ここでできるようになったら、今度はそれをもうちょっと後ろの剣歯とか小球歯ぐらいでやりましょうと見えにくくなりますから。これで思ってることとやってることが一致してるかっていうのをして、今度それで奥歯やる。で、内側の奥歯もやる。
00:10:50
そしたら全く感覚でしかできない、同じ感覚を上。やってる時に、下で練習した感覚が同じだなと思ってたら、もう目をつぶっててもできるようになりますから。こうやって物理的に歯ブラシで壊さない方法っていうのを僕は教えてるんですね。次がやっぱりストレス性の食いしばりとか歯ぎしめなんですよ。先ほど実証で熱症と歯茎が下がりにくいと言いましたが、それでもどう超えてギリギリギリギリするとどうなるかっていうと、下の根の部分はしっかり埋まってるわけですよ。
00:11:29
だからここは壊れないんですよ。骨も壊れないし歯茎も壊れないんですが、頭の部分が揺さぶられるとちょうど境界線のところが破壊されるんですよ。それでこの歯と歯茎の境界のエナミリスが本当に割れるんですよ。そうするとその割れてるところから下に壊れていくっていう現象があるので、これね、実証で熱症の人の場合は歯茎が下がるんじゃなくて、くさび状血損と言って歯が壊れるんですよ。歯茎は壊れない。横から見ると三角形型にまるでヤスリがあるんですよ。ヤスリでこすったみたいに。
00:12:00
下がるんですね。そこが近く花瓶にもなりますけども、そこをきっかけとして破壊されていくっていうことが起こるんです。巨匠で寒匠の人は垂直的に歯茎が下がるんですけども、実匠で熱匠の人っていうのは水平的に壊れてくるんですね。真横から見ると歯がこうあるとすると、歯がこんなになっちゃうんです。後ろ側もなりますから。それで染みるっていうことが起こってくるんですね。なので下がるというよりも奥に削れていくみたいな現象が起きます。こういう人とっても多いです。
00:12:32
で、この歯茎が下がる近く花瓶と、それからくさび状結層になる近く花瓶は意味が違いますから。歯茎が下がってるんじゃなくて、自分で歯を壊すようになってる人ってのが全く違うんですね。ストレスコントロールをどうするかっていうことが問題になってくるわけですね。これで3つ読みましたけども、最後に1つおまけなんですが、実は歯の矯正をした人も骨が下がりやすくなることがとっても多いです。これは人工的に歯をより外側に出していくと、死肉とか骨の壁を超越して外側にするというと、当たり前ですけど出ちゃうわけですから、歯茎が下がっている人もいます。
00:13:13
なので、結構無理やりな力をかけて強制治療をしたりとか、診断を超越するような場所に動かしたりとかすると、歯茎が下がることがあります。今はCTがあるので簡単に分かりますけども、昔はそれが分からないので、本当に肉眼で見たわけですが、今ですと強制する前に先にCTを取っておくんです。それでメイナードの分類を先にCT状でするんです。そうするとこの歯は外側に何ミリ骨があるか。
00:13:44
場合によっては0.1ミリしかないとかって言ったら、それは0.1ミリ出したら骨から出ちゃいますよね。そうするとメイナードの分類のタイプ4というのがいます。僕がタイプ5って言ってるんですけども、骨より歯が外に出てるっていう分類を作ったんです。そこはもう容易に歯茎が下がってしまいますよ。ですから矯正するときに僕も必ずCTを取って3次元画像で見るんですけども、ここは外に出してもいい。ここはもうダメだと。でもどうしても外に出さなければいけなかったら、じゃあどうしたらいいんですか?というと、私は再生治療が専門なので、矯正する前に骨を作る手術をしておいて、作った骨の中に歯を動かすということをすれば、そうすれば絶対歯茎が下がることないですよね。
00:14:31
人工的に巨匠の人を実証にしておいて、それから矯正する力をかけるんです。そういうことをすることもあります。それからもう一つは、もうすでに他のクリニックとかでやってしまって歯茎が下がってしまっているという場合も、再生する治療する技術があれば、後から骨を作って、それでもダメだったら死肉は移植によって再建することができます。これは有利死肉移植って言うんですけども、多くは上あごの内側のところ、そこの死肉。
00:15:04
これはですね、面白い現象で、解剖学的に哺乳類の上顎の口外っていうところの死肉は、とってもとっても再生するんです。なぜか、ワンちゃんとか猫ちゃん飼ってる人は、上顎見ると、上顎が洗濯板みたいになってるの。ご存知ですよね。哺乳類は、上顎の内側っていうのは、洗濯板みたいに必ずなってます。ライオンでも、シマウマでも、ゾウさんでも、ネズミでもなってます。下は何があるかというと、ベロがあるんです。食べたものをベロでこねくり回して、しょっかいといって、塊にします。
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その時に、この洗濯板の上をベロでなぜるようにしてると、食べ物が丸くなっていくんですね。そして飲み込む。そのために、どんな巨匠の人でも、必ず上顎だけは死肉がものすごくある。熱くなっていて、硬くなってるんですよ。核化死肉って言うんですけどね。そしてここは、面白いことがある。なぜならば、例えばパンダがササ食べるとか、あるいはシカが木の皮を食べるとかいうときに、下には刺さらないです。絶対上の方になるようにして、触解としてまとめていくんですね。
00:16:15
なので、上あごの死肉だけはしょっちゅう怪我するんです。僕らもそうですけど、熱いお鍋とか食べたりするときに、下の死肉を火傷したりとかすることほとんどないでしょ。危ないと上あごに持っていく本能があるんですよ。だからよく鍋とか焼肉とか食べたときに、上の歯茎が火傷しちゃってベローンって皮が剥けちゃうときあるじゃないですか。ところが、なぜか皆さん治ってるでしょ。皮膚なんか火傷して皮がベローンって剥けたらケロイドになりますけども、上あごって必ず治るんです。なぜならば、肉食動物は骨が刺さったり、草食動物は竹だったりとか、ササが来たりとか木の枝がかかったりしても治るように、神様がそう作ってくれてるからなんです。
00:16:55
なので、その,上あごの死肉は再生する臓器なんですよ。これを例えば下の歯の歯茎が下がっているところに移植するとそこが元に戻るんですよ。そして取られた方もまた元に戻ります。なので上顎の死肉は取っても取っても戻るので、例えば本当に歯茎が全部下がっちゃった人っているんですよ。強制してもうかわいそうなことに全部1センチぐらい歯茎が下がっているという人は全部移植するんですね。でも上顎から取れるのってだいたい25ミリぐらいが限界かな、長さでいうと。幅がだいたい1センチぐらいが限界。25×10ぐらいが限界ですから、全部やるって言ったらやっぱり4枚とか5枚とか必要になるし、上下もやったら10枚ぐらい必要になるわけですよね。
00:17:37
両方から取ったとしても5回とか10回やらないと足りない。取ってだいたい半年ぐらいして元に戻ったらまた取って。取って移植、取って移植、取って移植。やるんですね。それで戻していく。神秘性を問われる場所、例えば上の歯の前歯であったらまるでサンドイッチのように上顎の死肉を1回あげて、そこに,その上顎の歯肉を挟んで戻す。結合組織というところだけ、真ん中の部分だけ移植する。そうすると厚みがちゃんとできて、外側は元あった歯茎と同じようにするというと、見た目もきれいで厚みも増して、そして下がっている歯茎も直すというようなことが技術的にはできます。
00:18:18
ただし、この領域というのは日本では分類がないんですけども、アメリカではペリオドンタルプラスチックサージョン、刺繍形成外科学というんですけども、そういう治療分野があるんですね。日本だとトップクリニシャンの刺繍病専門医たちがやってますけども、そういう分野はないんですが、アメリカやヨーロッパにもあるんですね。僕もその分野は非常に得意な分野なんですけども、そういう方法にして実は歯肉退色というのは西洋医学的には治せます。これはだから最終的には、これは貝の治療ですけども、技術のレベルとしては非常に高いレベルなんですね。
00:18:51
でも本当は最初に言ったように、実症ですとか虚症ですとか熱症とか寒症ということを東洋医学的に見ておいて、あなたは、だからこういうストレスがあったり、こういう歯磨きの仕方をすると下がっちゃいますよ。その未病治療をすること自体が本当はレベルが高い医療じゃないかというふうに思っています。これが本当の死肉退宿の上位の治療だというふうに思っています。今回は死肉退宿についてお話をさせていただきました。

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