この講義では、顔のシワ、特にほうれい線の形成原因と治療法について探求します。顔面神経と表情、三叉神経と咀嚼筋、感情と顔のシワの関係、東洋医学の視点からの顔のシワ、食事と皮膚の健康、コラーゲンの役割と摂取、植物性油と皮膚の劣化、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスについても詳しく説明します。
要点
- ほうれい線の形成原因
- ほうれい線の治療法
- 顔面神経と表情
- 三叉神経と咀嚼筋
- 感情と顔のシワの関係
- 東洋医学の視点からの顔のシワ
- 食事と皮膚の健康
- コラーゲンの役割と摂取
- 植物性油と皮膚の劣化
- 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランス
ハイライト
"その人の顔にできてるシワっていうのは、その人の人生の感情の歴史なんですね。"-- 吉野俊明
章とトピック
ほうれい線の形成原因
ほうれい線は主に笑ったときにできるシワであり、感情の表現によって形成される。
- 要点
- ほうれい線は笑いによって形成される。
- 感情の表現が顔のシワに影響を与える。
顔面神経と表情
顔面神経は表情を司る神経であり、喜怒哀楽の感情を表現する。
- 要点
- 顔面神経は第7脳神経である。
- 喜怒哀楽の感情を表現するために使われる。
食事と皮膚の健康
皮膚の健康にはバランスの取れた食事が重要であり、特に飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスが大切である。
- 要点
- 植物性油は皮膚を劣化させる可能性がある。
- 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスが重要。
本文
日本の病を治す、吉野俊明です。今回は、ほうれい線がなぜできるのかというお話です。ほうれい線を消すのもとても流行っていますね。昔は、ほうれい線を消すのに、ヒアルロン酸を使って、このシワを注射で消していくというのが流行っていました。
ところが、皮膚の上から入れると、当たり前ですけど、注射割れがたくさん入るので、あとが数日間、場合によっては内出血しちゃったりするんですね。なので、明日の結婚式、明日の結婚式の時に、ほうれい線を消したいです、なんていう人からすると、注射ができないというので、ある時代から、今度、口の中側の方からやるっていうのが流行った時期もありました。で、口の中からやると、確かに皮膚には出ないんですが、口の中に内出血することがあるんですね。
あるいは、これ医師免許と歯科医師免許の境界なんですけども、このほうれい線っていうのは、実はこの尾翼からこの口角の下ぐらいまでなんですが、この口輪筋っていうこの筋肉ね、これは口をこうつぼめたりとか伸ばしたりとかっていう、これ咀嚼にまつわる筋なので、この筋肉の入っているところは歯科医師免許でこのシワ取りをしていいんですけども、尾翼のここになると今度は医師の免許がなきゃいけないなんていうことがあって、で、口の中側から口輪筋側から注射をすれば、歯科医師でもこの鼻のところも消せるんだとかね、
こんなこと言ったりとか、それから最近ですとゴールドワイヤーを入れて顔を釣り上げて、何十本も入れて、結果として、それから針治療でも実はできるんですよね。針は長持ちはしませんけども、針治療をしてほうれい線を取るとか、こんなことがありました。私もそうですけど、ほうれい線はかなりくっきりある方です。私がほうれい線が強くあるのも説明しますけども、なぜほうれい線ができるのかというお話を今回はしたいと思います。
これがほうれい線の治療ができます。多くは美容外科だと思うんですが、見るとエイジング、過励、年だからと書いてあります。確かにそうです。これはでも実は過励だけじゃないんですね。過励で皮膚が老化する、劣化する、それによってシワができるっていうのは、昔のおばあちゃんなんかね、顔がシワシワになるっていうのはそういう要素ももちろんあるんですけども、今回はいつものように東洋医学の見地からお話をしてみたいという。
というふうに思います。顔はですね、何の神経によって支配されているかというと、顔面神経っていう神経なんですね。これは脳神経、脳神経っていうのがありますけども、第7脳神経って言って、この顔面神経っていうのをですね、ほとんどが表情に関する神経です。これです。喜怒哀楽です。怒る、泣く、笑うとか、悲しむとか、いろんな感情がありますね。嫉妬するとかね。喜怒哀楽ですね。
これらっていうのは、この顔面神経が支配してるんですね。ですから犬とか猫とかも怒ったり、笑うとかないかな、怒ったりとか悲しそうな顔したりとかするときありますよね。でもこの顔面神経っていうのは、もともとは喜怒哀楽のためにできたんじゃなくて、顔とか首とかこういうところに虫が飛んできたりとか、あるいは、例えば、のみがいたりしらみがいたりがピュッと動かして、排除するためにもともと発生学的にはできていたんですね。
私がいつも言っている歴史の定義で言うと、これは歴史の部分ですけれども、家畜である牛とか豚なんかが背中がピクピク動いたりして、虫を見たりするじゃないですか。もともとはそのためにできている。これは神経なんですね。で、お笑い芸人さんのコロッケさんという人が頭の皮膚を動かしたりとか耳を動かしたりとか、僕はできないんですけど、鼻を膨らましたり閉じたりとかね、いろんなことができますけど、もともとはそうなんですよ。
人間も耳はほとんどの人が動かせないと思いますけど、犬とか猫とか見て耳がくるくるくるくる向きが変わってますよね。こういうのは顔面神経を使って動かしているんですね。ですから、表情を人間は使う。神に使ってますけど、もともとは情報を得たりとか虫を避けたりするもので、人間はものすごくコミュニケーションがある。イリケーションを取るように進化したので、これが喜怒哀楽っていうのを顔に出すようになっている。その神経が顔面神経だっていうことなんですね。
ここで喜怒哀楽を当てはめると、病気を作る感情で言うとですね、目っていうのは忍耐、それから可、非っていうのはこれは倫理観とか道徳観とか。それから土っていうのは腐るとか嫉妬するとかいう概念。それから菌という概念は悲しむとかね。水っていうのは環境適応するために苦しむとか苦いとかっていう概念なんですが、
じゃあこのほうれい線ができるっていうのはどういう感情かっていうと、泣いてるときほうれい線できないんですね。これはほとんどが。笑ってる時なんですね。ニカニカニカニカするって言うと、こういう表情の時にここにクボインが出る。この笑いっていう概念は何かっていうと、ズバリ火なんですね。火なんですね。これは笑うとか楽しむとか、あるいは好きな人といると笑顔になってしまうと。愛っていう概念なんですね。
この概念があると、ほうれい線ができるわけですよ。だから笑いじわって言いますけども、ニカニカニカってやってると、この目尻にしわができて、ほうれい線ができるんですね。私自分で言うのもなんですけど、常にニコニコしてるんですよ。だからやっぱりこの目尻のしわも多いし、ほうれい線もすごくくっきりできてる方ですけども、僕自身はだからこのしわを取り寄せたいとは思わないです。これは私の顔の歴史なんですね。
よく眉間にしわ寄せるって言いますけども、いつもああーとかってやってる人は、本当にここに、腰症もできるし、シワの作り方もですね、例えば逃げ文字を噛みつぶすって言いますけど、こういうようにやるわけですね。これは右がメンタルストレス、左がフィジカルストレスなんですね。だからほとんどが場合がメンタルストレスなので、現代社会ではこういう顔してると、ここにこういうシワができるような顔になる。
なので、その眼相学でですね、どこにシワがあるかでその人がどういう感情なのかっていうのは実はわかるんですね。なので実は法令線があること自体は私はあんまり恥ずかしがったりとかすることはないと思うんですね。この人は常にニコニコしてる人なんだ。目尻にシワがある人っていうのは常に微笑んでる人なんだ。こういうのが東洋医学から来る考え方なんですね。ところがなんですよ。確かにそれでいいんですけども、一つ問題があるんですね。
これは顔面神経というのは先ほど言ったように、気度哀楽の時に使うものなんですが、三叉神経と言いますが、咀嚼筋、口を開けたりとか閉じたりとか噛んだりとか飲み込んだりとか、口の中を狭くしたりとかするというのは三叉神経の多くは科学史が使っているんです。そうです。この顎の動きが悪くなってきちんと咀嚼ができない人は大小行為で顔面神経を使うんですよ。
この三叉神経というのは運動と知覚と両方ある神経なんですが、特に多くは運動になっています。この三叉神経というのは、口を開けたりとか、モノマネ芸人さんはできるかもしれませんけども、怒る、笑う、喜怒哀楽ってできるわけですよ。
なので、ゆっくり動くんです。口を開ける筋肉というのは、いくつかあるんですけど、一番大きいのが外側翼突筋という筋肉で、顎のここから出て、顎の下顎心ってここから出て、目の下の頂頸骨の外側板というところに立っている筋肉で、この筋肉がギューッと縮まると、ギューッと顎の頭が動くんです。口が開く。閉じるのはここに口筋という、本当にベルト状の筋肉と側頭筋というすごく大きい筋肉があって、
これが縮むと口が閉じる。なので、普通はこの外側翼突筋を使って口を開け、カグドは口筋を使って閉じる。これは三叉神経を早く動かせるので、カチカチカ カチカチカチ,腸という病気ですよね。疾患になって顎がちゃんと動かない。三叉神経がきちんと使えないとなると、大小で顔面神経を使うんですよ。
よく使うのが、口角下性筋という筋肉ですね。口をこういう、はぐる筋肉ですね。これを使って、口を開けられる。本当は、耐えない。口が母がなるのに、顔がギリギリ引っかかる。これは、口を開けるのが非常に遅いです。顔へ浮かしたと。上げるのは、これは、上心虚筋というんですよ。
この鼻の横からなると、顔が上げる。この時に、口を閉じる時と一緒に、目も閉じちゃうんですよ。顔面神経というのは、笑ったり怒ったり、気取り、快楽、悲しんだり、顔全体でやるので、口を開けてくださいと言うと、目も開けながら頭も後ろに動かすような輝きが生きています。
閉じてくださいと言うと、目もつぶるんですよ。こういう人たちは、顔の喜怒哀楽の手話ができない、無表情な顔になっていくんですね。なので、実際に楽しいとか言っても、顔が楽しいという表現ができなくなってくる。当たり前なんですけど、楽しいと猫を小踊りするなんてありますけども、小踊りしながら悲しんでくれたとか、にがむしながらつぶしながら笑ってくれたとかってできないわけですよ。
本当にその語行というのは、心と感情と臓器の関係を表している。前も言いましたけど。神様の神と書いて、臓器にはみんなそれぞれ宿っている感情があると言いましたけども、この顔の筋肉にもその語行があるわけなんですね。なので、喜んでる時っていうのは火なんですよ。愛していると。お子さん愛してる時に、ネバーとかって笑う顔を作るじゃないですか。
これが火なんですね。なので、ほうれい線ができてるっていうのは、実は喜びっていう感情がうまく表現できてるっていうことでもあるんです。これが楽観説が悪くて、そういう笑いの表情ができなくなると、私はそんなことしてないのにみんなから嫌われてるとか、そういうことが起こり始めてしまうんですね。なので、きちんとやはり楽しい時は笑う、そういう顔ができる。その人の顔にできてるシワっていうのは、その人の人生の感情の歴史なんですね。
ですから、笑いシワっていうのができてること自体は、ですから、例えば僕もそうですけど、ここのシワは確かにあるけども、変なシワはあんまりないわけですよね。いつも怒ってる人ったら、縦にここにシワができてるとかね。それから、クラーってやってる人だと、ここのおとがいっていうところがあって、ここがいつも梅干しみたいになってるとか、いろんなシワの出方があるんです。ですから、まずですね、皆さんがやっぱり楽しく暮らして、誰にでも愛情を振りまくっていう、そういうことができることが大事で、それが顔に変なシワをつけないこと。
で、ほうれい線っていうのは、最後の最後に笑いでできるシワですから、実はシワの中では割といい方なんですよね。これがだから眉間にシワを寄せるんじゃないとかね、あと常に泣いてる人だと目の下のここがくぼんできたりとかね。そんなシワができたりするわけですね。ですから、ほうれい線は皆さんはあんまり気にしない方がいいです。どうしても気になる人っていうのは、病気化をしても悪くはないです。ただ、ここにコラーゲンとかヒアルロン酸を入れるっていうのがあるんですけども、
これは特にヒアルロン酸は時間とともにかなり早く吸収してしまいますから、また定期的にやらなきゃいけないかもしれない。他にもいろんな物質があるんですけども、僕はあんまり顔にいろんな物を入れない方がいいと思います。最後にいつも通り食事の話をすると、このシワっていうのは、もともと皮膚の下に血合組織、
そしてその下に筋肉っていうのがあるわけです。この皮膚は前言ったように植物性の油っていうもので、非常に悪くなるので痛みやすくなります。植物性の油をたくさん摂っていて、かつ、日光に当たるとアルデヒドができるので、そこでシミができたりとかシワができたりとかするんですね。私、ものすごく日焼け1年中してますけども、シミとかそばかすとかほとんどないです。全くないというレベルぐらいでないですけども、ですから日に浴びてること自体で劣化じゃないんですね。
やはりアルデヒドが体にできるような暮らしをしないというのが皮膚を悪くしないこと。次なんです。次はコラーゲンなんですね。このコラーゲンというものは皮膚と筋肉をつないでいるものなんですけど、そうするとコラーゲンを食べたほうがいいとか取ったほうがいいとかって言いますが、実はコラーゲンというものは取っても消化されちゃうので、直接コラーゲンを食べたからってコラーゲンができない。じゃあこれ原料は何かっていうと実はタンパク質なんですね。
あるいは脂質も原料となります。なのでちゃんと赤身だけ食べるとかじゃなくて、あとは、赤身と白身がちゃんと入っているようなお肉を食べることがとても大事です。お魚の脂だけだとちょっと足りないんですね。飽和脂肪酸というものは足りないんですね。なので日本人の農家のおばあさんとかも結構シワシワだったのが、食べ過ぎはよくないですけども、お肉も食べるようになっていくとシワが少なくなっている。我々現代人がなっているというのは、それはそれでいいことなんですね。なのでやっぱりバランスよく食べることね。
脂を全然取らないとかじゃなくて、時にはちゃんと飽和脂肪酸もちゃんと取る。ちなみに不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸が一番バランスよく取れているのは貝です。日本人は昔から貝をたくさん食べていましたけども、実はお肌のためには貝が良かったんだということになるわけです。今回はなぜお冷戦ができるのかというお話をさせていただきました。日本の病を治す。